能登半島地震

2024-01-16 11:25:03 | 日記
 今度の能登地震は思ったよりも被害の大きさが日が経つにつれて判明してくる。特に地盤の隆起など地面のゆれによる被害が深刻なようでこれが東日本大震災と違う決定的要因のようだ。半島北部の日本海に面する漁港では地面隆起がいたるところで起こっていて漁業従事者の皆さんの思いは特別なものがあるようだ。これまであった波消しブロックは海岸の砂地にあってそれよりはるか彼方のほうに海の波が騒いでいる映像が特徴的だ。そしていままで海であった海岸道路の横では完全に陸化して大人の背丈の倍以上が隆起してしまっている。そばには漁船が岩礁に乗り上げ横倒しになっている。
 200年間に起こった象潟地震もきっとこのような姿だったなのではないか。太平洋側では西島が大きく成長しまた硫黄島でも陸地が盛り上がり島の面積が広くなっているという。日本海側では陸化現象で太平洋側では火山の噴火で新しく島が誕生と狭い日本列島を地球が応援しているようだ。被災地の皆さんにとっては厳しいこの災害だが日本全体にとってある意味で喜ばしい現象だ。GDPがドイツに抜かれて世界4位に落ちこむことがほぼ決定てきなよだ。ゼロ金利政策の堅持などはこれらを予想できたはずだが政府はまだ舵を切り替えられない。陸地は増えるが経済は落ち込む。どっちも増える方がいいのではないか。