先般のブログで、以下の10路線の廃止による赤字の軽減を考察した。
留萌線、札沼線非電化部分、根室線(滝川~落合)、夕張支線、日高本線、室蘭線(岩見沢・沼ノ端)、宗谷本線(名寄以北)、釧網線、花咲線、函館本線(小樽・長万部)
この中で、夕張支線、日高本線、留萌線(留萌以南)、札沼線非電化部分の廃止がほぼ決定したようだが、この4線の赤字額を合計しても20億円ほどに留まる。
しかし、この金額ではJR北の目論みには遠く届かない。
今後、自治体の強い抵抗が無く廃止が決められるのではと推測できるのは留萌線の留萌・深川間位だろうが、それを入れても30億円に満たない。
今後見込まれる年間180億円の赤字額に近い額を埋めるためには、残る5路線についても思い切った対策が必要となる。
「思い切った対策」すなわち、維持費用の自治体負担または上下分離ということになろう。
しかし、日高本線などを見る限り、沿線自治体が維持費用の支援を拠出したり、上下分離に賛同することは、財政的にも不可能だし初めから協議にも応じないだろう。
ということを考えると、残る路線も廃線への道を歩むことになるのではないかと危惧する。
先日、政府与党はエアポートの増便や石勝線の復旧には前向きな対応(財政拠出)を約束したが、逆にひねくれた見方をすると他の路線は北海道民に任せますよといっているようにも感じる。
結論としては、残念だが、この5年ほどのうちに北海道から相当な長さの線路が消えていくのは、ほぼ間違いないのではと考えてしまう。
本当に、北海道民は真剣に知恵を出す時に来ていることを自覚しなければならない。
我々は国力が低下して富の分配には消極的にならざるを得ない国に暮らすことを自覚し、期待してはならないことを自覚すべきなのだ。
それに、国民全体の意識が、すでにそのようになっているのだから北海道だけ特別扱いは求めてはいけない。
さらに言えば、北海道の交通手段が鉄道でなければならないか、他の交通機関でも良いのか、それぞれの地域で考えるときに来ているのも確かなのだ。
インバウドによる観光も永遠に続くとは思えない・・・・
留萌線、札沼線非電化部分、根室線(滝川~落合)、夕張支線、日高本線、室蘭線(岩見沢・沼ノ端)、宗谷本線(名寄以北)、釧網線、花咲線、函館本線(小樽・長万部)
この中で、夕張支線、日高本線、留萌線(留萌以南)、札沼線非電化部分の廃止がほぼ決定したようだが、この4線の赤字額を合計しても20億円ほどに留まる。
しかし、この金額ではJR北の目論みには遠く届かない。
今後、自治体の強い抵抗が無く廃止が決められるのではと推測できるのは留萌線の留萌・深川間位だろうが、それを入れても30億円に満たない。
今後見込まれる年間180億円の赤字額に近い額を埋めるためには、残る5路線についても思い切った対策が必要となる。
「思い切った対策」すなわち、維持費用の自治体負担または上下分離ということになろう。
しかし、日高本線などを見る限り、沿線自治体が維持費用の支援を拠出したり、上下分離に賛同することは、財政的にも不可能だし初めから協議にも応じないだろう。
ということを考えると、残る路線も廃線への道を歩むことになるのではないかと危惧する。
先日、政府与党はエアポートの増便や石勝線の復旧には前向きな対応(財政拠出)を約束したが、逆にひねくれた見方をすると他の路線は北海道民に任せますよといっているようにも感じる。
結論としては、残念だが、この5年ほどのうちに北海道から相当な長さの線路が消えていくのは、ほぼ間違いないのではと考えてしまう。
本当に、北海道民は真剣に知恵を出す時に来ていることを自覚しなければならない。
我々は国力が低下して富の分配には消極的にならざるを得ない国に暮らすことを自覚し、期待してはならないことを自覚すべきなのだ。
それに、国民全体の意識が、すでにそのようになっているのだから北海道だけ特別扱いは求めてはいけない。
さらに言えば、北海道の交通手段が鉄道でなければならないか、他の交通機関でも良いのか、それぞれの地域で考えるときに来ているのも確かなのだ。
インバウドによる観光も永遠に続くとは思えない・・・・