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ソニーが12年ぶりにaiboを発売 AIロボットを「ドラえもん」のような相棒にするには

2018年01月17日 06時35分21秒 | 日記

ソニーが12年ぶりにaiboを発売 AIロボットを「ドラえもん」のような相棒にするには

ソニーが12年ぶりにaiboを発売 AIロボットを「ドラえもん」のような相棒にするには

 

 

《本記事のポイント》

  •  アニメや映画のような「人間の相棒」ロボットが増えてきている
  • 「ソフィア」は国連でディスカッションし、「COZMO」はペットのように振る舞う
  • 「ドラえもんのようなAIロボットをつくろう」という思いが未来をつくる

 

犬型ロボット「aibo」が12年ぶりに帰ってきた。ソニーは11日に新型aiboを発売。鳴き声の「ワンワン」に合わせた日程だ。人工知能(AI)が搭載されており、飼い主の行動や感情を学習して、それに合わせた仕草をする。ますますリアルなペットに近づいている。

 

鉄腕アトムやドラえもん、「スター・ウォーズ」のR2-D2やC-3PO、アンドリュー、ベイマックス……。アニメや映画には、「人間の相棒」とも言うべきロボットがたくさん登場する。

 

しかしそれは、フィクションの世界にとどまらない。現実に、人間の相棒になりうる人工知能(AI)ロボットが、生まれてきている。

 

 

国連でディスカッションし、サウジの市民権を得たAIロボット

AIロボットのソフィア(画像はYouTubeより)。

例えば、「ソフィア」。香港のハンソン・ロボティックス社が開発した、人間と会話ができる世界最先端のAIロボットだ。

 

ソフィアは、女優のオードリー・ヘップバーンをイメージした、上品な顔立ちを持つ。相手の表情を読み取り、その場に応じた会話を行うことができる。さらには人間が持っている62種類の感情を表情で表すことが可能だ。

 

ソフィアは昨年10月、国連デビューも果たした。「人間が未来を創るのを手助けするためにここにいます」「AIを活用すれば、食糧やエネルギーなどを全世界に効率的に配分するための助けになるでしょう」などと、パネルディスカッションで流暢に語った。

 

さらにソフィアは市民権も持つ。昨年10月、サウジアラビア政府がロボットで世界初となる市民権を与えたからだ。

 

「サウジアラビアに感謝します。前代未聞の名誉をとても光栄に思います。これはロボットとして世界で最初に市民と認められた歴史的な出来事ですね」(ソフィア)

 

ちなみにサウジアラビア政府が市民権を与えた理由は、男女同権の社会を目指していることを国内外にアピールするためと言われている。

 

ソフィアの生みの親であり、ハンソン・ロボティックス社の創立者であるデイビッド・ハンソン最高経営責任者(CEO)は、「本質的に安全で善良、さらには思いやりのあるAIをいかに開発していくか、オープンに議論することが重要だ」と指摘する。

 

 

まるで子犬のような「COZMO」

COZMO(画像はYouTubeより)。

タカラトミーは昨年9月、手のひらサイズの「COZMO(コズモ)」の日本での発売を始めた。2016年10月にアメリカで発売され、大ヒットしたロボットだ。

 

周りの環境や人の顔を認識し、ユーザーの仕草に応じて行動や表情を変える。そして会話やゲームで遊べば遊ぶほど懐いてくる。やんちゃなペットがライバルだという。

 

開発したのは、2010年創業の米ベンチャー・アンキ社。共同創設者の一人、ハンス・タペイナー社長は、「ウォーリー」や「鉄腕アトム」、「スター・ウォーズ」などの映画を見て、人格を感じさせるようなロボットを現実につくろうと思ったそうだ。

 

「キャラクターに命を吹き込む」ため、COZMOは機械工学、ロボット工学、AIなどの技術チームと、キャラクターを作る上で重要なアニメーションチームが協力して開発にあたった。技術チームとアニメーションチームがタッグを組むのは、ロボット開発ではあまりないこと。まるで映画製作のようだ。

 

 

コミュニケーションロボットが普及する日も近い!?

AIロボットのソフィア(画像はYouTubeより)。

上/3E-A18。下/unibo。(画像はYouTubeより)。

では、日本企業はどうか。ホンダが1月上旬、アメリカで開かれた世界一の家電市で公開したのは、「3E-A18」というコミュニケーションロボット。このロボットのテーマは「人と共感する」。人の感情を読み取って、表情やメッセージを表現することができる。空港や街中などで道案内をすることを想定。抱きしめることもできるといい、見た目は少しベイマックスに似ている。

 

ユニロボット社が開発したのは、「ドラえもんを目指した」というコミュニケーションロボット「unibo」。家庭用は12日から発売された。日常会話からユーザーの好みを学習できる、世界初のロボットだ。例えば、「疲れたな」と話しかけると、「大丈夫?」と励まし、癒しの音楽を流してくれる。

 

「AIロボットが世界を破滅させる」「AIロボットが仕事を奪う」と危機意識を持つ人もいる。しかしAIロボットは、あくまで人間の「こうしたロボットをつくりたい」という意志から生まれるものだ。

 

人間が、「鉄腕アトムやドラえもんのような、まるで家族のように優しく温かいロボットをつくろう」「ロボットと共に、明るい未来を築こう」と考え、愛を込めてロボットをつくること。そして「AIロボットで世界を破滅させる」という悪を犯させない社会をつくること。科学技術全般に当てはまることだが、AIロボットが普及していくであろうこれからの時代において、この基本はとても重要だ。

(山本泉)

 

【関連記事】

2016年11月号 人工知能時代 人間にしかできない仕事 あと10年で消える仕事

https://the-liberty.com/article.php?item_id=11969

 

2017年8月24日付本欄 人工知能(AI)は、人の仕事を奪うのか、新たな仕事をつくるのか

https://the-liberty.com/article.php?item_id=13438


カヌー選手の薬物混入問題 「内なる悪」にどう対処するか

2018年01月17日 06時32分26秒 | 日記

カヌー選手の薬物混入問題 「内なる悪」にどう対処するか

カヌーの日本を代表するトップクラスの選手が、ライバル選手の飲み物に禁止薬物を混ぜるなどした問題が、テレビや新聞を騒がせています。

 

問題を起こした鈴木康大選手(32歳)は昨年9月の大会で、2020年東京オリンピックの出場を争うライバルの若手選手(25歳)の飲み物に、筋肉増強効果のある禁止薬物を混ぜました。ライバルの選手はこの大会で優勝しましたが、ドーピング検査にひっかかり、暫定的に資格停止処分を科されていました。

 

鈴木選手は、他の4人の選手の道具やお金を盗んだことも分かっています。「スポーツマンの風上に置けない!」という批判はもっともです。

 

ただ、事の大小は違っても、仕事や近所付き合いの中で、他人に嫉妬して心が乱れるという経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。今回は、宗教的なアプローチから、この問題に対する一つの考え方を提案してみたいと思います。


ネパール政府がネット事業で中国の国有企業の参入を認める

2018年01月17日 06時30分04秒 | 日記

これだけ知っトクNews(1月16日版) ネパール政府がネット事業で中国の国有企業の参入を認める

「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用下さい。

 

  • (1) ネパール政府がネット事業で中国の国有企業の参入を認める
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