寒い日が続いている
コロナも道内連日200越え
これ以上増えませんように・・・。
多肉類を家に入れた
トトちゃんお花の所に行って・・・
我が家のモデルは使い物になりませぬ
寒い日が続いている
コロナも道内連日200越え
これ以上増えませんように・・・。
多肉類を家に入れた
トトちゃんお花の所に行って・・・
我が家のモデルは使い物になりませぬ
「ええ、見て」
あやは手紙を渡すと、再び視線を上げて遠くを見ながら言った。
「私の働いていた東京の店の店長、上司であると同時にデザインの先生」
高志は封筒の表裏もていねいに見てから言った。
「奇麗な字だ、それで・・・・」
「会ってくる」
あやは少こし考えてから、力をこめた声で言った。それから勢いよく歩き始めて続けた。
「まだ終わっていないから」
翌週を待たずに土曜の朝、あやは札幌に発った。
出発の朝、鉄五郎は落ち着かなかった。
「すぐに戻ってくるから」と言う彼女の言葉に無言で何度も頷いたが、笑顔はなかった。
高志はその顔に、初めて漁協の休憩所で一夜を明かした時の出会いを思い出した。
男二人は列車待ちの彼女を残して海に出た。
、
鉄五郎にとっては暫くぶりの出漁だった。
トンネルの駅に特急は停まらない。
各駅停車で湖と温泉のある観光の駅で乗り換えて、札幌に着いた時は午後も遅くなっていた。
冬ならばもうすっかり日は落ちているはずだが、今の時季、北の空はまだ明るい。
駅からバスで琴似の伯母の家までは20分だ。