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ザッケローニがいきなり日本代表監督に就任して早数ヶ月。ブログでも書いていたように、つい先月までユベントスの監督だった人がいきなり日本にやってきてビックリしたのが懐かしいです。来たら来たでアルゼンチンやパラグアイにホームとはいえ勝ってやんの。
ザックが来る1年くらい前から、学校内では岡田監督の次はどの監督がいいか?なんて話をよくしていました。その当時の岡田ジャパンは散々たるもので、学校で話をしても日本人以外なら誰でもいいわ、という考えが蔓延していました。
引退したばかりのマルディーニを連れてきて日本にカテナチオを教えるしかない、とか、ライカールト連れてきてトータルフットボール教えるやるしかない、とか。ヤケクソになってフィーゴとかネドベドに経験を積ませる為に日本に来て貰おうだとか。
イタリアは親日だから、今後引退するであろう現在のスター選手をヒデが上手い事話をつけて監督やコーチにあてるとか、夢のある話してました。テクニカルコーチにデルピエロやトッティいれろだの、ディフェンスコーチにマルディーニやカンナバーロいれろだの。
そしたらビックリ、本当にザッケローニが日本に来たじゃないかというワケであります。
オシム監督の時は、自分で空いたスペースに走り込んでとにかく動いて動いて攻撃するサッカーでした。なんかプレミアリーグ見ているみたいで凄く面白かったです。それまでの日本代表はずっとディフェンスラインでダラダラパス回ししていただけでしたからね…。
んで岡田監督になって、なんかスローになり以前のような強さや速さが無くなり…しかしW杯では苦肉の手段がビンゴ、いちやく名監督扱いです。いや実際凄かった。
そしてザッケローニ就任。ついに念願のイタリア人監督が来ました。イタリア人監督なので当然スタイルはイタリア風。私はセリエAが大好きなので現在の日本代表の試合を見ていると楽しくて楽しくて仕方がありません。森本いればいいのにね。
イタリア、セリエAの基本は守備。絶対に点数を取られない守備が第一であります。これは上位チームも下位チームも徹底しており、上位チームが他のリーグと違って簡単に勝ち点3を取ることが出来ません。それゆえ全てのチームが異常なまでの戦術力や分析力をもっていて、かの策士モウリーニョですら世界一厳しいリーグと言ったくらいです。
ザックも監督としてチームを優勝に導いた事がある立派な監督なのです。
日本代表の守備を見ているとイタリアのようなポジショニング、そしてゾーンディフェンス。攻撃もポジションチェンジを流動的に行ない、なおかつ守備の事も忘れないというまさにイタリアンスタイル。まぁ楽しい。セリエAで活躍している長友はイタリアのスタイルでオーバーラップしていくので本当に気持ちがいいのです。
GKコーチに最近引退したトルド連れてきてくれ!!!!!!!!!!!!!!
明日は勝ってね。韓国だぞ。
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