西武新宿駅近くの「萬太郎」
「ハツモトの甘辛煮」
こいつさえあれば、ホッピー中3杯呑めるという最強のツマミ。
野菜も押さえつつ
「はつ」「かしら」はタレでネットリと。
「かわ」は塩胡椒でカリッと。
「牛スジの煮込み」は焼肉屋の「カルビスープ」そのもの。
ちょっと辛い。
牛スジはトロトロなのだ。
そうこうしているうちに「ハツモト甘辛煮」が乳化してくる。
こうなるともうホッピーがススンデススンデしょうがないことになる。
「萬太郎」の大将は黙々と串を焼いているのだが、
「老子」の話しになると堰を切ったように語りだす。
「老子」を基に政界・財界、芸能界・スポーツ選手まで、
語り倒して評価しまくる。
なかなか恐るべき大将が仕切る、恐るべき歌舞伎町路地裏の店なのだ。