大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

鷹ノ巣山は色づいた 2010年10月11日

2010年10月11日 | 奥多摩

いやー、まいった。
稜線からもう紅葉が始まっていて、来週末あたりで上の方は見頃になりそうだ。
ということはあの荒沢岳も来週末で紅葉のピークということじゃないか。
しかし天気が悪いんだよなあ。
天気の悪い時に紅葉を見てもつまらないし、やっぱり22日-23日だろう。

ところで鷹ノ巣山は稲村岩のコースから登ったが、奥多摩きっての急登との
話だったがどうってことなかった。
すこぶる歩き易い道でどうして急登なんて事になってんだろうか。
稲村岩も登ってみたが往復で30分かかったがあんまり景色はよくない。

ヒルメシクイノタワ手前あたりから結構色づいていてビックリ。
30分ほどで頂上に飛び出して、結構なスケールの景色が広がっていた。
雲が多いがどうにか富士も見えているし、丹沢や正面の三頭山がでかい。

久し振りの石尾根だったが、すこぶる雰囲気が良くて気に入った。
昔歩いた時も結構良かった記憶があったんだがこんなにいいとは思わなかった。
今日みたいに慌ただしい歩きは面白くないから、今度は避難小屋に寝てノンビリ
歩くことにしよう。

しかし今日の奥多摩はすごい客だった。
奥多摩駅までほぼ満杯の客で、東日原行きのバスは3台も出た。
まあほとんどが川苔橋で降りて、終点までは11人だったが。

2011年12月の記事はここをクリック


奥多摩駅改札


川苔橋バス停


色づいた


風格あるブナ


雲の中の富士


三頭山と丹沢遠景


大岳山と御前山

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奥多摩は懐が深いなあ

2010年08月21日 | 奥多摩
先日御前山に行った時に感じたんだが、奥多摩は意外と懐が深い。
山域が広いのだから当然といえば当然だが、拝島で乗り込んだ電車が
登山客で一杯だったにもかかわらず、段々と消えて行き奥多摩では
たいして降りなかったのに驚いた。
丹沢などは秦野ではヤビツ峠、渋沢では大倉と行き先がほぼ決まりなのとは
えらい違いだ。
初級から中級まで、登山対象の山が多いんだから当たり前か。
おまけにこの暑さじゃあ沢屋の連中も多い筈だしな。

今まで歩いたのは

① 川苔山
② 御岳山-大岳山-御前山-三頭山
③ 一杯水-酉谷避難小屋-天祖山
④ 鴨沢-雲取山-鷹ノ巣山-六ツ石山-奥多摩駅
⑤ 海沢探勝路から奥多摩駅
⑥ タワ尾根をミズナラの巨木先まで
⑦ 水根から六ツ石山

と意外とやっていたが、まだいくらでも歩くルートがある。

やってみたいのは長沢背稜から雲取山とか中日原から鷹ノ巣山などだ。

御前山の記録で急下降があって大変だったと書いたが、今までで
一番の難所は天祖山から八丁橋への降りだった。
最下部の所がザレのトラバースというか大きなジグザグのコースで非常に
いやらしかった。
ここでは結構滑落事故が起きていて、ある時などはたて続けに死亡事故が
起きた。
山はどこでも危険が待ち構えているという典型だ。
ここは充分気をつけて降りるべし。

それにしてもこの頃はあの「山ガール」ファッションが多いなあ。
男版も結構いるんだよなあ。
何か見てると暑苦しいがそうでもないらしい。

それとトレイルランの連中がやたらといた。
境橋で降りたのが俺と単独、ランナー2名だったのでも分かるが。
ハセツネ(長谷川恒男カップ)の練習に来たとの書き込みが小屋の
ノートに数件あったもんなあ。
この遊びでも勢い余って谷にジャンプして死ぬ事故が起きるらしい。

このクソ暑いのに山も大変だが、あの高校野球のピッチャーには驚く。
あの炎天下のグランドは50度はいってると思うが、そんな中で
3連投などするんだもんなあ。
しかし毎年この夏の甲子園で投手生命を断つ生徒が出てる筈で、休みを
入れるとか日程を工夫すべきと思うがなあ。
複数の投手を交代で使えばいいだけなんだが、今年は特に一人投手の
チームが多い。
今日の島袋と一二三も肩を壊さなければいいがなあ。
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レンゲショウマはXだった

2010年08月15日 | 奥多摩
今日御前山に栃寄沢から行ってみた。
レンゲショウマは6株ほどしかなかったが
途中の沢が涼しく、緑も綺麗で気に入ったので
そのうち避難小屋に泊ってみる。

8:00境橋-11:30避難小屋12:10-14:50バス停

8:00から境橋を歩き出して、登山口傍の建設会社前で朝食にして
ノンビリ歩き出した。
ノッケからアジサイを掻き分けながら歩くとは、余り歩いていないらしい。
結構コケが多くてミニ北八つといったところだ。
桟道や橋もコケで滑りやすく、2度ほど手を突いた。
しかし陽も当たらないし、風もあるのに汗がでるのは何でだ。
途中に何か良くわからない石垣があった。

避難小屋は12年ほど前に休んだが結構綺麗なままで残っていた。
今度一晩ゆっくり寝てみよう。
水は雨のあとだがそんなには勢いが無かった。
しかしこの水で身体を拭いてサッパリしてから残りの弁当をたいらげた。
飲用に適さないと言われていたはずだが皆かまわず飲んでいる。
持ってきたペットボトルにタップリあるから俺には用無しだが。

頂上を素通りして下山を急ぐが、出てきたレンゲショウマはあまりに
少なくて拍子抜け。
6株程度しか見られなかったがこんなもんかも。
しかし滑り易い道で結構気をつかう。

おまけに途中から急下降となって、なかなか時間がかかる。
特に電波塔から奥多摩湖が見えてからが急だった。
この道を1.5時間で降りるのはとても無理だ。
バス停までなんと2時間40分もかかってしまった。

先日の白山よりも疲れた山だった。

それと拝島あたりからメチャクチャに暑くてJRの冷房もあまり効かない。
これじゃあ山でも汗が出た筈と納得した。
奥多摩湖が結構涼しくて気持ちが良かったが、このダムの建設で
87人も殉職したとは驚いた。



奇妙なミズナラ



何の為の石垣なんだろうか



レンゲショウマ



絡み合う山桜とミズナラ


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レンゲショウマを見に御前山へ

2010年08月14日 | 奥多摩
後半の休みは家でウダウダしてばかりだった。
白山でエネルギーを使い果たしたのかもしれないし、
行き帰りの夜行バスが60過ぎのオジンには堪えたのかも。
昔みたいにガツガツこなせない様にはなったみたいだ。
まあ身体に合わせてノンビリやるしかなさそう。

明日で休みも終わりだし、どこかへ行こうといろいろと
検討したら、レンゲショウマが旬なのに気づいた。
4-5年前黒戸尾根から甲斐駒に登った時に歩いた笹ノ平への
途中に咲き残りの2輪があっていたく感激した。
薄紫の色と丸い形がなかなかに品があって気に入ったのだ。
この時が最初で最後の対面だった。
8月の低山の花だから会う機会がないし、奥多摩へは
滅多に行かないので久し振りの再会というわけだ。

御岳山のレンゲショウマ畑はあんまりなので、栃寄沢から
御前山に上がり、大ブナ尾根を奥多摩湖へ降りる事にしよう。
本当は頂上手前の避難小屋でノンビリしたかったのだが
体が動かなかったのだから仕様が無い。
栃寄沢のコースは沢沿いで涼しそうだし、大ブナ尾根は
傘をさして歩けばそんなには消耗しないだろう。

奥多摩を歩くのは、07年の秋にタワ尾根を途中まで
歩いて以来、ほぼ3年ぶりということになる。
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