呑んベエSTING

ロック、やきとん、丼、ERをこよなく愛するオヤジのたわ言

へルタースケルター

2009-11-28 11:49:59 | ロック
      鬼才・岡崎京子の幻の名作


へルタースケルター

イギリスでは子供が遊ぶすべり台のこと。
「のぼったり、すべり降りたり」

「しっちゃかめっちゃか」とか「七転八倒」とか
混乱したり混沌とした状態のことも指す。

Helter Skelterは、
ビートルズの「ホワイトアルバム」に収録されている曲で、
一般的には世界初の「へヴィーメタル」と言われている。

先駆的なビートルズにはありがちな話しだが、
ポールが「とにかく騒がしい曲を演ろう!」ということで世に出た。

ギターはポールでベースがジョン。
ジョージって参加してんのかなぁ。
そして、リンゴのドラミングが・・・・重い。
余計なオカズが少ない分ズンズン響いて・・・最高のドラマーだね。

ビートルズ本人達が軽いノリだったのに係わらず、
カルト教団のチャールズ・マンソンはこの曲に啓発(?)されて、
世に有名な「シャロン・テイト事件」を起こすわけだが・・・

「しっちゃかめっちゃか」
混沌ですな。

さて、岡崎京子。
女性漫画家の中では内田春菊と並ぶ「手塚治虫的」天才作家。

人間のエゴとか欲とか内面をえぐる作品は、
映画的な手法の「風景挿入」などの絵的演出も効果的で
読んでいると不安定な気分になるというか、恐くなってしまう。

「しっちゃかめっちゃか」
混沌ですな。

岡崎さんは飲酒運転の車にはねられるという事故に遭い、
漫画界から離れてしまった。
そうなってすでに7年。
懸命のリハビリで復帰を期していると聞くが、
頑張って是非また書いて欲しいものである。

時代を感じさせないのが、
「へルタースケルター」という訳のわからない言葉である。

そう言えば、
リンゴスターが曲の最後に叫んでいたな。

I've got blisters on my fingers!!
「指にまめができちゃったぁ!!」

秋の青空

2009-11-28 11:26:25 | 呑んだり喰ったり語ったり

秋は短い。

ちょうどいい気候の時期が短いのだ。
すぐに冬になっちまう。

ここ最近はビックリするぐらい暖かいが、
11月前半の寒さで外苑のいちょう並木は例年になく色付きがイイ。

「いちょう祭り」もやっていますので、
お出かけになってはいかがでしょうか。


そんで、
先日、また鎌倉へ。


お日様が海面をキラキラ輝かせていました。

由比ヶ浜海岸はすっかりキレイになっていて、
サクラ貝やタカラ貝などの貝殻がいっぱい上がっていました。

もちろん、鎌倉時代の貿易船が難破した際に海の藻くずとなった、
名陶器の欠けらもたくさん拾いましたぜ。

海ばかりじゃつまらないので、
江ノ電長谷駅近くのハワイアンショップで絶品の「マラサダ」を喰って、
山の方に向かいます。


そんでもって、佐助稲荷へ。

なんとも不思議な空間でした。

しかし、なんですな。
鎌倉は体調の良くないときに行く場所じゃないですね。

重い場所だから・・・