心の旅紀行

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新型コロナウイルス問題で国の対立を深めてはいけない

2020年03月17日 | 世界
感染拡大が続く国との国際交流を絶つのはあくまでもウイルス感染拡大防止のためであって感染拡大国を制裁するためではありません。韓国と日本が交流制限を制裁のように受け止めて対立しているのは滑稽です。両国外交未熟と思います。

今EUが苦悩していますが、感染拡大防止を行うため一時的に国境を利用すると考えるべきです。EUの考えが間違っている訳ではありません。イタリアで感染拡大がおこっていたにもかかわらず、EU内自由交流を重視してウイルスをEU中に拡散したとの反省がありますが、この経験知識を今後のEU政治に活かせばいいことです。伝染病が発生した場合、感染拡大防止のため国境を利用することを考えることは別に悪いことではありません。国境を利用しなくてすむ対策を見つけるまで国境を利用することはやむをえないことです。

ウイルス問題を感染拡大防止ではなく、権力者政治家が対立に利用し、国境を高めている国があるようですが、これは問題です。ウイルス問題がおさまったとき自分の権力を維持できるか、いい国になっているかはまったく疑問です。

今回のウイルス問題で世界および各国経済は大打撃を受けます。火力、原子力をふんだんに使い、世界規模で活動することによる経済は脆い面があることを私達は学びました。地球環境破壊による経済大幅縮小を待たず、ウイルス問題で経済大幅縮小がおこりつつあります。

世界主義には必然性がありますが、発展性、永続性なき世界主義は危険です。現在の問題、予測できる問題をまじめに考え、解決策を考えながら焦らず世界づくりをやるべきと思います。

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