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中国の不正を止めるトランプ 知的財産権侵害で制裁関税を発動か

2018年03月18日 07時52分41秒 | 日記

中国の不正を止めるトランプ 知的財産権侵害で制裁関税を発動か

ドナルド・トランプ米大統領は鉄鋼・アルミニウムへの関税に続き、中国の知的財産権侵害に対する制裁措置を検討しています。3月中にも制裁発動を決断する考えです。

 

追加課税の対象となる中国製品は、通信機器や家電など、最大で600億ドル(約6兆4千億円)に相当する可能性があるとされます。

 

トランプ政権は、中国で横行する高級ブランド品などの不正コピー商品に加え、米企業が中国に進出する際に求められる技術移転への懸念を強めています。大統領権限で不公正貿易に制裁を課すことができる通商法301条に基づき、昨年8月から中国の知的財産権侵害について調査を進めていました。

 

本欄では、中国による知的財産権侵害の深刻さについて紹介し、日本が目指すべき方向を探ります。

 


台湾・李登輝元総統の人生を描く映画がまもなく完成 「日本人とは何か」に迫る

2018年03月18日 07時28分30秒 | 日記

台湾・李登輝元総統の人生を描く映画がまもなく完成 「日本人とは何か」に迫る

台湾・李登輝元総統の人生を描く映画がまもなく完成 「日本人とは何か」に迫る

 

 

「台湾併合」をたくらむ中国共産党と、「中国にのみ込まれたくない」と抵抗する台湾との間で、せめぎ合いが続いている。

 

中国政府は台湾の分離・独立を容認しない考えだが、台湾政権与党の民進党は、中国政府が主張する、台湾は中国の一部であるとする「一つの中国」原則は認めない姿勢だ。

 

昨年9月に蔡英文政権の行政院長(首相に相当)に就任した頼清徳氏は、自身を「台湾独立を主張する政治家」と明言。このほど、中国政府が「台湾からの就学・就職促進」などを盛り込んだ過去最大規模の優遇措置を発表したことに対しても、「台湾をのみ込む狙いだ」と反発している。

 

 

民主化改革を成功させた李登輝元総統

2016年8月、沖縄の石垣島を訪れた李元総統。

台湾の命運を握る独立志向の政治家らが一様に尊敬する人物が、「台湾民主化の父」として有名な李登輝元総統だ。李元総統は、民主的な選挙で選ばれた台湾史上初の総統であり、台湾の民主化に向け、憲法改正や直接選挙の導入など、さまざまな改革を成し遂げた。

 

現在は95歳の高齢にもかかわらず、精力的に政治活動を続けている。今年2月末には、台湾独立の賛否を問う公民投票の実施や、「台湾」名義での国連加盟を目標とする新たな政治団体「喜楽島連盟」の発足を発表する記者会見にも出席した。

 

会見で李元総統は、「台湾と中国大陸の関係は特殊な状態にあるが、国家と国家の関係であることに疑いの余地はない」「現在の憲法は中華民国のために定められた憲法であり、台湾のための新しい憲法を早急に制定する必要がある」などと述べている。

 

 

李元総統の人生を描くドキュメンタリー映画

李元総統は、台湾の日本統治時代に生まれ、日本語教育を受け、京都帝国大学にも進学した「大の親日家」として有名だ。「自分が台湾の民主化を成し遂げる原動力となったのは日本教育、そして日本精神のおかげだ」とも明言している。

 

そんな李元総統の人生にフォーカスしたドキュメンタリー映画「哲人王~李登輝対話篇~」が製作されている。同作は4月に完成予定で、今夏以降の公開を目指している。

 

この映画は、人生に絶望して自殺を図ろうとした日本の女子大生・山口まりあが、突然、李元総統の意識と同通し、対話しながら物語が展開していく。

 

李元総統はまりあとの対話で、日本統治時代に受けた高度な教育や、戦後に台湾を統治した国民党による政治的弾圧、政治家として大成し、民主化を実現した経緯などを語る。その間に自身が考えていたことや、哲学や信仰についても赤裸々に語りかける。

 

まりあは李元総統との心の対話を通して、李元総統の精神と、それまでは知らなかった「日本とは何か」「日本人とは何か」などを発見していく――。

 

李元総統と日本の女子大生が心の中で対話するという異色のストーリーである本作は、ただの歴史映画ではなさそうだ。

 

主人公の山口まりあ役を演じるのは、女優の桃果さん。NHK「Rの法則」のレギュラー、リクルート「スタディサプリ」、「オムロン株式会社」のイメージモデルなどを務めている。

 

 

監督は台湾の発展に尽力した教育者の孫

今作を手掛けるのは、園田映人監督。園田氏の母は台湾生まれの日本人で、祖父は台湾の発展に尽力した教育者だった。台湾と縁がある園田監督が描く作品が、この「哲人王」である。

 

映画を製作しようと思ったきっかけは、台湾を訪れた際、台湾人から「日本統治時代に戻ってほしい」と言われ、当時の日本の教育や文化について興味を持ったからだという。

 

園田氏は編集部の取材に対し、次のように語った。

 

「この映画は、台湾との絆を精神レベルで思い出させるものです。今、台湾と日本、この両国が歴史や文化を共有し、関係性がさらに強くなれば、2020年にも台湾を併合しようとしている中国政府への抑止力になりうると思うのです。

 

東日本大震災で日本に200億円を超える最も多くの義援金を送ったのは台湾でしたが、台湾が他国からの侵略危機にさらされている今、手を差し伸べるべきは、私たち日本人なのではないでしょうか。この映画が、日本人として何ができるかを考えるきっかけになることを願っています」

 

さらに、李元総統の人生に焦点を当てた理由について、園田氏はこう語る。

 

「李元総統は、95年の人生を通して、『正しい思想が世界を良い方向に変えていく』ことを証明された方だと思います。李元総統の思想には、信仰と愛が含まれていました。激動の時代を通じて、こうした宗教的なコアの理念を能動的に獲得してきた1人の人間の生き様を、映画を作ることで示したいと思いました」

 

李登輝ファンや台湾が好きな人はもちろん、すべての日本人に気づきを与えてくれそうな映画だ。

 

現在、園田氏は日本、台湾、アメリカでの公開や海外映画祭への出品を目指し、インターネットを介したクラウドファンディングで資金を募っている(詳細は以下の関連サイトを参照)。

 

《映画の公式サイト》

ドキュメンタリー映画「哲人王~李登輝対話篇~」

http://tetsujino.com/index.html

 

《クラウドファンディングのサイト》

台湾民主化の父・李登輝に迫る革新的トランス・ドキュメンタリー映画「哲人王」制作!

https://camp-fire.jp/projects/view/27972

 

(※寄付は一口1万円から。振り込み名義人を明記したメールを弊社に送っていただき、ご住所をお知らせいただければ、寄付金額に応じたクラウドファンディングと同等のリターンをお送りいたします。メールの送付先は、 komiya@reicielstudio.com まで)

 

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