今日の朝刊の地方版特に阪神版にちょっと聞き覚えのある人の訃報が載っていた。名前は小山乃里子さんでそれはラジオ関西で土曜の午後の番組でよく記憶にある方だった。昭和50年台の高度成長時代で会社や役所が週休2日を採用しだした頃でサラリーマンは土曜日となればゴルフにハイキングに、そしてまだ若かった元気ある新婚時代の人や子供が小学生で近くのスーパーダイエーに買い物へと明日を信じる人々で賑わった頃でラジオからは歌謡曲がよく流れていた時代だった。MBSはご存じ浜村淳さんの「ごめんやす、浜村淳です」でラジオ関西からは小山乃里子さんが出演されていた。浜村さんは今も現役だが、あの頃は美声の持ち美智子姉さんと一緒だった。
亡くなられた小山乃里子さんは82歳とある。死因は老衰とある。ちょっと待って欲しい。当方も82歳で今日もクルマを運転して川西市民病院へ行ってきた。死はいつ来るかはわからないが老衰とはちょっと間があるのではと思っているが、小山さんはこれまで頑張り過ぎたのではないだろうか。浜村淳さんはもうすぐ90歳をお迎えとのこと。内藤九段の持ち歌「おゆき」を放送する前に小山乃里子さんが相方(誰かは記憶にない)に「どこへでもお行き」としゃれていたひとことがいまでも脳裏にある。
あのラジオ番組の名称を思いだした。「テレテレ三度笠」だった。テレテレ三度笠で検索すると小山乃里子さんが出てくるから間違いなしだ。調べてみると神戸市の介護施設でお亡くなりになったとある。ちょっと意外だ。