大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

白馬鑓温泉

2011年09月03日 | 北アルプス
ここだけは絶対に入りたいんだが、なかなか機会をつくれない。

案外とコースタイムが長いんだ。
若くて元気のある時だったら、唐松から不帰キレットで行っただろうがなあ。

今じゃ猿倉からピストンか白馬岳から寄るくらいだ。

ここはいつも混んでいるのが困る。
寝るのはテントで何とかなるが、湯船の混んでるのは勘弁。

北アルプスの秘湯なら高天原温泉だろうが、
まず鑓温泉をやらないとなあ。
小屋解体の日ならトイレがあるはずだから都合がいいが。

まあ普通に9月の土日を避けて行くしかなさそう。

この鑓温泉を楽しんでから白馬岳を越えて蓮華温泉に降りて汗を流すのもいいぞ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝日小屋からなら北又小屋へが早いぞ!

2011年08月05日 | 北アルプス
蓮華温泉への下山以外に何かないかと探していて
見つけたんだ。

金に糸目を付けねばこの方法が東京への帰りが一番早かった。

北又小屋へは5時間程度だし、泊駅までタクシーで1時間程度。
おまけにこのタクシーは乗った者に一人1,000円の補助金が出る。
9人乗りのジャンボタクシーなら、なんと500円くらいで済むんだぜ。

泊からはJRで六日町経由で越後湯沢へ出て上越新幹線。
または糸魚川から長野に出て長野新幹線。

スピードと乗車賃の安さでは上越新幹線だ。

14:09に泊発で糸魚川で特急「はくたか」に乗り湯沢。
湯沢16:04発で東京着が17:20だ。
15:06に乗れば18:20着だ。

何とわずかに3時間程度の乗車時間だ。

俺の場合は大糸線・中央線の普通列車だから高尾まで
延々と8時間も乗るんだぜ。

5時間の差だが湯沢経由だと10,750円、俺は18キップの
2,300円で、差額は8,450円。

8,450円÷5h=1,690円

時給1,690円のアルバイトは割がいいから当然18キップだ。

しかし金に糸目を付ける必要が無ければ当然湯沢経由だ。
9人以下のパーティーならこれでバッチリだろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「白馬から朝日」はテント+小屋食で

2011年08月05日 | 北アルプス
鳥海行きのバスのキャンセルも済んだ。
一旦購入すると手続きが結構面倒なんだ。
JTBのサイトでキャンセル手配した後に、
チケットを郵送しなくてはならない。
その送り先がなんと熊本なんだから企業の経費節減は
なかなかだ。
そういえば北海道とかも多いよなあ。

さてどういう風に歩くか考えたが、せっかく朝日まで
歩くんだから黒岩平にも行ってみたい。
そうすると朝日の小屋に連泊しなければならない。
すると小屋泊まりが3回になって3万もかかる。
とてもそんなには使えないからテントしかあるまい。

夜行では寝られるわけが無いから、大雪渓の登りが
堪えそうで、ムーンライトは止めだ。

で初日に朝出て白馬尻のテント場で寝て、翌日に
頂上宿舎のテント場に寝ることにした。
ここまでは自前の食料で腹を満たす事にするが、
朝日小屋では小屋の食事にしよう。
ここなら朝と夕の二食で3,150円で済むから、
弁当やテント場代を入れても一万以内でOK。
その代わりに下山した蓮華温泉にまたテントを張るから
食料が少し重くなる。

蓮華温泉と平岩のバスも土砂崩れの修復中でやっと
明日の6日から運行するらしい。


そういう意味ではついていたかな。
下り約7時間のコースタイムだが結構辛いらしい。
13:35のバスに乗るには最悪6時には出なければならず
おまけに風呂で汗も流せない。
せっかくだからあの露天風呂をゆっくり楽しみたいから
幕営することにする。

これで夏山の遠征は打ち切りにしよう。
あの蝶の稜線からの大パノラマは秋山でもいいし、来年へ
持ち越しでもいいだろう。

結構色々な事があって面白い夏山だったよなあ。
最後の白馬でもっと面白い事に出くわすかもだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天気悪く「鳥海山」は中止

2011年08月04日 | 北アルプス
どうもスッキリしない天気で、ギリギリまで待ったが
好転せずに中止。

花の旬も過ぎてしまっているし、致し方なかろう。
結局この週末は北アルプスも駄目みたいだから
8日か9日に白馬方面へ入山としよう。

三伏の二の舞だけはしたくないから贅沢に小屋泊まりで
行く計画にしてみようか。
できれば2泊でやりたいが上手く行くかな。

ムーンライトを使って大雪渓からあの頂上小屋と朝日小屋に
寝て、蓮華温泉へ下山でどうだ。
これなら歩きが7時間以内だし、荷物も超軽いから体力的には
問題無いだろう。
小屋も時期的に余裕ありそうだからそんなに不愉快にはなるまい。

問題はムーンライトの指定券だが明日朝一ででかけよう。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏山の残りは「鳥海」「朝日小屋から黒岩平」他

2011年07月19日 | 北アルプス
メインの北海道の山旅が終了したが残りをどうしようか。
軍資金が結構無くなったからなあ、ちと苦しいぞ。

M氏との「鳥海山」は外せないから、これにあと二つ位かな。

富良野岳から美瑛岳の歩きで腰がパンパンに張って、翌日が
大変だったからもう軽めの歩きしか無理だ。

結局南アルプスの縦走とか蓮華温泉からの登りなどとんでもない
ということだ。
体力に合った山じゃないと酷い目にあってしまいそうだ。

そうなると栂池から白馬大池へのコースかな。
とりあえず大池で寝て翌日のロングコースに備えよう。
二日目は大池から一気に朝日小屋までの辛い歩きだ。
大雪渓から混み混みの白馬のテント場もあるが。
朝日小屋に連泊して黒岩平までピストンしよう。
下山は大変そうだが蓮華温泉へ降りて汗を流そう。

後はとりあえずは横尾と徳沢に幕営しての蝶のピストン。
他に余裕があったら「八ヶ岳」あたりに遊びに行くくらいで終了だ。
赤岳鉱泉にテントを張ってみるのが良さそうだ。

北アの場合は18キップがピッタリだから4枚使い、1枚が
残るなあ。適当なところに日帰りで遊びに行けばいいだろう。

鳥海の歩きかたは普通に鉾立から登るしかなさそう。
本当は百宅口から歩きたいんだが、あまりにタクシー代が嵩む。
仕様が無いので鉾立を入山口にして唐獅子平避難小屋まで。
翌日登り返して山頂を踏んでから湯ノ台口へ下山しよう。

「聖岳」はとうとう登らずじまいになりそうだが、百名山など
目指してはいないしどうってことない。
そんなことよりもあの荒川岳南面の花畑訪問の方が大事だ。
なんとか再訪して、どんな花が咲いているか見てみたいものだ。
しかしこれだけでも3泊4日が必要なんだよなあ。

花だけなら「北岳」が一番お手軽だよなあ。
御池小屋のテント場に寝て二俣の花を楽しめば大して疲れない。
ここも選択肢の一つに入れておこう。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

徳澤園と徳沢ロッヂのコラボ

2011年06月08日 | 北アルプス
なかなかいいよね。

幕営の申し込みに行って応対した女性が気持ち良かった。
大体が500円のお客なぞありきたりの接し方でも
マシな方だろうに、親切・丁寧な応対をしてくれた。
おまけに徳沢ロッヂの外来入浴と自館の喫茶部の案内を
してくれたんだ。

隣接する競争相手の小屋の案内をするなんて見上げたものだ。
ちょっとカラーが違うからという点も大きいが、しかし
やっぱりなかなかやれないよなあ。

そういう意味では徳沢と横尾の三つの小屋全体で頑張ろうと
しているわけでいいことじゃないか。
登山道の整備にしても共同でやらなきゃできないから
仲間意識は自然と芽生えるだろうが、こんな良い関係を続けて
俺たち山屋や観光客を気持ちよくさせてくれるよう今後とも
宜しくお願いしますよ。

ロッヂの従業員も感じが良かったぞ。
外来入浴と食事を頼んだが普通に嬉しそうに応対してくれて
こっちも嬉しくなったんだ。
またお世話になるので宜しくです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上高地でお散歩

2011年06月07日 | 北アルプス
結局膝が完全回復せず蝶の稜線へ上がるのは断念して、周辺を観光客気分で
ぶらぶらしたり、内田百の「第三阿房列車」を笑いながら読んで過ごした。

思った以上に楽しめて結構病みつきになりそうだ。
なんといってもやらねばならない事がないという時間の流れを楽しむという
贅沢さが素晴らしい。

それを草付きの極上のテントサイトで、おまけに食べようと思えば老舗旅館の
喫茶部で軽食もとれる嬉しい条件の中でやれるんだから最高だ。

土曜日に入ったため当日は20張り程度とまあまあの混み具合だったが、
翌日の日曜日にはたった4張りに減った。
われわれタイムフリーの人種なら日曜日から金曜日の好きな時に、静かな
テント生活が送れる。

それと今回は先輩の古稀記念だったので皆が泊った「徳沢ロッヂ」で夕食と
朝食、入浴をそれぞれ一回やってみた。
夕食2,200円・朝食1,000円、入浴400円で締めて3,600円。
貧乏山屋にはなかなかな出費だったが結構楽チンだったし、食事は量は少ないが
質が良くて充分満足した。
風呂は正直風情も何も無いけれど、汗を流すには充分で髭を剃ってサッパリ
できたし、400円というのが嬉しかった。
普通は1,000円くらい取りそうなもんだが結構良心的。
16:30-19:00の外来入浴だから下山後に汗を流すのにもってこいだろう。

上高地についてはなにも説明は要らないだろうから写真だけ載せておこう。

テントサイトはニリンソウを撮るカメラマンでごったがえしていた。
歩く道すがらにも咲きまくっていたがここのは結構背丈があって、案外と
見栄えはした。



重厚な徳澤園喫茶部


新緑の奥の徳沢ロッヂ


カツラの巨樹と俺のテント


ニリンソウの絨毯


朝の斜光


朝焼け


まるで一の倉の雰囲気だ


ピーカンだとこんな感じ


マッターホルンみたいだ


六百山がでかい


焼岳と河童橋


穂高と河童橋

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新緑の上高地・徳沢で幕営

2011年06月03日 | 北アルプス
何とか天気が持ちそうなので先輩の
古稀記念の「蝶ケ岳山行」に部分参加する。
明日から二泊三日のテント暮らし。

一日早く入ってノンビリするが、膝の調子が
良ければあの大パノラマを見るつもり。

調子が悪ければ大正池やら岳沢方面、横尾方面など
散歩する所はいくらでもある。

上高地でのんびりなんて初めてだなあ。
以前Y氏と「奥又白池」に日帰りした時に今度と同じ
徳沢で幕営した事があったが。

なんでも「徳沢園」では風呂に入れてくれないらしいが
「徳沢ロッジ」はOKらしい。

先日I氏からもらったスキットルを早速使ってみよう。
あの髭の「ブラック・ニッカ」でも入れていこう。

今の時期は化粧柳の新緑が丁度良さそうだ。
稜線には残雪もあるだろうし、観光客気分で歩くのも
なかなか楽しそう。
いつもは疲れ果ててトボトボと歩くだけだもんなあ。

しかし、いつでも出かけられるというのは素晴らしい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

涸沢で紅葉を楽しむには

2010年08月27日 | 北アルプス
勿論テントが一番は当然のこと。
これができない人用に考えてみよう。
営業小屋に泊る人がフトン1枚に3-4人寝るという
地獄を見ないためにはどうすればいいかということ。

1.時間が自由な人

火曜日から木曜日の間に泊る
小屋はどちらでも同じ様なもんだろう
それでもフトンに2人くらいは覚悟した方がいいだろう

2.週末しか行けない人

① 仕様が無いのでオイルサージン状態を我慢する
  (シュラフカバーがあればいいかも)
② 廊下や階段下などに寝る(寝袋持参が条件)
③ 涸沢に寝ずに横尾で寝る
  横尾山荘は250人が定員なので楽に寝られるだろう
  ここにテントを張る手もある。
  平地の歩き3時間で上高地から着くから何とか歩けるだろう
  これが一番楽な方法かもしれない。
  モルゲンロートに染まる紅葉などは諦めて、明るくなってから
  歩き出すしかないが。
  まあそれでも充分満喫できると思う。

青空、岩峰、赤と黄色の紅葉が織り成す超弩級の大パノラマを楽しむには
涸沢に立てばいいだけなんだがなあ。
恐らく日本で一番混む小屋泊まりになるから、よく考えて自分に合った
方法で楽しんでくだされ。

俺は一度最高の紅葉を地獄の底から見た事があるのでもう充分。

しかし昨今の「山ガール」ブームでこれ以上の混雑かもしれない。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

旧盆休み後半は白馬岳と鑓温泉

2010年08月01日 | 北アルプス
白山をやった後の後半は白馬岳と鑓温泉にした。
初めてだから新鮮だし、温泉が楽しみ。

ルートが悩ましいが、大雪渓は落石のリスクが大きいから
初日に鑓温泉に入ることにする。
それとて雪渓のトラバースが何個所か出てくるだろうが、
大雪渓ほどの危うさは無かろう。

ムーンライト信州号を使うから18キップも買わねばならぬ。
できるだけ寝られない夜行は使いたくないから高尾6:14発で
どうかと検討したが駄目だった。
鈍行を使うと猿倉を午後の出発になってしまってうまくない。
本沢温泉は歩きに新鮮さがなくて温泉のみなので止めた。

越後駒ケ岳と中の岳の縦走も考えたが、ちとハードかつ暑さが
半端で無さそうなので秋に廻す。
兎岳から荒沢岳への縦走もあるので、10月の3連休にでも
どちらか好きなのをやってみよう。
前夜に六日町の大和屋旅館に寝て野中から歩き出すつもり。

2日目はノンビリ白馬のテント場までか、一気に白馬大池まで
歩くか、当日の体調で決めよう。
最後は蓮華温泉で汗を流して帰りたい。
降りてすぐ出てくる野天風呂と内風呂に入ろう。
体調不良の時は白馬で寝て大雪渓を降りればよかろう。
あまり気乗りはしないが。

これなら2泊3日で翌日休養にあてられる。
本当は雪倉岳から朝日岳へ歩きたいが日程が足りないのと
朝日から蓮華温泉までの下りがタフ過ぎる。
5連休がとれれば来年の夏にでもやってみよう。

初日の鑓温泉の露天風呂がノンビリ楽しめるのと、大出原と
白馬大池の花畑を楽しめるのが嬉しい。

これで今年の夏山は終わりだ。
旧盆明けに山仲間とノンビリ青年小屋で遊ぶのが残っているが。
それにしてもいつまでこの猛暑は続くんだろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

妙高から火打 2006年8月

2010年05月25日 | 北アルプス
なかなか良さそうな大谷ヒュッテ(避難小屋)とテントで妙高と火打をやった。
花には遅すぎだったが結構楽しめた。
最終日の朝のキジ撃ちの顛末は「山雑考②」参照。

2006年8月25日-27日(2泊3日、避難小屋とテント)(単独)

1.初日
赤倉スキー場から大谷ヒュッテまで
13:20-15:40

妙高までの長旅も当然ながら18キップ。家から7時間かかった。タクシーで乗りつけ、
ゴンドラで空中散歩としゃれ込んだ。
スキー場の横の案外と雰囲気のいいブナ林を登り、本格の登山道に入ると涸れ沢を横切って
根曲がり竹の繁茂する場所を抜ける。途中にコシアブラもあったがあまり採らないらしい。
他に旨い山菜が沢山あるからとか帰りのバスの運転手が言っていた。うらやましい。
コンクリートの道に出てしばらくで大谷ヒュッテだった。水場は2-3分のところで、
トイレもあり、最高の避難小屋だぜ。
車で乗り着けられるとはあの湯ノ沢避難小屋みたいに混むのじゃないか、との心配は全くの
杞憂だった。
同宿は火打までピストンして8時過ぎに帰ってきた変なオジン一人だけだった。
普通なら笹ヶ峰に抜けるんだがなあ。よくわからん。
しかしこんないい小屋を使う人間が少ないなんて最高。混んだ小屋はうるさくてかなわん。
オジンは1階、俺は2階をそれぞれ独占して別に話もせずにさっさと寝た。

2.二日目
妙高から高谷池テン場、火打ピストン
5:35-9:00妙高南峰-10:10長助分岐-11:15大倉乗越12:30
-12:50黒沢ヒュッテ-14:30高谷池15:00火打ピストン18:30

朝一番の天狗平まではわずか30分なのだが、シンドイ。燕温泉からの人が2人到着。
ここから3時間かかったが雰囲気の良い道だった。山頂手前で白馬方面を一望する岩場に出た。
皆、眺望を楽しんでから山頂を目指すが、そのあとも景色は付いて回る。
南峰から北峰に着いたら結構な人が群れていた。さっさと下りるが急下降が続く。
登る人が多いが急登なので向こうが待つのが多い。まあ自然な流れではある。
降りついた湿っぽい長助分岐から大倉乗越を目指す。
この道で結構疲れさせられるとは予想外だった。
トラバース気味でそんなに急な登りでもないのに何故か疲れる登りだった。
やっとこ登りついたところで食事にし、大休止とした。
黒沢ヒュッテから茶臼山を越える道ではウメバチソウが一番目立った。よそのよりも結構大型だ。
池の傍やら稜線やらといろんな環境の道を歩いたので、当然ながら花の種類は結構あったが
旬の物は少なかった。
テント設営してからピストンした火打への道にあったウサギギクはすでに盛りをとうに過ぎており、
何ともいいようがなかった。
火打の山頂からは登山禁止の焼山が何とも登高意欲をそそるが、ここからは遠いぞ。
その先には雨飾山だ。(今は焼山も登れるらしい)
帰りの道で天狗の庭で火打の眺めを楽しんだ。
帰り着いたテント場は結構混んでいてうるさくてウンザリ。
おまけにトイレに行ったら紙は持ち帰りだと!
翌朝のことを考えるとちょっと心配。笹ヶ峰までなら我慢できそうだがなあ。

翌日3時間近くかけて笹ヶ峰に下りたが途中の出来事は「山雑考②」の通りであまり思い出したくない。

この大谷ヒュッテは気に入ってこの年の秋山でも使って燕温泉で汗を流した。
ちょっと遠いのが玉に瑕なのだが、静か・トイレ・水場と3拍子揃った良い小屋だ。
初夏の根曲がり竹の頃にも行ってみたいんだがなあ。

花の記録

ウメバチソウ ミヤマカラマツ モミジカラマツ ツマトリソウ イワイチョウ カニコウモリ
アオノツガザクラ トモエシオガマ ハクサンコザクラ ヨツバシオガマ イワカガミ トウヤクリンドウ
ヤマハハコ ミヤマシシウド ワタスゲ ミヤマトリカブト ハクサンシャジン ミヤマリンドウ 
ウサギギク ミヤマキンポウゲ ミヤマアキノキリンソウ ミヤマコウゾリナ タカネニガナ
オタカラコウ マルバダケブキ イワオトギリ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨飾山 1999年 10月

2010年05月21日 | 北アルプス

お馴染みのY氏と知り合った雨飾山の記録。
手帳の記録は味も素っ気も無いので可能な限り思い出してみる。
これ以来ずっと付き合っているのだから山の出会いとは面白い。
今は季節列車となってしまった夜行急行とタクシーで入山した。

1999年10月22日(夜行日帰り)(単独)
7:00-8:30荒菅沢8:50-10:00稜線-10:30山頂11:45-12:30昼食13:00-14:30

木曜の夜行に乗っている。普通は金曜日の夜だろうに、さすが遊び人の面目躍如。
しかしそのお陰でY氏と知り合ったんだからスゴイといえばすごい縁ではある。
まあ多分良く寝てないままに歩き出したのだろうが、うまいことタクシーに4人相乗りできたのは幸運だった。
入り口の休憩舎で充分寝られるのはちゃんとチェックしている。再訪する際の参考にするつもりだったらしい。
道は沢沿いをちょっと歩き枝尾根を乗り越して荒菅沢に下り、
稜線を目指したと思う。沢の中に沢グルミやら柳の大木があった。
この枝尾根の登りでほぼ同じペースで歩く単独行の男性にどこから、何で来たのかと聞くと
八王子、車との返事。こりゃ好都合と、早速帰りの同乗を打診すると快諾してくれた。
道々山の話をしたのだろうが情けないことに全く思い出せない。ダメな脳細胞なり。
荒菅沢からは布団菱が格好良かった。それと雪が削り取った長い溝があちこちにあって変わった景色だった。
稜線への途中でやたら渋滞しているところがあったが、たどり着いてみると2Mも無さそうなちょっとした岩場だったので呆れた。
さすが百名山だけのことはある。笹平も人の波だ。金曜日でこの数なんだから明日はとんでもないだろう。
紅葉は全体にくすんだ色でイマイチだったが、ちと遅かったらしい。
南峰で2人の記念写真をとってもらうが、初対面なのに違和感も無かったらしい。
2人して白馬から槍までの絶景をスケッチしたり、のんびりして下山した。そのスケッチを
見ると、唐松岳の右の不帰キレットの上に剣岳、左にどっしりした五竜岳、双子峰の鹿島槍、爺ケ岳、その先に槍が見えている。中腹を雲海が洗っている。なかなかの眺望だ。
降り着いて無料の共同浴場で汗を流して帰ったのだった。

この翌年に大雪に2人して出かけたのは以前書いたとおりだ。皆さん山の出会いは大事にしましょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

思いでの山 北アルプス編 ⑧ 徳本峠越え

2010年05月04日 | 北アルプス

北アルプスの記録も一応最終回となったが、それがウェストンと同じルートを歩く徳本峠越えとなったのが面白い。
ここ数年Y氏と行こう行こうといいながら、なかなか都合や日程が合わなかったり、道が崩れたりして延び延びになっていたのだ。
やっと行ける事になり楽しみに歩いたのだが期待通りだった。


最初は行ける所まで行って、寝袋もなしでビバーグしようというY氏の提案を面白いと思ったが、やっぱり還暦を過ぎたオジン2人がやるのはちと無謀と幕営に変更した。
道はさすがに先人が歩いただけあって足に優しいコースどりで、静かな歩きが楽しめた。

2009年8月22日-23日

(山中1泊2日)(Y氏同行)

いつもの6:14高尾発松本行きでノンビリ各駅停車の旅だ。

18キップは貧乏山屋には最高の移動手段だが、Y氏にはちと迷惑かも。
タクシーで新島々から行ける所まで行こうと思ったが大して中に入らない。
Y氏によるとドル箱の上高地があるのでガツガツしてないのだろうとのことだが、こちらとしてはちょっとでも無駄な歩きを省きたかったのに思惑がはずれて残念。

1.初日 島々から岩魚留小屋

11:00-16:00 

退屈な歩きもまとわりつくオオムラサキがまぎらわせてくれたり、サンダルで雨傘をザックにさした若者と行き会ったり、戦国期の悲劇というか当時は常識的な出来事の石碑を見たりして、どうにか小屋までたどり着く。
あの若者は素人ではなかろう。

小屋のスタッフの休暇下山だろうが峠の小屋だと時間的にちと?
あとは釣りの若い男女1組と単独の中年釣師一人と会ったきりの静かな歩きだ。
道は二俣からの右岸沿いの道が崩壊地4箇所ほどあり、うち一箇所がちょっといやらしい。
行政もこの道の保全はちと難しいだろうから、そのうち沢の中を歩いてしか行けなくなるんでないか。
沢沿いなので涼しく夏向きのルートで、道さえよければ人気コースになるのだがそうすると五月蝿くなるのでこのままがいいか。
それにしても峠道などと同じで、昔の人のコースどりが本当に上手なのには感心する。
一回ポッキリでなく日常的に使うんだから当然といえば当然なのだが。
桟道が結構出てくるが古くてちょっと危なっかしいのもあった。
おまけにご丁寧に一人づつ渡れと書いてあるのがあったりして笑った。
小屋は誰もいない。

今年は営業しなかったらしい。

来年は土日祝祭日はやるみたいだが相当に荒れているし、経営は非常に困難だろう。

残念だがそのうち廃業になるかも。
傍らにカツラの大木があり、その横にテントを張った。
沢沿いで見上げる空が狭いのが残念だが、静かな夜だ。

軽いので羽毛シュラフで寝たが、Y氏はあまりの寒さにエマージェンシーシートを被って寝たらしい。

寝袋なしでは8月末でもちと厳しかったか。

2.二日目

小屋から徳本峠を越えて上高地
6:15-8:15力水-10:00徳本峠10:15-12:00明神-13:00

左岸沿いの道だが結構岩が道を覆っていて歩き辛いところがある。

大雨が降るとあちこちで危険箇所が発生するから尾根ルートと違い沢沿いの道はリスクが大きい。
カツラの大木があちこちにあり、気分の好い歩きなのだが足が上がらず、Y氏に置いていかれる。
Y氏はドンドン先行するM氏と違って待ってくれるので不安が無い。 

一旦右岸に換わって最後にもう一度左岸に渡り返してちょっとで力水だった。 

ここで2人とも500のペット1本を冷たい水で満たして峠を目指した。

ここからが案外と長く、いつもの通り、「まだかよー、長いなー」と
毒づきながら歩いた。

もうちょっと気の利いたセリフを考えたがいいかも。
やっと峠が近づいてきたが雲がかかってないように祈る。

苦労して登りついて山が見えなかったらガックリだ。
どうにか登りきったら小屋は古いのを一部残して建て替え中だった。

全部建て替えているのかと思っていたが、さすがにあの売りのつっかえ棒は残したらしい。
小屋の横に出てみると、おおー明神が正面だ!

あの長い道の終わりにこんな風景が展開すれば誰でも感激するだろう。ウェストンの喜びようは並みでなかったろう。
沢筋には細いが残雪があり、ちょっとしたアクセントになっている。
これは上高地からの逆ルートはとんでもないお馬鹿。

歩くのが案外と多いのがよく分からない。
鯛の尾頭つきの無い祝い膳を食べてるようなもんだ。
山慣れしたオヤジが逆ルートで島々へ降りるというので水はあちこちで汲める、いざとなれば営業してない岩魚留小屋の軒下で寝られると教える。
観光で来た大阪からの若者にY氏が山の解説をしてやっている。
写真を撮りましょうと言ってくれたが、二人して断る。

写真では感動は写せない。
先行した若者の後を追って我々も上高地目指して下山したが、明神からバスターミナルまでが何か一番きつかった気がする。

観光客でごったがえする道をトボトボと歩き、ビールで乾杯して宿題の山を終えた。

次回からは当分のあいだ南アルプスの記録だ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

思いでの山 北アルプス編 ⑦ 奥又白池

2010年04月27日 | 北アルプス

最後のステップで池に着いて上を見上げた途端、圧倒的なボリュームに押し潰された。
それこそ馬鹿みたいに「なんだ、こりゃー」「スゲェー」「・・・・・・」。
続く言葉が出てこない。
まるで怪盗ルパンがマントを広げたような、怪鳥が羽を広げ今にも襲い掛かって来るような、黒っぽい岩の巨大な広がりが、そのサメ歯のような稜線でホワイトブルーの空を切り裂き、その頂点の左斜め上空には白い円形の月が異空間の入り口然として輝いている。
その岩壁の下には黄色や赤の紅葉に縁どられた静かな池があった。
「穂高の瞳」の奥又白池だ。
池の正面から下を見れば人だらけで喧騒に包まれた上高地が小さく見える。
遠く富士や南アルプス、八ヶ岳なども見えるが皆蛇足でしかない。
長い岩稜歩きの苦労はあの最後のワンステップで驚愕と歓喜に変わり、あとは余韻に浸ってただ静かな感動に身をまかせるだけなのだ。
この一瞬のために我々は黙々と歩いて来たのだ。
できれば池の畔で静かな夜を過ごしてみたいなどと思ったりしたが、あの一瞬のあとはすべて蛇足。

30分ほど深い感動に包まれたあと、我々は幕営地の徳沢へ降りた。

2006年10月15日(日帰り)(Y氏同行)

6:45-10:40奥又白池11:15-13:50テント場

前日JRとバスで上高地に入り、徳沢にテント泊。Y氏は徳沢ロッヂに寝た。
紅葉はちょっと遅かったかもしれないがまあまあだ。
パノラマコースを右に分けて松高ルンゼ右の枝尾根に急な登りから取り付き、潅木と岩の道をひたすら歩く。

途中にデイパックがデポされており、持ち主らしきオジンとすれ違った。

ちょっとした岩場を斜め上方にトラバース気味に通過。ここが一番の難所。
あとは岩に慣れていれば何ということもない道だ。上部には新雪だろうか、薄く残っている。
最後は草付きをトラバースしてあの最後のワンステップだった。


詳しい道の情報は他のサイトの記録がいくらでもあるので、あの一瞬の感動を伝えるのに集中してみたが、まあ無理だろう。
岩に苦労しない人で、静かな空間に身を置きたい人は行って見るべし。
「大雪」「屋久島」と合わせて三大別天地と言っておこう。

次の同じくY氏との「徳本峠越え」で一応北アルプス最後の記録だ。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

思いでの山 北アルプス編 ⑥ 涸沢から奥穂と北穂

2010年04月24日 | 北アルプス

94年に山をやりだし、翌年の秋山に同僚のM氏、I氏の3人で歩いた。
槍や白山などの素晴らしい眺望、10年に一度の鮮やかな紅葉とそれまでで1番の山行だった。
M氏はもうこのブログ常連の人物だが、I氏はこの後数年して日帰りの山しかやらなくなったので初登場だ。今後南アルプスの「荒川三山と赤石岳」他に登場予定。
前夜新宿からの夜行バスに乗り、上高地に入った。

1995年9月29日-10月1日(山中2泊3日)(M氏、I氏同行)

1.初日
上高地から涸沢ヒュッテ

5:50-6:40明神7:50-8:30徳沢-9:45横尾-11:15本谷橋12:20-14:20

早朝だと言うのにこの人混みはなんなんだ。いくら上高地といってもすご過ぎないか。
なんかとんでもない夜になりそうだ。
退屈な歩きで横尾に着いて、槍に行くという昨夜のバスでM氏の横に座った中年女性とお別れだ。
M氏が「槍なんか止めて俺達と一緒に涸沢に行こうよ」とナンパしてる!
おいおいそりゃあいくらなんでもちと無理でないか。
予想通りにオヤジ三人で仲良く歩き出したが、左に屏風岩が大きい。後ろには蝶ケ岳の稜線が霞んでいる。
本格的な登りが始まる本谷橋で昼飯とするが、あちこちに食事や休憩のパーティーがいる。
色づいたなか、稜線を右手に見ながら黙々と足をあげる。石の階段が現れ小屋の近いのを知らせてくれた。小屋に着き、おでんを売っているテラスに出て文字通り絶句!
青空と岩壁の下に黄色と赤、緑の塊があっちこっちで虔を競っている。
うーん、すごいの一言。噂には聞いていたがこれほどとは。三人とも無言で呆けたように突っ立ている。丹沢の紅葉など横綱の前の取りてきみたいなもんだ。恐れ入りました。
おでんとビールで小腹を満たしながらしばしこの絶景を楽しむ。もう2度と見られないかもしれないんだから、しっかりと瞼に焼付け、脳に刻み込んでおこう。
至福の時間の後は対照的な難行が待っていた。夕食の後のフトンの割り当てで2人で1枚と言っている。「ゲェッ、汗臭いオヤジと同衾かよ」と明日の本当の地獄を露知らず、暢気なことを口走った。
まああの紅葉を見たんだから我慢するかと自分を納得させて何とか寝た。

2.二日目
涸沢ヒュッテから北穂-奥穂、涸沢小屋

5:15-8:35分岐ー8:50北穂高岳-9:30分岐-11:45涸沢岳-
12:30-穂高岳山荘12:50-13:20奥穂高岳-14:00山荘-16:00

さあ今日は楽しい岩稜歩きだ!張り切って歩き出したが、いやあー何度見ても素晴らしい紅葉だ。朝日に輝く稜線といい、天下一かもしれないと本気で思う。

北穂南稜への登り始めで短い梯子が出てきたが、この数年後だったか続けて2人の女性が滑落死したらしい。
後ろを振り向くと涸沢カールの色とりどりのテントの上にゴジラの背みたいな前穂高岳がボリューム満点。
分岐からわずかで待望の北穂頂上だ。大キレットの先の槍が鋭く天を突いている。
ここも眺望の絶景だ。真西正面に笠ケ岳、そのはるか彼方に案外と大きい白山、黒部五郎岳、槍、常念、蝶、南アルプス、富士、前穂とまあ豪華絢爛たる山岳風景だ。
北穂の小屋はこじんまりしていて混雑時は大変だろう。しかし涸沢まで2時間もあれば降りるだろうからいいか。
さて先は長いし、あまり岩が得意でない2人なので奥穂を目指そう。
分岐の先のドームを廻りこんだ先のテラス状の岩で軽く食べる。
一旦鞍部まで下り、今度は涸沢岳へ登り返す。なんともダイナミックな登下降ではある。
途中で行き違った2人組が真下で休んでいる。落石を起こせば大変だ。北穂を少し登った所で休むべきだろうがといっても始まらない。慎重に手足を動かす。
廻り込んで滝谷側に入った所で女性二人が座り込んでいる。キレ落ちたトラバースだが下を見たら恐怖で足がすくんでしまったらしい。ホールドはしっかりしているので3点支持さえやれば何でも無い所なんだがなあ。このままじゃあまずかろうと、足の置き場を教えてなんと越えさせた。片方の若いのが山慣れていなくてトラブったらしい。
いつまでもかまっていられないので冷たいようだが先行する。
奥穂の小屋が見えると今度はザレの下りだ。こっちの方が厄介なんだが、転倒もせず無事到着。
小休止して奥穂を目指すが、テント場が超狭い!こりゃスペース確保は大変だぞ。
テント派には稜線上でもあるし、ちと使いづらいテント場ではある。
登りだしてすぐの梯子で大失敗。直径5cm程の石を落としてしまった。ガラガラと派手音をたてて落ちていったが道を外れていて事なきをえた。危ない危ない。
奥穂の頂上からはジャンダルムが案外と丸っこく見える。予定では奥穂の小屋に寝て、前穂から岳沢へ下山の予定だったが明日が天気悪そうなので今日降りることにした。
ザイテングラードを降りるので小屋に戻ってみると先刻のオネエ達がいて若い方が泣いている。
緊張がとれてホットしたんだろう。頑張ってちょうだい。
岩道を一気に駆け下るが後続の2人がついてこない。横尾は諦めて涸沢小屋泊まりに変更。
これがとんでもない地獄行きの選択だったとは。まあちょっとは救いがあるんだが。
行動時間が10時間を超えていたし、まあ妥当な判断だったとは思うが、想像を絶する客の襲来だったのだ。
夕方テラスに出てみると、件のオネエ達がいた。明日は沢渡に置いてきた車で帰るというので、松本まで送ってもらうことにする。時間調整がちと難しいが、何とかやれるだろう。
さて地獄とは何とフトン一枚に4人だと!!
頭と足を入れ違い、つまりオイルサージン状態に、おまけに横になってくれだと?!
なんてこったい。トイレにでも行った日には空間が無くなってるじゃないか。まったくとんでもない事になったぞ。
この時は野宿のやり方も知らなかったし、諦めて指示通りに横になって寝たが、その後寝たのか、はたまたトイレに起きたのか、全く憶えていない。あまりの悲惨さに脳細胞が自壊したのかもしれない。

最終日の3日目はオネエ達と無事ドッキングして、沢渡から松本まで送ってもらった。
まあこれがあの地獄でチラっと垣間見えた天国の空というわけだ。

次回はY氏と歩いた秋の奥又白池。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする