ジョージア前大統領のズラブシュヴィリは、「選挙に不正があるから絶対、大統領を辞めない!」とゴテました。
同じことをやったのが、2020年米大統領選の時の当時のトランプ大統領です。
連邦議会襲撃事件まで起きて大荒れでした。
これについてトランプは、物凄い批判を浴びました。
個人的な意見は、選挙の不正の可能性は2020年米大統領選の方が、ジョージアのケースより遥かに大きいと思います。
2020年大統領選では、バイデンさんの得票数が明らかに「異常に」多いからです。
その多すぎる票は、今回の大統領選では「何故か?」消えました。
2016年ヒラリー得票数6585万票、2020年バイデン得票数8128万票、2024ハリス得票数7500万票
2016年トランプ得票数6298万票、2020年トランプ得票数7422万票、2024年トランプ得票数7729万票
2020年大統領選の投票数15550万票、2024年大統領選投票数15229万票
※2024年大統領選では有権者の人数は増えているはずなのに321万票投票数が減っています。
単に投票する人が少なかっただけかもしれませんし、何らかの不正があったのかもしれません。
トランプが「選挙が盗まれた」と主張する根拠が、ここにあります。
2024年大統領選でも有権者登録で不正登録をしようとする動きが探知されています。今回は監視が厳しかったから発覚した「可能性」もあります。
つまり、トランプが「選挙は盗まれた」と主張するは、十分根拠のある話なのです。
トランプが、全くの「嘘」を言っているのではありません。
アメリカの話は、ここまで。
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トランプについては、日本の識者はこのようなコメントをしていました。
「選挙結果に従うのが民主主義の基本だ」
「ノーサイドの笛が鳴ったら審判に従わなければならない」
どっちも選挙結果に異議を唱えることは、民主主義に反していると言っています。
ジョージアのズラビシュヴィリ
産経新聞 2024・12・01
『親欧米派大統領「離職せず」 ジョージアで混乱続く 首都に火炎瓶投げるデモ隊』
https://www.sankei.com/article/20241201-BYFG4S45NZIDBDNPOH5QNH2GJU/
日経新聞 2024年12月2日
『ジョージア親欧米大統領、「退任」拒む』
『親ロ多数議会「非合法」』
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR283BQ0Y4A221C2000000/
選挙結果を否定するのはトランプも、ジョージアのズラビシュヴィリも全く同じです。
日本のマスコミの書き方は全部同じで、選挙結果を拒否するズラビシュヴィリが正しくジョージア政府やジョージア議会が「親ロシア派」が多数だから悪い・という主張です。
要は、日本のマスコミが主張しているのは負けたズラビシュヴィリは親欧米だから正しいと言っています。
ジョージア政府やジョージア議会は、親ロシア派が多数だから悪いと言っています。
そこには、民主主義も法を守る考えもありません。
善悪を親欧米と親ロシアで、差別しているだけです。
お断りしますが、ジョージア議会選はジョージア国民が投票した結果、議員が選出されています。このジョージア議会を否定するのは「ジョージアに民主主義をやってはダメだ!」と言っているのと同じです。
「親欧米は民主主義、親ロシアは独裁❓」
これで意味が分かり理解できる人は、相当おかしな頭の持ち主ですね❓
何回も日記に書きましたが、ジョージア政府もジョージア議会も特に親ロシアであるわけでは、ありません。
ロシアに対してもEUに対しても中立であるだけです。
ロシアとの間で2008年戦争のあったジョージアが、親ロシアであるはずがないのは普通に理解できると思います。
ジョージアの中立政策を「親ロシアだ!」と非難しています。
内政干渉もはなはだしい」と言うしかありません。
産経新聞 2024・12・29
『ジョージアで反欧米大統領が就任 強権加速のおそれ』
https://www.sankei.com/article/20241229-IWUF5EUW7RIQJABYJ3CR5SWSRA/
「これでもか!」と言うほどに「悪意」に満ちた記事のオン・パレードです。
私が海外情報や国際情勢に関しては、日本の新聞やテレビを情報源にするのは止めた方が良い・と主張する理由です。
無い方がマシだ!と思います。
※関連記事目次
項目「ヨーロッパ」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/70484af7010580642c91d2a502a7002d