とんだり はねたり

kinoppyの一日

さよなら愛媛

2018-05-19 | 故郷
Hi!みんな元気?久しぶりダネ。そろそろ故郷探訪も終盤だ。今年のゴールデンウイークは天候は荒れ模様だったけど、南予にいた1日だけがピカ一晴れてた。たった1日しかいられない故郷、目いっぱい楽しもうと、お友達の協力を得て、苔むしろ、九島と周った。その間宇和島市内の天赦園を訪れた。懐かしいポピュラーなデートコース(笑)。あのしっとりした庭園の思い出を、とやって来た天赦園だったけど、あまりの変わりようにがっかりした。昔はなかった広い芝生が庭園を明るく、広く見せているが、昔の庭園の陰影がほぼなくなってしまった。聞くところによると、昔ホテルがあった所が新しくレストランに買収?されたらしい・・・。

この日は暑くて、お茶をいただく気にもなれなかった。



城山の樹木を伐採して遠くからも良く見えるようになった宇和島城。天赦園は1627年2代藩主宗利が埋め立て造成した浜御殿の1部で、1866年7代藩主宗紀が築庭し、隠居した。鬼ヶ城連峰を借景とした池泉回遊式庭園。面積16303㎡。(宇和島市HP)お殿様はここで、城を眺めながら何を考えたのだろうね。



茶会は多分このあたりで。



この日は演奏会も行われていた。



なんという花かな?きれいに咲いてた。



有名な太鼓橋式の藤棚にかかる白藤。残念ながら時期外れ。





伊達家紋の竹に雀に代表されるように、竹が多い。何種類もの竹を見た。竹と広い芝生は似合わないと思うよ、kinoppyは。





夕方愛媛の最南端?愛南町へ行った。家族の一人がここに住んでるから。本当は青い美しい海を見せたかったらしいんだけど、愛南町に着いたのは夕方6時頃?海もだんだん時化てきて、残念ながら景色はいまいちだったが、とても素敵な所。夏来たら最高だろうなと思われる木目の美しいペンションのようなお家だった。



向こうの方に見えるのは真珠の養殖かな? 
美味しいお魚を沢山食べて、大満足。大きな木のベッドに包まれるようにぐっすり眠った。



翌朝も、今一のお天気。新鮮市場と言う所でおみかんを購入、するつもりがプレゼントされて、申し訳ないやら、うれしいやら。周りの景色。美しい里山って、人が住んで手入れをしているという証拠なんだよね。



この後、山をぐるっと廻って由良半島という所に行った。日光のようにグルグル坂を上るので、kinoppyは眠くなった。着いたところがこんな景色。途中素晴らしい絶壁や海岸が見えたんだけど、生憎の天候でここだけゆっくり撮ることができたよ。天気が良ければもっともっと美しいんだろうな。残念。沖縄の時もそうだった。





翌日松山から飛行機に乗るため、お家のすぐ近くのバス停から松山行の特急バスに乗った。高速から見る車窓。



2時間位だったかな?松山市駅に着いたよ。松山は市駅が街の中心にあって、便利。



JR松山駅は以前の国立駅に似ている。可愛い。四国の駅はどこも新しくなって近代的なのに、ここだけ、昔風。でも風情があって良いと思う。変わらないでね。



松山市駅から空港までは15分位で到着。近い!らくちんだね。早く着きすぎたので、お土産を買いにブラブラ。みかんジューズの面白い展示があったよ。水道の蛇口を画面に入れるのが大変だったの。ビニールの水の通り道が作ってあって、本当に流れていたよ。ビックリ!!



楽しかったゴールデンウィークの旅もこれでおしまい。みんな、またすぐ会おうね!

九島大橋と赤いバラ

2018-05-13 | 故郷
Hi!みんな元気?ゴールデンウィークも過ぎ去って初めての日曜日。kinoppyはまだ片づけをしつつ思い出に耽るという有様。写真の整理をしていると尚更、故郷での楽しい毎日が思い出される。

今日は九島大橋とバラ園を紹介するよ。九島大橋は九島住民の皆さん悲願50年の橋、2016年4月3日に開通した468mの橋。こんなに近かったのにフェリーでしか行けなかったんだよね。この橋ができたおかげで、九島に救急車が行けるようになった。良かった。良かった。kinoppyは高校時代の同級生二人が九島の出身で在学中1度だけ遊びに行ったことがある。二人は共に水泳部で超美人だった。九島は美人の産地かもしれない。

これは九島側から撮った車窓。奥の方に見える山が鬼ヶ城連山かな?



近くにバス停があるのも知らず、皆さんと一緒に終点の本九島という所まで行ってしまった。途中で犬の散歩をしている女性に尋ねたら「この道をまっすぐいくと大橋に着くけど、歩くと20分はかかるよ。」と言われた。ヤレヤレ、でも20分歩いて着くなら歩こう、と歩き始めたがなかなか着かない。そこでまた自転車の女性に尋ねた。「あらまあ気の毒に。」というその女性とkinoppyの話を聞いた後方にいた叔父さんが、「連れてってやるよ。」って車で送ってくれた。シエ~、天の助けだ。車だとほんの5分くらいの距離。「展望台から見るならここ、バラ園に行くならそこ、どっちにする?」と聞かれほぼ目の前にあるバラ園の花らしき赤がチラチラするのをキャッチしたkinoppyは即「バラ園」と答えていた。おじさんはkinoppyを降ろすと事も無げにそそくさと行ってしまった。九島の人って人懐っこくてとても親切。

入場料100円を払って中にはいると「初めて?、じゃあ、展望台に上がって全体を見てから、降りてきて」と言われた。展望台があるのか、とワクワクしながら行くと、そこはブリキの台を組み立てたような、即製の展望台だった。降りる時ちょっと怖いかな?と思わせるほどの・・・。でも、上ってみるとそれは勧められるはずと納得の景色が広がっていた。






落ちないように気を付けて、下へ降りた。入口のバラ



バラ園を囲むようにバラの垣根が作られていた。



このバラ園の特徴は、面積が狭く、バラの種類はさほど多くはないが、バラと季節の花々が上手く調和してバランス良く配置されていること。彩色とデザインが素晴らしい。花の特徴を良く知って可愛がっている人が作ったお花畑だということが良くわかる。お花畑という言葉がぴったり。そんな可愛らしさがにじみ出ているバラの園。

普通バラ園にはないブルーの配色が効いている。



真ん中あたりのパラソル



山の上に道路が見える。頂上までのぼれるのかなあ?時間があったら登りたい。今度ね。



多分この方がご主人で丹精込めて作られたお庭。後方は九島大橋なので上の写真とは向きが逆になる。九島は漁村なので大漁旗がはためいている。



何度見てもステキなお庭











じゃ、そろそろバラの接写と行きますか、kinoppyのお気に入り画像はこれ。意外にもこういった儚い色や雰囲気が好き



ピンク続きで





そして赤、バラはやっぱり情熱の赤よね。






この画像もお気に入り。ベールを被って、ひっそりと神秘的だから。



帰りのバス停を聞いたら、バラを見に来ていたおばさんが、「宇和島から来たバスが帰る時、ここを通るから待ってて。わざわざ、次のバス停まで行く必要はないの。手を振って合図すればバスは止まるから。そういう約束でバスを通したのよ。私達も島内ならどこからでも乗れるのよ」と教えてくれた。素晴らしい!!

バスがなかなか来ないので、おばさんとおしゃべりをした。残念ながら同級生のことは「年代が違うからわからん」と言われたが。おばさんは親切にも私が道の反対側に立つといけないと心配して、バスが通る側に案内してくれた。そして待合のようなガレージ風の建物にあるたこ焼き屋さんに連れてってくれたの。そしたらおじさんがその話を聞きわざわざゆずのジューズに氷を入れてだしてくれたんよ、ビックリ!!超美味しかった。九島はやっぱり大橋が開通して島内全体で観光に力を入れてるんだよね。こうでなくっちゃ、町は発展しないよね。宇和島旧市内も頑張れ!!ホント優しくて親切な島民の皆さんに感謝、感謝。

最後はバスの中からお別れの画像、宇和島湾の海。



みんな最後まで見てくれてどうも有難う。またすぐ会おうね

カフェ苔むしろ 

2018-05-10 | 故郷
Hi!みんな元気?久しぶりだね。ゴールデンウィークも半ばから雨続き、今朝も雨だ。kinoppyはゴールデンウィークに故郷へ帰った。久しぶりに会う両親、妹弟、友達、みんな懐かしくて楽しい思い出になった。7人の中学時代の同級生も集まってくれた。なが~いこと会っていないのに、ずっと友達でいてくれる貴重な仲間。何十年の空白を全く感じさせない。kinoppyには夢みたいな数時間だった。故郷って良いネ!中学3年の夏に転校してきて、たった半年ほどしか付き合っていないのに、とても仲良しだった友達がいた。前から行きたいと思っていた「苔むしろ」のことを話したら、即「連れてってあげる。」って、有難いお言葉。友達って良いネ!翌朝迎えに来てくれた車で西予市信里へ。西予市は2004年に東宇和郡4町と西宇和郡1町が合併してできた新しい市。広い宇和盆地を中心にまだまだ発展しそうな勢いを見せている。一時期「開明学校」で宇和町卯の町が全国的に有名になった。kinoppyのブログでは以前卯の町の「卯のホタル」という行事を紹介したことがある。覚えているかな?

車で40分位?国道56号線を真っ直ぐ、「水上ゴルフ」の看板を目印に横道に入り、途中で良くわからない店主お手製?の小さな苔むしろの看板を見つけ、なんとか到着。kinoppyの大好きな里山の丘の上?電線が邪魔をしている。ゴメン。



入口に着いた。ワクワク。



敷石を踏んでルンルン行くとカフェとテラスが見えてくる。



左に見えるお水、すでに立派な苔むしろ



鬱蒼と茂る木々の下、整備された苔のお庭、敷石を踏み外すと「苔を踏むな」と店主の注意書き。



カフェ入口の看板?文句が面白い。店主のお人柄が感じられるね。



お部屋の中はこんな感じ。窓が額縁みたいでステキでしょ?



折角お天気が良いので外でカフェした。



テーブルの上の逸品



ケーキはいまいちだね。



近付いて良くみると色々な装飾と苔・・・。奥にはテーブルがいくつかあってここでも一休みできるよ。










元杉の植林地を利用して作られた苔庭、近隣の皆さんの憩いの場になっているようだ。




今を盛りとばかりに花開く野アザミと蝶。さよなら、また来るよ!




みんな最後まで見てくれてどうも有難う。この次は故郷の海とバラ園を紹介するよ。またすぐ会おうネ