大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

大雪の花はまだまだだった

2023年07月05日 | 北海道

7月3日に黒岳の九合目まで登ったが、雨とあまりの花の少なさに旭岳ロープウェイへの縦走を諦め下山した。

その日の宿の旭岳温泉の大雪山白樺荘ユースにはバスで移動した。

前夜の天気予報は曇りで10時からは晴れだったが、出発の6時前には何と小雨。

その内良くなるだろうと、ロープウェイとリフトを乗り継ぎ七合目から登り出したが、何と道の両サイドに花が見当たらない!

九合目までに出てきたのはたったの8種類にガックリ。

 

黒岳九合目までの花

ショウジョウバカマ(2本)

 

ミヤマタネツケバナ(多数)

 

ミヤマキンポウゲ(数本)

 

エゾコザクラも後ろ向き(1本)

 

エゾノハクサンチドリ(1本)

 

九合目近くでやっと花らしいのが出てきた

エゾノハクサンイチゲ(1群)

 

チシマ丿キンバイソウもやっとほころびかけなんだからビックリ

 

ウコンウツギ こんな蕾ばっかりだったが

九合目近くでやっと咲いていた

 

これほどの不作は初めてだったが、行き遭った仙台からの老夫婦が、東北の花は例年より10日ほど早かったと言ってたが変だよなあ。

雪も九合目まではそんなに雪の上を歩かなかったし、今度の土日には殆ど雪の上を歩かずに済むかもだ。

九合目から上の雪の状況は不明だから層雲峡ビジターセンターに確認すべし。

 

 

こんなんではこのまま帰るのも悔しいから、帰宅日の4日の朝にロープウェイで上がり、姿見の池周辺を散策して花を楽しんだ。

10回以上ロープウェイを使ってるが、真面目に散策したのは今回が初めてだったが、予想以上の規模の花畑だった。

ここがこの時期にチングルマが咲きだしてる段階なんだから遅さが分かるだろう。

しかし、暑さで雪解けが進み一気に満開へ向かうかもだな。

 

散策路の花

チングルマとエゾノツガザクラ

 

キバナシャクナゲ

 

チングルマ

 

エゾノツガザクラ・チングルマ

こんな大群落があちこちにある

 

エゾノツガザク

 

ナナカマド 避難小屋と姿見の池

ナナカマドのアップ

 

イソツツジ

 

ミヤマキンバイ

 

エゾコザクラ

 

ミツバオーレン

 

ウコンウツギ ロープウェイ駅すぐにあった

 

さっき旭岳のライブカメラを見てみたら、何と1週間で殆どが曇りで日照時間がメチャ少ない。

気温がほどほどで雪解けは進むが花は開花が遅くなっているのではないかと思う。

これだと海の日の三連休辺りが賑やかになってると思うが天気がなあ。

ビジターセンターに小まめに電話して咲き具合を確認しないと駄目だな。

それとロープウェイ会社のホームページを見て、花の情報を確認するのもやらないとだな。

そういえば層雲峡の会社のに七合目上の花の情報がなかったな。

その点では全くのポカだよな。

一番の収穫は12キロ前後のザックでは足が全く上がらないという現実を把握した事。

もう完璧に日帰りにして6キロ程度のザックで歩くしかないな。

 

 

コメント (4)
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