呑んベエSTING

ロック、やきとん、丼、ERをこよなく愛するオヤジのたわ言

怪しい中華店 at 大門

2009-11-21 19:21:12 | ランチ
          見るからに怪しい店構え


朝から会社のMさんと一緒に大門のお客さんのところへ。

終わったところで、もうじき11時。
ちょっと早いけど昼飯でも喰おうかという話しに。

近くに以前から気になっていた店があるので行ってみた。

11時5分前
店の入り口には大きく「やってるよ」の文字。
では、入りましょう。

判りづらい入り口を開けて恐る恐る入ってみると、
狭い店内の奥の厨房でお爺さんが仕込みをしている様子。
どう見ても80歳は超えていそうな感じの爺さんだ

わたし「あの~、もうやってますか?」
爺さん「やってるかって!(怒)だから日本人って奴はよぉ(怒怒)
           なんっだってんだよ!まったくよぉ(怒怒怒)」
わたし「もう、営業してるかと思いまして・・・」
爺さん「もう、入ってきてんじゃねぇかよ!」
わたし「あっ、、、スミマセン」

かなり腰が引けたファースト・インパクトだったが、
露骨にイヤな顔をして店を出ようとするMさんを引き止めて
強引に席に着いた、わたし。

そこに
爺さん「牛肉丼かマーボ丼しか作ってやんないからな!(怒怒怒怒)」

「作ってやんないからな」じゃなくて、
「作れないからな」の間違えではないかと思いつつ、

わたし「じゃあ、牛肉丼下さい」
Mさん「わたしも・・・」

実はそれが目当てで来たので問題なし。

爺さん「むぅ~、まったくまだ朝だろうが。朝飯喰ってないのか」

もう11時まわってますが、
わたし「朝飯は喰ってないんですよぉ」
と低姿勢。

Mさんは超不機嫌。

おもむろに準備をやりだした中国人らしき爺さん。
なんだかしきりと独り言を繰り返す。

「××××やりてえなぁ、チクショウ」
よく聞き取れない。

ん~よくよく聞いてみた。

「オ×ンコ、やりてぇなぁ、チクショー(怒怒怒)」
爺さん、放送禁止用語ですよ!

放送禁止用語をつぶやきながら
業務用トマトケチャップの空き缶の中に入っている
白菜漬物を手で皿に盛り付ける。

唐辛子やら山椒の実などがゴロゴロ入ったスパイシーな漬物。

Mさん「うん、旨い!」
ややご機嫌回復。

そしてかなりとろみの強いスープが出てきた。
気が付かずに飲んで口中ヤケド(´・ω・`)

さて、
「牛肉丼」登場!!


量が凄い!
八角(もしかしたら五香粉かも)の強烈な香り!

まずは一口。

旨い!

しかし、味が濃い!
山椒の刺激が凄い!
そして後からピリピリ来るぐらい辛い!

ブロック肉をトロットロになるまで煮込んだ牛バラを
濃厚でかなりのとろみがある餡で絡めてご飯の上に。
そして茹でたもやし、ニラ、ニンジンが付け合わせに。

辛さに我慢ができなくなったら、茹で野菜に逃げる寸法だ。

しかし、、、、、
喰っても喰っても減らない。

爺さんは後から入ってきたお仲間みたいな人を相手に
「オ×ンコ、やりてぇなぁ~」連発。
お仲間に「朝からなに言ってんだよぉ~」と呆れられていた。

この店、
噂ではちょっと前まで店内にはヘアヌード・カレンダーが
所狭しと貼られていたという「エロ中華店」。

90歳過ぎている(らしい)爺さんの趣味なんでしょうね。

開店時間も過ぎてるわけなので、ひとりのお客さんが入ってきた。

お客「マーボナスの定食下さい」
爺さん「オ×ンコ、やりてぇなぁ、チクショー」
お客「あの~、マーボナス定食できますか?」
爺さん「オ×ンコ、やりてぇんだよ」
お客「・・・・・・・」
お仲間「おぅ、お客さんだよ。マーボナス定食だって」
爺さん「あぁ、わかってるよ。日本人って奴はよぉ。よっこらせ~」

手早く、マーボナス定食が作られて出された。
しかし、我々はまだ牛肉丼(通称「牛丼」)を喰いきれない。。。

そのお客さんが喰っていたマーボナスも辛そうだったなぁ。

次回行くときは、
もうひとつの人気メニュー「ピーマン・レバ炒め」を喰おう。

思いっ切り入っているピーマンは
しっかり油通しされているからシャキシャキ感が凄いらしい。

レバは厚切りでレアな火の通りで生臭さはまったくないそうです。

怪しいけど、仕事はキッチリ、ってか?