宝田明さん

2022-03-20 09:22:36 | 日記
 宝田明さんの訃報を知った。87歳。そうか彼ももうそんな年だったかである。先般元東京都知事の石原慎太郎さんの訃報など我々の世代の脳裏にある有名人が次々に亡くなって行く。死とは他人事と思っていたがそれがもう目にお前に迫ってくる感じである。1週間前、同期で入社した仲間が亡くなった。84歳だった。80代はまさに人生最後の期間で恐らく多くの人が死に至るであろう。90歳まではほんの少数が生き残るもものであってほとんどが80歳代だろうか。
 すったもんだといったとて 嫌いは嫌い好きは好き 好いて好かれた二人なら 一緒になろうよ 短いいのち のこの曲は宝田さんが熱唱した「美貌の都」で私もカラオケの持ち歌にしている。地方の若者が憧れの都会に引き寄せられそこで人生の伴侶を見つけたのもこの歌が大きく影響しているように思えてならない。

米国の利上げ

2022-03-17 19:48:01 | 日記
 米国FRBは0.25%の利上げを決定した。ゼロ金利からの脱却である。日本でもそろそろ同じような利上げが近い将来ありそうである。今年の春闘は多くの企業で組合にたいして満額回答を提示して給料引き上げということでこれは近い将来に金利引き上げと無縁ではないということだ。物価も値上げが目白押しで長い長い物価の変動のない期間もこれで終わりを迎えたような気配である。
 金利が上がると銀行の窓口は多くのお年寄りで混雑が予想される。順番待ちの番号札をもってお客の元気な声が聞こえてくるようなそんな景色が目に浮かぶ。金利収入があると人はなにかを買おうとする。GDPの押し上げに繋がる。それがまた景気押し上げになり所謂景気の好循環を生む。半面、所得格差が大きくなって社会のひずみを生じることになる。もう銀行はゼロ金利政策でたっぷり一般庶民が得たであろう所得を取り込んでもうかっての国からの公的資金の支援を受けることのない体力を持ったはずだから利上げをしても差しつかえないだろう。

プーチンさん、世界の物笑いに・・・

2022-03-15 14:46:09 | 日記
 ロシアのプーチンさんが中国に軍事物資の応援を依頼しているとかのニュースが飛び込んできてあれれ?そんなにウクライナ攻略に手間暇がかかっているのかと驚いたのは私ひとりではあるまい。日頃ロシアは軍事大国だ、核を持つ核大国だと世界に言いふらしているお方がお隣の小国ウクライナに攻め込んでの話である。断片的な映像だけでの即断は禁物だが戦車が無防備な街に入り込み戦車砲で一般の住宅に向けて破壊を繰り返しているようである。第二次世界大戦末期でのベルリン市街戦と同じ光景を見ているようでそうか、やっぱりロシアは戦争の仕方もモデルチェンジしていないのかと思うのである。
  米陸軍は今対戦車ミサイルFGM-148ジャベリンと地対空ミサイルステインガーが実用段階に入り94%の命中率で重宝がられている。ジャベリンは打ちっぱなしであとは自動的に目標に向かって飛行して命中する。昔、バズーカ砲という対戦車砲があった。これは戦車のキャタピラを破壊して無力化するものだったが、兵士が戦車の前面にでて発射しなければならない危険を伴うものでしかも命中率も高くなかった。ジャベリンは飛距離が500メートルもあり兵士が肩に担いで目標の方向に発射すればよいのでリスクは高くない。仮にウクライナに大量のジャベリンが投入されれば戦車対歩兵戦で戦車隊が全滅する戦が展開されようか。ロシアが中国に支援を申し込んでいる理由もひょっとしてこれなのかもしれない。

あれから11年

2022-03-12 09:48:27 | 日記
 東日本大震災から11年を迎えた。あの日何してたの記事が散見される。そうあの日はパソコンで何かを見何かを作成していた記憶がある。午後だった。旧友から今東北で大変なことが起こっているよと電話があり慌ててテレビを点けると航空機からの映像が飛び込んできて東北各地の沿岸が水浸しになっている姿を捉えていた。テレビ解説者は地盤沈下が激しいようだとのことを言っていたような記憶があるが、これは津波によるものだった。以後はテレビよりもYouTubeの映像による地震被害と津波の襲来の模様の詳細な映像で当時の様子を知ることになる。
 過去にない史上最大の津波の様子もさることながら今回の東日本大震災の津波による東電福島第一原発の爆発で国民は原発がどんなものか原子力発電がどういうものかを知ることになった。自民党の政治家の原発賛成だった元総理の小泉さんさえ急遽反対に回ったほどで原子力は安全で将来のエネルギーと国民に吹聴してきた原子力の総元締めはここでそのウソがバレバレになった。
  その11年後、ロシアが隣国ウクライナに侵攻して全世界を敵に回した。ヒトラーの再現である。ヒトラーのような独裁者はもう再び出ないだろうと思いが間違っていた。プーチンはひとり壇上で多くの側近を遠ざけて話している姿が報道されているが北朝鮮の金正恩と同じような姿である。裸の王様のようで聞く耳を待たない姿がある。米国の兵器が密かにウクライナに持ち込まれているようで格好の兵器実験場になるものと思われる。

キエフに向かって攻撃激化か

2022-03-10 10:32:52 | 日記
 ロシア軍のキエフ攻略が本格化しそうな気配である。ウクライナがどう持ちこたえるかが全世界の注目の的で西側諸国も軍事的に応援すればそれこそ全面戦争に陥るとのことでこれを逡巡している。とくに米軍の専門家はロシア軍の戦法をじっと観察しているはずでどうウクライナを降伏させるのかを見ているのであろう。
 私は全くの素人である。が米軍のこれまでの戦争を垣間見ているのでそれとの比較を思うのである。まずはベトナム戦争である。これは地上戦はジャングルでは戦車戦法が不向きでヘリによる歩兵送りと局地攻撃だったようで、北ベトナムへはB52戦略爆撃機での爆撃乃至補給路の遮断だった。もちろん局地攻撃には航空機によるナパーム弾による攻撃だった。爆撃は熾烈を極め第二次世界大戦で使われた爆弾の量以上が狭いベトナムに落とされた。次はイラク戦争である。ベトナム戦争で多くの飛行士が撃墜されて死亡乃至捕虜になった経験から遠隔操縦による敵地攻撃へと変化する。つまり巡航ミサイルの登場でサダム・フセインの王宮そのものへの攻撃である。攻撃は専ら夜間に行われた。これは第二次世界大戦と同じやり方で相手国に心理的にダメージを与えるものだ。もちろん砂漠には大量の戦車部隊によって首都バクダットを目指した。精密誘導弾による戦車部隊の破壊は効を奏しイラク部隊の戦車はことごとく破壊された。
 さて、今回のロシアのウクライナ攻略戦法である。どうも戦車による地上戦を重きにおいているようだ。陸続きであることもあろうが短期決着を目指すならばミサイルや航空機による首都攻撃の方がよいのではと思うがどうもそれが今の処ないようだ。戦闘機の姿もあるがちらほらで大量攻撃ではない。ミサイルらしきものがあるが昔のバズーカ砲と似たようなものだ。即断はできないがロシアは第二次世界大戦そのままの姿ではと思ってしまう。ベルリン攻略は戦車がどっと攻めこんだがあの姿そのままではないか。モデルチェンジをしないお国柄と世界に見せつけてはいないか。プーチンは自国の戦力の程度を世界中に明かしてしまった間違いを犯したのではと思う。1957年世界初の人工衛星を打ち上げたソユーズロケットを今でもISSへ人員を送る手段として使っているのである。