映画 ご(誤)鑑賞日記

映画は楽し♪ 何をどう見ようと見る人の自由だ! 愛あるご鑑賞日記です。

愛する映画の舞台を巡る旅Ⅰ ~こぼれ話~

2017-11-11 | 旅行記(海外)
**スウェーデン人のイイ男とバーバパパ**
 


◆その①:飛行機で出会った超イケメンおじさん

 今回の旅は、フリーツアー(移動関係(飛行機&列車)と宿の手配は全部代理店がしてくださり、旅先での行動は全てご自分でどーぞ、っていうやつ)だったので、航空会社は最初から決まっていました。初の搭乗体験となるエミレーツ航空

 評判は悪くないのは知っていたけれども、必ず“ドバイ乗り換え”ってのがちょっとメンドイなぁ、、、と思ってしまったんだけど、まあ、ここはお安いツアーなんだからしゃーない、ということで、行きは、成田~ドバイ~コペンハーゲンのルートでありました。

 成田発22:00ちょうどのドバイ行きに乗り、約10時間のフライトでドバイに着き、そこでなんと、5時間も待たされることに。もちろん、ドバイ観光をする気力などなく、空港内でダラダラ待って、ようやくコペンハーゲン行きに乗りました。あー、やれやれ。また真ん中の座席かぁ。一緒の友人はまた窓側。そして通路側はまた男性。ドバイまでと全く同じ、、、。

 でも、この男性、私たちが搭乗するまで席に座らずにずっと立ってスタンバってくれていたのです。なので、“Thank you~!”と言って、言葉を交わしたはずなのに、顔はちゃんと見ていなかった。背が高い白人男性、くらいの認識やった、、、。

 さて、飛行機も離陸してコペンまで約6時間……。ドバイまでのフライトで、『湯を沸かすほどの熱い愛』を細切れで見ていたんだけど、最後まで見られなかったから、コペンハーゲンまでには最後まで見ようと、続きを視聴。その間、隣の白人男性はご自分のタブレットで映画かドラマを見ていて、時々肩をふるわせ声を殺して笑ったり、毛布を頭からすっぽり被って寝ていたり、、、。

 その後、機内食やらなんやらで、離陸から2時間ほどが過ぎたころで、窓側の友人が備え付けのゲームをやり始めました。シャンハイだっけ? 同じ麻雀パイを崩していくアレ。で、2人で画面見ながら同じ麻雀パイ探して遊んでいたところ、隣席の白人男性が声を掛けてきました

 “Excuse me……”

 「へ?」と思って振り向くと、そこには、超イケメンなお顔が!! しかも笑顔。……え゛、この人、こんなカッコ良かったの? 何で私もっと早く気付かなかったんだ~、バカバカ!! などと思う間もなく、彼は英語で(ここから先は日本語で書きます)「この飛行機コペンハーゲンに行くけど、あなたたちは、コペンハーゲンからどこか他の所にも行くの?」と聞いてきました。

 以下、彼と私の会話(彼は流ちょうな英語、私は単語をつなぎ合わせた英語もどき)。ちなみに友人は自称“英語ダメ”な人。

「コペンの次はベルリン、その次はワルシャワ!」
「へー。その後は日本に帰るの? 東京?」
「そうそう、東京。アタシたち、同じ職場なの」
「へーー。何の会社?」
「えっと、、、(出版社=publisherが咄嗟に出てこない)○○の専門書を作っている会社!」
「へ~(一応通じているっぽかった)
「私は編集者で、彼女は……(経理=accountingをそもそも知らなかったので、に「経理って何て言うの?」と聞く)
(一瞬考えた後、お金を数えるゼスチャー付きで)money counter!!」
「Oh!(破顔一笑)money counter! That's important!!」
「Yes! very important!!!(爆笑)
「……でも、何でその3カ所に行くわけ?」
「彼女(友人)がコペンに行きたくて、私はワルシャワに行きたくて、最初は飛行機で移動しようと思ったけど、電車で移動することにして、そしたらドイツで寄り道したくなって、ベルリンにも行くことにしたのだ」
「Hmm…、何でワルシャワなの?」
「ああ、それはですね、前に『戦場のピアニスト』っていう映画、……あ、知ってる?「もちろん」あの映画を見て以来、もうワルシャワに行くことで頭が一杯だったのよ」
「なるほどね、でも、旧東側の街ばっかだね」
「……そう言われてみればそうですね。が横から「彼はどこの国の方なの?」と小声で聞いてくる)あなたはデンマーク人?」
「スウェーデン人だよ。スウェーデンの空港からより、コペンからの方が家が近い」
「どうやって帰るの? 電車?」
「フェリーとバスだよ」
「へぇ~。日本に来たことはある?」
「あるよ。○○大学(関西の難関国立大)の大学院に92年から1年間留学してた」
「え、ホント? 専攻は何?」
「#$&?#\$、、、(何とかケミカルと言っていた気がする。理系のお方)
「今もそのお仕事を?」
「そう。だから、アジアにはよく行くんだよ。今日も台北からの帰り」
「台北? それはさぞや暑かったでしょ(7月上旬だったので)
「そらもう、、、」

~~まだまだ続く……。

、、、てな他愛のない話を、延々1時間弱はしていたでしょうか。日本にもよくいらしているらしく、今年も、長野で冬にスキーをしたって言っていました。その他にも色々話したんだけど、あんまり書くと個人情報になっちゃうので、、、、。

 でもでも、私は会話の内容もそこそこに、彼の美しい顔に見惚れておりました。だって、私の愛するマイケル・ヴァルタンがちょっと老けた感じの、超超イケメンだったんだもの。笑顔ももの凄くステキ。長身で、お腹もゼンゼン出ていなくてスタイルもgoo! もちろん、左手薬指には指輪がキラリ。ルックスと留学時期から見て、恐らく私とほぼ同年代と思われました。

 その後も、間欠的におしゃべりして、コペン到着後は、「良い旅を!」「気をつけてね!」と握手を交わしてオサラバとなりました。

 旅行中はこのイケメンおじさんのことほとんど忘れてたんだけど、日本に帰ってきてから思ったんですよねぇ。よく日本(しかも仕事では東京がほとんど)に来ているのなら、東京来たとき連絡してちょ、と連絡先の一つも渡しておけばよかったなー、なんてね。あんなイケメン、そうそう拝めるもんじゃないし、たまには目の保養もしたいじゃないの、おばさんだって。つーか、おじさんであの爽やかさを維持している欧米系の外国人って、俳優とかでもあんまし思い付かない、、、。ああ、写真を載せられないのが残念だわぁ~。

 ちなみに友人(私と同年代)は、飛行機に乗ったときから、彼がイケメンであることをちゃんとチェックしていたのでした。彼女がトイレから戻ってきて会釈を交わしたときの笑顔がサイコーで、「目がハートになっちゃった」だってさ。早く教えなさいよ~~、ったく。


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◆その②:明け方の2丁目のオ○マになったバーバパパ

 ベルリン編その③にも書いたように、ベルリンのデパート Ka De We で、バーバパパの可愛いバナナシロップを買いました。


かわいい~! このときは黄色いバーバパパ


 売り場には、他にも、ピンクや赤やブルーのシロップ(多分、イチゴとかソーダ味とかだったと思う)があり、色とりどりのバーバパパが並んでいて、それはそれは可愛かったんですが、私はこのバナナシロップにしました。

 アテンドしてくださったB子さんが「(旅の間に)飲んで空にして持って帰ればいいんじゃないですか?」と提案してくれて、それもそーだなと思い、早速ホテルに戻ってから飲んでみました。シロップ:水=1:3くらいでも結構甘かった!! けど、美味しかったです。

 とは言っても、これを買った翌日がワルシャワへの移動日だったので、さすがにその日のうちに全部飲みきることはできず、ワルシャワまでは電車だし、飲みさしのバーバパパを、たまたま持っていたジップロックに入れて(フタの閉まりが甘いので漏れると想像し)、厳重に密閉しました。

 で、ワルシャワに着いてホテルで見たら、案の定、漏れていたのですが、ジップロックがガードしてくれていたので他の荷物へは全く影響していませんでした。安心して、バーバパパを洗って、残りを友人と飲みました。そして、帰国前日の晩、空き瓶をきれいに洗って拭きながらよく見ると、、、

 なんか、バーバパパの目がヘン!!!


ま、まつげが……!!


 まつげが白目に入ってる!!

 ということに気付き、唖然となりながらも、爆笑。恐らく、ものすごく甘いシロップがジップロックの中に充満し、その糖分でまつげがズレたんじゃないか、と。あんまり可笑しかったので、帰ってきてからB子さんに画像付きでメールしたところ、こんな返信が。

 「バーバパパが付けまつ毛の取れた、 明け方の2丁目のオ○マみたいになってるじゃないですか!」

 今回の旅で、一番笑ったのはこの出来事だったような気がします。バーバパパのまつげがズレるなんて、誰が想像しましょうか。

 まつげがズレても可愛いバーバパパは、今、部屋に鎮座しております。


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 以上で、旅行記は完結です。お読みいただきありがとうございました。
コメント (2)
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