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岩手のカミサンの実家に、
カミサンのお兄さん家族も来ていた。
会話の中で、
実家の敷地のどこかに絶滅品種の「エゾタンポポ」があるらしいのだ。
5年ぐらい前に亡くなったおばあさんが自慢していたらしい。
さっそく子供たちと庭(半分は畑)を探索。
あった!
見つけました。
エゾタンポポの特徴は、
西洋タンポポは花弁が外に向かってクルッと巻いているのに対して、
花びらに沿って真すぐに延びているところ。
調べてみると、
エゾタンポポは春にしか咲かず、
繁殖力もエゾタンポポより弱く、
西洋タンポポの花粉で雑種化したり同化したりしてしまうとのこと。
西洋タンポポに押されて、いずれ見られなくなる在来品種なのだろう。
その後、ちゃげを散歩させながらエゾタンポポを捜索すると、
川沿いの土手に群生している一帯を発見!
片足を上げておしっこでマーキングするちゃげに踏まれながらも
たくましく咲き続けるエゾタンポポ。
いつここに根を張って、どのぐらいの冬を過ごして
どのぐらい花を咲かせているのだろうか。
今度行ったときにも、
西洋タンポポに蹂躙されずに生き残っていて欲しい。
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