アゼルバイジャンは、ナゴルノカラバフのアルメニア系住民を平等な市民として再統合したいと言っているが、アルメニアはうそだと非難しています。
ナゴルノカラバフでは、約30年、アルメニア系が実効支配してきました。当初はアルメニア系武装組織が強く、アゼルバイジャンはアルメニア系の実効支配を阻止できませんでした。
約30年の対立は、双方に強い不信を残しました。アゼルバイジャンに残って幸福に生活できると思う人はいず、ナゴルノカラバフのアルメニア系は全員アルメニアに移住するそうです。今回のアゼルバイジャンの攻撃は、確かに民族浄化の形になってしまいました。
多民族国家と言われるアメリカでも多民族仲良く生活しているとは言えません。頭では仲良く生活したいと思っても感情的には差別被差別の関係が多いと思います。
人類は多民族混合社会に慣れるのか、慣れないのか、予測は非常にむずかしいと思います。気が遠くなるような長い年月をへて、民族に地域性が出たからです。まだ数百年の人間主義知識で多民族が仲良く生活できる訳がありません。
国が民族性をつよく保持することは現実と思います。ナゴルノカラバフのアルメニア系を見ると、よく学問し、生産し、経済力があるようです。アルメニアで安定するのに苦労すると思いますが、持ち前の工夫努力でアルメニアで生き生きと生きてもらいたいと思います。
安易な対立戦争は、双方、不幸の原因になります。被差別民族は、対立戦争を避け、自分の生活改善をはかることがだいじと思います。
横浜には中華街があり、多くの中国系が中華料理店、中国商品を扱う商店・貿易会社などを経営しています。幕末から非常に長い歴史をもっており、概して日本民族とうまくやっています。裏社会に暴力団の影がちらついていたりしてこわい面もありますが、平和社会としていい方向にいくことを祈ります。現時点では防災上問題がある貧相な中華料理店がひしめいており、町として改善改革すべき点が多いと思います。
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