④につづき
遅々として進まない旅行記もようやくの最終回。もう帰ってから2か月近く経っているんですが、、、。
《3日目》
本日最終日。やはり、昨日の天気予報は当たっていたらしく、外を見たら曇天。
7時半頃朝食へ。前日と同じく友人曰くのイケメン兄さんが案内してくれる。
ちなみに、右上の椀に入っている茶色いのは、ジャージー牛乳入りカレー。まろやかで美味しかった。プレートの右上のは、これまたジャージー牛肉とジャガイモの煮込み。あれもこれもと欲張ったけど完食。
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9時20分出発。まずは八丈植物公園へ。
八丈植物公園(手前の石積みは八丈島を模しているのだって)
こちらの植物園では、熱帯・亜熱帯の植物を中心に展示されている。左はタコノキ(蛸の木)、右はタビビトノキ(旅人の木)。タビビトノキ、大きい、、、。
ちっちゃいパイナップルもありました、、、。右の画像の、路が赤いのは、火山砂利が敷き詰められているから。赤い火山砂利は、八丈富士ができる過程で噴火した際の火山礫だとか。赤いのは高温で酸化したのだそう。
で、この公園の一角にはキョンが飼育されている。キョンについては、いつだったかのNHKの番組で、千葉で大繁殖して問題になっていると言っているのを見ていたのだが、外来種のキョン、勝手に人間に持ち込まれ、本能のままに生きているだけで増え過ぎだの食害だのと迷惑がられて駆除されるという、気の毒なことこの上ない。まあ、そういう動物はキョンだけじゃないけれど、、、。
可愛らしいキョン。人馴れしていて、呼べばやって来る。鳴き声は聞けなかったけど、あんまし鳴かないのかな?
この後、園内にある八丈ビジターセンターというところで、八丈島の自然に関する15分くらいのビデオを見せられた。
遠足と思しき幼稚園くらいの子どもたちの集団がいたけれど、おおむね私たちのツアーくらいしか人がおらず、園内は閑散としていた。
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植物園を後にして、昨日行くはずだったお土産屋さんへ。
どうやら島で一番大きいお土産屋さんみたい(民芸あき)
こちらでは、職場とか友人とかへのお土産を買い(ウチの人へのはすっかり忘れていた)、その他、民芸品等々見て楽しむ。
地味な戦利品、、、
あしたばラーメンは、まあ、かろうじて明日葉の香りのする麺で、味は普通。塩ラーメンは想像していたよりしょっぱかった。ラーメン1袋280円だったのだが、ちょっと高いよなぁ。
買い物が済んだら、少し早めの昼食ということで、郷土料理の島寿司のお店「厨(くりや)」さんへ。アクリルパーテーションが立てられ、各テーブル2人ずつが斜向かいに座る様にセッティングされていた。
島寿司は、甘めの寿司飯とタレで漬け込んだタネの握り寿司で、パッと見はまあ、普通の握りなんだけど、ビックリなのは、ワサビの代わりにカラシが使われていること。これが、違和感なくて美味しいのだった。醤油をつけなくてもいいくらい。
太巻きにはもちろん、明日葉。おひたしももちろん明日葉! 美味しゅうございました。
この後、近くのスーパーに行きたい人は買い物へ行き、私と友人は、ちょっと店の周辺をうろうろ。
懐かしのポスト発見!
で、この後、空港へ。13:50発というので、12時半頃空港へ着いたんだが、羽田からの便の到着が遅れて、結局20分くらい出発が遅れる。
八丈空港はこじんまりとしていたけど、搭乗待合室は広くて(写真撮り忘れました)なかなか快適でした。待っている間に、A320が到着して、ようやく乗り込み、、、
ここ(滑走路上)でまさしく“回れ右”をして離陸へ
友人は、帰りは爆睡。私はあんまし機内で熟睡できないタチで……。行きのB737とちがって、イヤホンを配られエンタメも楽しめたけど、1時間弱であまりイロイロ物色する気にもなれず、ず~~っと窓から外を眺めておりました。羽田に近づいてきたら、遠くに並行している飛行機がちっちゃく見えた。
到着~
……というわけで、ホントに遠足みたいな旅行でありましたが、楽しかったです。
友人は「また行きたい♪」と言っていて、私は、まぁ同じ時間とお金をかけるなら別の所に行くかな、、、。いえ、もう一回行ってもゼンゼンいいんですけど、昨今のご時世を思うと、行けるときにあちこち行っておきたい、と思うのです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。