新型コロナそのものにも、とんちんかんな政府の
対応にも腹立たしい気持ちはあるのですが・・・・
本紙を読まれている頃には桜も散っている頃でしょう。
それでもコロナが収束するまでは私たちもそれなりの覚悟と責任は必要なこと。
非常事態宣言の出てない今(4/5現在)、せめて夕方散歩のコースは桜を見つけながらのんびり歩いています。
例えば市役所と善通寺一高の間の道を、
例えば駅のホーム東のあの桜を。
そして、自衛隊から大門に続く広い歩道を歩くとき、私は空想に耽るのです。
来年、コロナが収束していれば、
桜を愛する人々が、銘々にテーブルを持ち込んで、
お気に入りのカップで飛び切りに美味しい珈琲を満面の笑顔で楽しむ姿を。
或いは、緋毛氈を広げて即席の市民茶会が繰り広げられる光景を。
空は軽やかに青く広がり、柔らかな陽ざしを煌めかせて静かに散り始める花びら。
歩道の脇からストリートミュージシャンの奏でるアコーデオンやギターのメロディーが流れ、
子どもたちの歌声が平和を実感させてくれます。
来年は春を取り戻しましょう。
お茶を楽しみたい人には善通寺には老舗のお茶屋牛行園が、
また珈琲を極めたいなら、自家焙煎の専門店ファルコンがあります。
今しばらくは家で気を落ち着かせるためのお茶・珈琲を選びながら、
次の春を元気に迎えましょう。
『さらば、コロナ』と言える日を。