京急電鉄の事故

　京急電鉄がトラックと衝突してトラックの運転士が死亡したが、電車の乗客には比較的被害はなかったようだ。普通踏切で障害物を検知すると走行中の電車側には非常ブレーキがかかるようになっているはずだが、今回は１２０キロ/hのまま突っ込んでいるようだ。安全対策は万全だったかどうか。会社側の説明が待たれる。この京急線だがこの種の事故は起こるべくして起きたのではないだろうか。立体交差の踏切が少ないし、住宅地の密集した狭い路線に高速の電車を走らせているのだからヒヤヒヤものでいつ事故が起きてもおかしくないような路線ではなかったかである。開かずの踏切も多く交通渋滞の多く発生する路線でもあった。首都圏の私鉄は人口集中とJRの完備された敷設システムの狭間でやや置いてきぼりをされているのではないか。
　インドが月着陸を目指した探査機が着陸前に交信を絶ったという。失敗だったようである。月の北極と南極には水が存在するといわれ、インドもこれの探査が主たるものといわれる。中国も月への着陸を果たしているが、まだその成果を耳にしていない。着陸そのものを狙ったのかどうかだが資源探査ならばそれなりの装備が必要だが中国の発表はそれがない。我が日本だが、はやぶさ２では小惑星リュウグウに着陸して内部の岩石を持ち帰るというはっきりとした目標がありその工程が着実に実施されその資料を積んで帰還の準備に入っている。月と小惑星リュウグウとは距離的に大きな開きがある。リュウグウと地球とは３億キロの距離で月はいわば庭先のようなところで中国もインドも宇宙開発はまだ始まったばかりといったところか。今日の夜のＮＨＫの番組で知ったことだがリュウグウが開けたクレーターは直径１０メートルの大きさだった。はやぶさ２に積み込まれた各種の機材の規模がこれで理解できる。舞い上がった岩石の資料を取り込む様子が映像でとらえらているこのプロジェクトは我が国の宇宙開発水準がかなりのところにあるとみてよい。ＮＡＳＡの科学者も日本の実力を認めているだろうか。はやぶさ２の無事の帰還が待ち遠しい。

秋近し

　昨日の雷雨は各地に被害をもたらしているようだ。雷で一番被害がでるのが電鉄会社で阪急京都線が一時不通となった。その他近鉄でも多少の被害が発生したようである。気味の悪い黒い雲がにわかに覆い尽くして稲妻が不気味な色で雲間を抜けドカンバシンと鳴るあの音には肝をつぶす。急に気温が下がる。それはいい。あとは真夏の気温から秋へと変わる。
　今日の朝刊の川柳に、お隣の話ばっかり雀たち　が入選作にあった。最近の午後の民放を指しての投稿であろう。私も同感だ。視聴率アップを狙っての番組構成だろうが、司会者とそれに応えるコメンテイターはある種の蔑みと嘲笑を交えた内容で終始している。それをこの川柳投稿者は”雀”というのである。私も最近は少々ばかばかしくなってその種の番組を見なくなった。レベルの違う国の話題をして喜んでいる方がそのレベルを問われよう。それが民放か。ＮＨＫが喜んでいよう。
　先を読むシリーズの経済評論家の長谷川慶太郎さんがお亡くなりになった。９１歳。書棚に５～６冊があろうか。氏の主張はもっぱら物価下落のデフレの世の中になるというものだったように記憶している。つい先日堺屋太一氏の訃報があり長谷川氏の訃報と一時代を築いた著名は経済評論家がお亡くなりになり時代の変化を感じる。私の書棚にはほかにも邱永漢氏のものもある。商社の金庫番として勤務していたからかどうか、そんな関係の書物がいっぱいである。
　東京の京急本線の踏切でトラックと電車が衝突してトラックの６７歳の運転手が死亡した。事故のあった踏切付近は狭い道路でトラックの運転手は踏切を抜けるために運転操作に苦心していたようだ。踏切の真ん中で立ち往生してしまい列車と衝突した。事故危険性が現実のものとなった。この京急本線は東京と横浜を結ぶ鉄道でありながら立体交差が遅れている鉄道である。立体交差しようにも線路脇はびっしりと住宅が立ち並び工事に立ち上がれない状態だった。交差する国道ほか多くの主要道路がかなりあって事故の確率の高い路線である。開かずの踏切も多い。
　私鉄の雄阪急電鉄だが、現在京都線では高架工事が複数個所で行われている。宝塚線などは高架工事が完了して平面交差個所は数える数までになっている。神戸線も同様だ。事故のあった京急本線の高架化はどれほど進んでいるのか。対策を早く立ち上げねば今後もこの種の事故は起こるに違いない。

雷、大暴れ

　午後２時３０分頃から鳴り出した雷鳴にひとまずパソコンの電源を落とした。不気味な黒い雲が我が家の真上にやってきてなかなか動こうとしない。やがて雷の音が次第に大きくなり約１時間にわたって暴れまわった。大粒の雨も落ちてきて早くこの頭上の黒い雲が去るのを祈ったが鳴るだけ鳴って４時過ぎに晴れ間が戻った。今夏はほとんど雷雨の日は無かったようで今日のように真夏のような気温上昇でそれだけ今夏が冷夏だったのではないだろうか。もっともあの甲子園の試合中の２週間はかなりの酷暑のものだった。

大阪市立高校、府に移管

　大阪市立高校の２１校が２０２２年４月に府に移管することが基本合意された。都構想が実現される見通しがありその先行協議としてのものである。大阪府立大学と大阪市立大学も合体が進んでおり、新たに森ノ宮の広大なＪＲ操車場跡地に建設される予定だ。
　今日の新聞には元大阪維新の会代表で大阪市長だった橋下徹氏のインタビューが出ている。４年前の住民投票で僅差で都構想が否決されたが、例え僅差での都構想賛成票があった場合でも都構想は先送りしようとの松井一郎府知事（当時）との取り決めがあったそうである。このような内幕をマスコミに明かすのは今度の大阪ダブル選挙での大勝で来年秋～冬に行われる住民投票に一定の勝算が見込める余裕とも言えそうでその結果は僅差でも今回は都構想を進めるべきとの立場を示した。法定協議会も順調に行われている。今年３月までのあの協議会とは全く違う真剣な話し合いが続けられているようで都構想はほぼ間違いなく実現するだろう。

９月を迎えて

　ここしばらくご無沙汰である。同期会を８月下旬に２件迎えてその上１７年間お世話になった愛車をどうするかを悩みブログ投稿ができなかった。９月の車検で満１７年を迎え且つ自身の高齢者の運転免許証をどうするかなどなど考えながら少し悩みいらいらの毎日だった。車を手放すのはまだ少し早いのも事実だし車のない生活はやや不便である。もういいかとの感覚でいつもの販売会社の営業マンとは話を続けていて中古の軽自動車をと思っていた。がその担当営業マンは新車の軽自動車を乗り付けてきて「これ、お買い得のものです。是非ご一考を」と試乗させてくれた。この７月頃の話である。車検が９月だからまだ時間があるとは思っていた。７月下旬には納車が可能だと言ってくれいたが、指定番号の登録など延び延びになり８月下旬になるとのことだった。８月は天候が不順で同期会のこともあり気ぜわしいひと月だった。
　保険会社にもその旨通知を完了し今日も試運転で買い物にでかけた。まずまずの走りである。納得できそうだ。これまでの車はガソリンメーターとのにらめっこだったが今度はどうだろうか。乗り換えてよかったといってくれる車であって欲しい。
　今日９月２日は東京湾に浮かぶ米戦艦ミズーリーの上で降伏文書に調印した日である。この日をもって正式に日本軍が連合国に敗戦を認め第二次世界大戦が終了した日だ。調印は滞りなく終わったが米軍は万一に備えて爆弾を積んだ航空機の大編隊を東京湾上空に飛来させている。北方領土での発言で日本維新の会をクビになった丸山議員さんは今度は竹島でも似たようなことを言い出しているようだ。前回はお酒が入ってのことだったが今回はしらふの上でのことらしい。あの行動は酒癖の悪さだとのことで許されたが今度はどうも本人の本心からのようでこれは少し困った国会議員でこれからどうなるのか。