映画 ご(誤)鑑賞日記

映画は楽し♪ 何をどう見ようと見る人の自由だ! 愛あるご鑑賞日記です。

厩戸沼にハマって奈良へ~「日出処の天子」の舞台を巡る旅~ ④

2022-10-22 | 旅行記(国内)


につづき


 2日目のお昼は、飛鳥から橿原まで来て、“明日香古代米の昼食”とのこと。

 ツアーは移動が楽で良いのだが、食事が自由にならないのがちょっとね。折角だから自分の食べたいものを食べたい、、、というのはわがままと分かっているけど、食事がハズレだと気分も下がるのよ。

 橿原のダイワロイヤルホテル内にある和食レストランで、このランチは、ハズレでもないけど、アタリでもなかった。

 

(店内の画像はお借りしました)

 

 “うなぎ”あんまし得意じゃない(食べられますが)ってのも大きいのだが。なんと、とろろをこのうな重(と敢えて言おう)にかけて食べろと。うなぎにとろろをかけろ、というよりは、古代米ゴハンにかけろってことだと思うけど、それにしても、うなぎととろろって組み合わせが驚きだった。

 食べてみれば、特にどうというこもなく、普通に“うなぎ と とろろゴハン”であった。しかも、沢庵と一緒に梅干しが。まあ、迷信ですけどね、うなぎと梅干は食べ合わせが悪いってのは。それより、ちょっとなぁ、と思ったのは赤だし。赤だしの本場で育った人間としては、うぅむ、これはイマイチであった。赤だしは香りよりコクというか旨味なのだが、味がしない、、、ごーん。いや、赤みその、豆味噌の味はするんだが、あのコクがないのだよな。

 デザートの冷たいぜんざいは、甘さ控えめでまあまあ美味しかった。

 ……まあ、こんなもんか、と。食べ物にあんまり文句をつけるのは主義じゃないし。

 食べ終わって、ロビーにある売店を物色し、職場へのばらまき系土産をゲットする。別に旅行に来ると言ってこなかったから、買う必要もないのだが、なぜか後ろめたさを感じて、ほぼ毎度買ってしまう。大したものじゃないから、むしろ買わない方が良いのか、、、といつも思うが、買ってしまう。嗚呼、、、。 


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 お次は、蘇我馬子が埋葬されたと言われる石舞台古墳。

 

デカい、、、

 ここは、修学旅行では来ていないが、もっと以前、幼稚園か小学生くらいの頃に来ている(色褪せた写真があった)。父親の実家が関西なので、まあ、奈良の主要観光地は大抵子供の頃に巡っているのだ。ただ、子供過ぎて、その場所の意味とかゼンゼン理解していなかった、、、。

 

  

中に入れるようになったのは、割と最近らしい、、、

 この巨石は、封土で覆われていたはずで、どうやってこの石が露出することになったのだろう。ちなみに、この古墳の形は全体では方墳。覆う花崗岩の重さは、64トンと77トンで、総重量は、2,300トン。

 あの馬子(って、マンガに出て来たのを思い浮かべています)がここに葬られたのかぁ、、、ってことは、毛人(も、もちろんマンガ内の美青年)も埋葬の儀式とかでこの地に立ったのかも知れぬ、、、とか思うとロマンだわ~、などと勝手にニヤニヤする。飽くまでもマンガの世界を漂っている私の脳内、、、。まあ、マンガの中では馬子は最後まで生きてますけど。

 

こちらは復元(石棺)

 

 拝観券に、「石舞台の名の由来」として、「昔狐が女性に化けて石の上で舞を見せた」とか「この地にやって来た旅芸人が舞台がなかったので仕方なくこの大石を舞台に演じた」とか書いてある。それはいいけど、最後に「今は石の上に登ることは禁止されています。お弁当などの飲食もご遠慮願います」とあって、ぷぷぷ、、。

遠目からでも十分おっきぃ、、、

 

 もう、とにかく、暑くて暑くてヘロヘロだった。熱中症になりそうだったよ、、、。


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 2日目のスケジュールは終わり、法隆寺近くの宿へ。バスで40分ほどで、本日の宿「和空法隆寺」へ到着。

こちらは私たちが泊まった東方館。正面玄関は西方館

 

 このツアーは、この宿がウリの1つだったみたい。こちら、和空シリーズとして古刹の近くで展開している様子。関東では、成田山新勝寺近くにあるみたい。

 

 

 

 部屋は広くてとってもキレイ。部屋に着いて、10分くらいしたら、猛烈な大雨と雷の夕立。ひゃ~、ギリギリで間に合って良かった。

 で、夕食前にトークショーなるものが行われ、これは自由参加で、法隆寺にまつわる歴史のレクチャーがあった。ホテルのスタッフさんがパワポで作った資料を見せながらお話してくれた。

 特に、初耳!!的な情報はあまりなく、でもそれは、現段階で史実であるとされている説を基にした講和であるともいえ、良心的だと思った。その中では、乙巳の変の主役、“中大兄皇子と中臣鎌足は飛鳥寺の蹴鞠会で出会った”ってのが、へぇなエピソードだった。

 このトークショーも、このホテルのセールスポイントらしい

 

 で、夕食は、大広間でツアーの皆さんと一緒に。座席が指定されていた。

 

 


 なんと、この夕食のメインである、国産牛リブロースしゃぶしゃぶの画像を撮り忘れました。がーん、、、。一番、“映え”な画像だったのになぁ。お肉も美味しそうだったし、実際美味しかったし。なんとマヌケな、、、。ホテルの公式HPに画像があったので、お借りして貼っちゃいます。まさに、こんな感じでござんした。

 

 

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 お腹も一杯になったところでお風呂、、、は、こちらの大浴場は温泉ではなくサウナ併設の“浴堂”だそうなので、(サウナはあんまし好きじゃない)疲れ果てていたのもあり、私は部屋のシャワーで済ませて、とっとと寝ました。

 

につづく

 

コメント (6)
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