③につづき
とりあえず汗も引いたところで、バスに乗り、お次の大坂トンネル展望台へ。
大坂トンネル展望台からの眺め。左の島は八丈小島、右は八丈富士(ふもとに見える直線状の丘が滑走路)
良いお天気で、視界良好で良かったです。②の陣屋敷の石垣に積まれいていた石は、こちらの海岸からこの展望台のある山を越えて運んだというのだから、考えられん、、、。写真撮り忘れましたが、この展望台の反対側の山側にはけもの道のような道があって、そこがかつて流人が石を運んだ道だったとか。それで握り飯1個って、あんまりだろ、、、。
10分くらい眺めを堪能した後、本来の予定ならばお土産屋さんで買い物タイムだったのだが、明日訪れる予定の八丈富士にある「ふれあい牧場」に行くことに。
というのも、明日は八丈富士は霧に覆われる予報が出ているとかで、今日のうちに行ってしまいましょう、ということでした。
八丈牛、、、という品種はないそうで(こちらから出荷され、出荷先のブランド名がつくということ)
こちらの牧場では完全放牧で、嵐が来ようが雪が降ろうが、このままだそうです。牛たちは、お天気が悪いと木の下などに集まって避難しているそうです。ここにこうしてのんびりしているこの子たちも、いずれは、、、
牧場からの眺め。眼下には滑走路(中央右の岬に見える白い橋が、大坂トンネル)
羽田から飛んでくる飛行機は、通常は上の画像でいうと右側から進入して来ます。滑走路が2,000メートルと短い上に、風が強いので、離着陸にはかなりの技量を要するのだとか。着陸時に衝撃があるのは、まあ当然ということなんですね。
こちらでは、牧場ならではの牛乳とか乳製品とか賞味できるのかしらん、と思っていたら、まるでそういうのはありませんでした。確かに、旅程表にもそんなことは書いてなかったんだけどね、、、。
というわけで、ここも眺めを堪能して宿へ戻ります。
宿へ戻ると、友人はアベ銃撃事件が気になるらしくTVに釘付け。でもまあ、TVが言っていることは同じことの繰り返しで、ただただイヤな気持ちになるばかり。で、友人も同じだったらしく、早々にTVは消して、互いの戦利品を確認したり、ムダ話をしたり。
……このツアー、実は、参加者の平均年齢がお高くて、多分、私たちが一番若いという、、、。何度か同じ会社のツアーを利用しているけど、こんなことは初めてで、ちょっとビックリでした。ご夫婦と思しき2人組が多かったかなぁ(といっても、総勢18人でしたが)。夫婦で旅行かぁ、、、と何となく感慨深かったですね。私は、旅行は一人か女同士の方が良いクチなので、、、。
で、18時から夕食。朝食時のイケメン兄さんは見当たらず、、、。
食堂からの眺め。怪しい雲行き、、、
今夜は、くさやはなく、友人ともどもホッとする。八丈ジャージー牛乳の焦がし醤油フォンデュ(右画像の左上の茶色い塊)がすごく美味しくて、ビックリ。このフォンデュのソースは販売していないの? と係の人に聞いたら、牛乳を使用していて日持ちしないので、、、とのこと。商品化すればよいのに!と思いました。レトルトとかで売っていれば絶対買って帰ったなぁ。
デザートのパッションフルーツのムースも、見栄えは普通だけど、すごく美味しくて、、、。もっと食べたかったわぁ。
で、この日も8時半からの星空観賞会はないだろう、、、と思っていたら、8時に掲示板を見に行くと、なんと「開催」とのこと。なので、友人と屋上まで行ってみるが、雲が多く、星なんてほとんど見えない、、、。ホントにやるの??と訝しんでいると、添乗員さんもやってきて「ホントにやるんですかねぇ?」
結局、雲はどんどん広がるいっぽう。お天気が良いと、本当に満天の星!!!らしい。けど、私は中国で、それこそ、星の雨が降ってきそうな星空を見たことがあるので、まあ、あまり星空に未練はなく(友人も割と未練なさそうだった)早々に諦めてお風呂へ行くことに。
昨日より、露天風呂の湯温がちょっと高め??な感じではあったけど、気持ちよくなって、早々にその後ベッドに、、、。明日は最終日。
⑤へつづく