さて、「暗渠歩こう会」メンバーも集合場所に集まったので、
東武スカイツリー線(ガラガラ)に乗って目的地へGO!
「東向島駅(旧玉ノ井駅)」
そう、あの永井荷風の小説でも有名な幻の街 玉の井の軌跡を訪ねてみようと。
「東向島駅」を降りて、隣り駅の「鐘ヶ淵駅」方面に向かうと「玉ノ井いろは通り商店街」があって、
そのあたり界隈の路地裏が玉の井と言われていたらしい。
玉の井は、昭和33年の「売春禁止法」施行まであった「私娼街(赤線地帯)」であります。
裏路地に入っていくと「その時代」の名残のような建物があったりする。
昭和初期の建築仕様の特徴である、
タイルを貼り合せた壁や角がアールを描いていたりする「カフェ」風の建物曲線がそれだと思う。
フム・・・
窓が鉄や木の枠で迫り出した2回屋であるのも特徴かな。
バリバリの下町だからネコが多い。
ネコ多い。
娘のあだ名が店名のスナック・・・
「暗渠歩こう会」メンバーの名前が店名のスナック・・・
かくれんぼネコ。
彼方にはスカイツリー。
レトロな文具屋さんで買い物をしながら玉の井の軌跡を聞いてみたら、
不思議なことに名乗ってもなかったのだが暗渠を教えてくれた。
「玉の井バラバラ殺人事件」の「お歯黒どぶ」が、この暗渠の下にあったりして・・・
ポストのあるお店。
ここでも見つけた「生駒軒」
ネコ。
ご老体のようで・・・
トタン壁の錆がいい味を出している。
フゥ~ム!
散々迷路のような路地裏を歩いてみたんだけど、
歩いても歩いてもまた同じ場所にたどり着くという摩訶不思議な体験はしましたが、
思っていたよりも「その時代」の軌跡は名残は少なかった。
ちょっとだけ期待外れだったかな。
腹が減ったので(ポンポンポンポンポ~ン)駅近くの街中華屋に入って「炒飯」
スタンダードでオーセンティックな「炒飯」は、実にいい具合で旨かった。
こういう炒飯に出会うことがあるからこそ、
たまに無性に炒飯が喰いたくなるんだろうね。
さて腹も満たしたので、
気を取り直して荒川を渡って立石にでも行って、
メンバーを「呑んベエ天国」にデビューさせますか~
まだ、つづく
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