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2019年元旦の社説読み比べ 各紙の論調や重視するニュースが分かる

2019年01月01日 06時48分41秒 | 日記

2019年元旦の社説読み比べ 各紙の論調や重視するニュースが分かる

 

2019年元旦の社説読み比べ 各紙の論調や重視するニュースが分かる

 

 

元旦の社説には、その新聞の考え方や何を重視しているかが表れます。本欄では2019年の元旦の読売、朝日、毎日、日経、産経、東京の6紙の社説を概観します。

 

 

トランプ政権に対する評価が分かれた

 

読売「米中対立の試練に立ち向かえ」

  • アメリカが内向きの政治に転じ、欧州はポピュリズムの横行と英独仏の混迷で求心力が低下。世界の安定を支えてきた軸が消えつつある中で、最も警戒すべきはアメリカと中国の覇権争いによる混乱だ。

 

  • 「アメリカ第一主義」のトランプ大統領への不安は尽きない。貿易赤字縮小という目先の利益を外交や安全保障より優先してきた。

 

  • 多国間協調を支える自由貿易の網を広げることは急務である。米国との貿易協議に取り組みつつ、米国が離脱した環太平洋経済連携協定(TPP)の拡大や、中国やインドなどアジア各国との自由貿易圏づくりを進めたい。

 

  • 社会保障制度を支える消費増税が10月に控える。超高齢社会の安定財源であることを周知すべきだ。

 

 

日経「日本は自由貿易や国際協調の重要性を説き続けるべき」

  • アメリカをリーダーに世界の安全保障や自由貿易を守ってきた体制は大きく揺らいだ。

 

  • こうした地政学リスクに日本は立ち向かわなくてはならない。自国第一主義に傾くトランプ大統領らに、自由貿易や国際協調の重要性を説き続ける必要がある。

 

  • 10月には消費税率が10%に引き上げられるが、19年度予算で手厚すぎるほどの対策を講じており、消費腰折れのリスクは小さい。

 

  • 資本主義や民主主義の疲弊が海外で目立つが、日本はこのふたつの価値を守り、米中などに働きかける責任がある。

 

 

産経「トランプ氏は安倍首相に米中のどちらかを選ばせる」

(※論説委員長の「年のはじめに」の記事から引用)
  • 平成は「敗北」の時代だった。その理由の一つとして、中国の共産党独裁体制を支援した失策が挙げられる。日本は平成元年の天安門事件後、国際的に孤立した中国共産党政権を助け、国際社会に復帰させた。中国が一党独裁を維持したまま、世界第2位の経済大国に成り上がった出発点はここにある。

 

  • トランプ氏が米大統領選を勝った3年前の秋、「トランプでいいじゃないか」という記事を書いた。その思いは、「トランプで良かったじゃないか」との確信に変わった。

 

  • 日本は米中の狭間でうまく立ち回れる、と今でも思っているならば、よほどのお人よしだ。トランプ氏はいずれ、安倍首相に、アメリカと中国のどちらかの選択を迫るだろう。

 

  • 日米安保さえあれば大丈夫だ、という思考停止の時代はまもなく終わりを告げる。

 

 

読売や日経は、「米国第一主義」を掲げるトランプ大統領の政策に否定的ですが、産経の論説委員長は「トランプで良かった」と肯定的に捉えていることが分かります。

 

米中の覇権争いは、今年さらに激しくなることが予想されます。しかし、トランプ政権が「米国第一主義」を掲げて対中強硬的な政策を並べているのは、中国の軍事力拡大による安全保障上の懸念があるためです。日本が「中国を含めた自由貿易圏づくり」を進めることは、中国包囲網づくりを妨げる可能性があります。

 

また、「消費増税による冷え込みへの対策は十分」「消費税は超高齢社会の安定財源」という見方には注意が必要です。消費税の引き上げで個人消費はさらに冷え込む恐れがあり、消費税を財源として社会保障が充実されても日本の景気の押し上げにはつながらないでしょう。

 

 

朝日「政治改革30年の先に 権力のありかを問い直す」

  • 自民党が1989年に「政治改革大綱」を出してから30年が過ぎた。政治改革がもたらした功と罪を総括し、次の段階に進むべき時である。

 

  • 国会を強くする必要がある。議院内閣制の下では、内閣とそれを支える衆院の多数与党が一体となっている。与党は数の力で政府提案を次々通していこうとする。一方で国会には、政権中枢や各省庁の活動を監視する役割がある。

 

  • 安倍政権は憲法に基づく野党の要求を重ねて無視してきた。違憲批判が起こるのは当然だ。

 

 

毎日「AIと民主主義 メカニズムの違いを知る」

  • 今やネットサービスは必需の生活インフラだが、膨大な個人データをAI(人工知能)が処理する時、私たちは思いがけない事態に直面する。民主主義との緊張関係だ。

 

  • 強力なAIは利用者の消費性向を知り尽くそうとする。その精度が高いとしたら、政治分野に応用することは容易だろう。

 

  • 民主主義の価値は試行錯誤を重ねるプロセスにある。人間は一人ひとり違うからこそ、対話を続けて集団の共感を維持しようとする。処理の速さと分類を得意とするAIとは根本的なメカニズムが異なる。

 

  • 私たちはこれまでAIに対し無防備過ぎたかもしれない。議論をする。互いを認め合う。結論を受け入れる。リアルな肌触りを省いたら民主主義は後退する。

 

 

東京「分断ではなく対話の時代であれ」

  • アメリカでは貧しい白人労働者たちを「忘れられた人々」と称したトランプ氏が勝ち、欧州では移民を嫌う右派政党が躍進。人権宣言の国フランスでは黄色いベスト運動が起きた。格差が、不平等が、政治に逆襲した。

 

  • 多数派は少数派の声に耳を傾けねばならない。多数の利得が少数の損失のうえに築かれるのなら、それは国民全体の幸福とはいえない。

 

  • 自由と競争は必ず不平等を生じさせるが、それを正すのが政治の役割である。

 

 

各紙、政治のあるべき姿を問う社説になっています。民主主義の大切さは言うまでもありませんが、多数を占めたものが必ずしも正しいとは言えません。

 

大川隆法・幸福の科学総裁は、著書『青銅の法』で、「この世の政治・経済的な意味においては、『自由』『民主』『信仰』の三つを浸透させるべく、地上的な活動を続けていくことが大事です」と説いています。

 

人間を超えた存在である神仏を信じ、神仏の願いは何かを考えながら正しさを求めていくプロセスが、民主主義の本当のあり方ではないでしょうか。

 

 

各紙の価値観が色濃く反映されている

元旦の社説を読み比べると、各紙の価値観や主張が記事に色濃く反映されていることが改めて分かります。方針や方向が異なる複数筋の情報や、各紙の異なった意見を比べることで、世論を操作しようとしている意図が見えてくることもあります。

 

今年も新聞から情報を得る際には、こうした各メディアの論調の違いを意識して読む必要があるでしょう。

(小林真由美)

 

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新年のご挨拶 「四股を踏み、大和魂に目覚める」 ザ・リバティ編集長 綾織次郎

2019年01月01日 06時46分39秒 | 日記

新年のご挨拶 「四股を踏み、大和魂に目覚める」 ザ・リバティ編集長 綾織次郎

 

新年のご挨拶 「四股を踏み、大和魂に目覚める」 ザ・リバティ編集長 綾織次郎

 

 

みなさま、新年あけましておめでとうございます。

 

2019年4月末で平成の時代が終わり、新しい時代が幕を開けます。ただ、平成という時代を振り返ってみれば、残念ながら、必ずしも明るいものではありませんでした。

 

1995年の阪神・淡路大震災、2011年の東日本大震災。近年は豪雨・台風被害も頻発しています。

 

経済では、ちょうど平成の30年間、国民の所得(GDP)が伸びない時代でした。経済成長しない国は先進国で唯一。北朝鮮ですら毎年3%程度の成長をしていたので(国連推計)、「北朝鮮以下」という恥ずかしい状態です。日本の経済を成長させないように抑えつける力が働いているとしか言えません。実質的に世界一のレベルの過大な社会保障はその一つでしょう。

 

また、この30年間は、中国の軍事的脅威が高まる一方、日本の国防が相対的に弱くなった期間と言えます。そして中国の軍事力はアメリカをもしのごうとしています。いつ日本の領土が侵略されてもおかしくありません。

 

天皇陛下は昨年末、85歳の誕生日を迎えられた際の記者会見で、「平成が戦争のない時代として終わろうとしていることに、心から安堵している」と述べられました。天皇陛下が日本の平和と国民の幸福を祈り続けた姿勢にただ感謝するしかないですが、裏を返せば、平成は次の時代の戦争が着々と準備されてきた期間でもあります。

 

平成の30年間は、希望が見出しにくい時代だったと言えるかもしれません。

 

 

「米中蜜月の30年」から「米中対決の30年」へ

正月から"縁起でもない"話になってしまいましたが、では、2019年以降の「平成後」の時代はどう展開していくでしょうか。

 

おそらく平成の30年間を逆転する流れが、これから30年間にわたって起きてくると予想されます。

 

昨年はトランプ米大統領がアメリカの中国に対するスタンスを180度転換しました。アメリカは米ソ冷戦時代の1980年代から中国との協力関係を深めました。90年代からは本格的に中国を経済発展させ、そこでアメリカもお金を稼ぐという方針を貫いてきました。トランプ大統領はこの「米中蜜月の30年」を大逆転させました。

 

これからは、アメリカが中国を経済的にも軍事的にも抑え込んでいく「米中対決の30年」に入ったということです。この流れはトランプ大統領一人の考えではなく、むしろ米議会のほうが対中国で強硬になっているので、トランプ氏が辞めた後も中国との対決は終わらないと考えるべきでしょう。

 

新しい30年間、日本も世界の大転換についていき、でき得るならば、この流れをリードしていく国になっていきたいものだと思います。

 

 

大嘗祭で新天皇が祈る「天御祖神」

新天皇は5月1日に即位されます。皇位継承に伴い、11月には「大嘗祭(だいじょうさい)」が執り行われます。毎年、その年に獲れた新米などを神々に捧げ、五穀豊穣や国の安寧を祈る新嘗祭(にいなめさい)が行われていますが、それが代替わりの年には大嘗祭となります。

一般的には、捧げる対象は天照大神を中心とする神々ということになっています。古代文字で書かれた『ホツマツタヱ』などのヲシテ文献研究家・池田満氏の説によれば、大嘗祭はもともと、天御祖神(あめのみおやがみ)という日本神道における「創造主」に祈りを捧げる祭祀として始まったそうです。

 

『ホツマツタヱ』には、天御祖神が全宇宙を創造する場面が登場します。地球や宇宙の創造主がたくさんいるわけではありません。中東の創造主エローヒム(キリスト教の天なる父、イスラム教のアッラーと同じ神)にあたる神が、日本神道の根源にも存在したことになります。

 

2018年7月、幸福の科学の大川隆法総裁は、その天御祖神の霊言を収録しました(「天御祖神の降臨」として幸福の科学の支部・精舎等で公開中)。その中で天御祖神は、約3万年前の日本に宇宙から到来し、日本神道の原点となる教えを説いたことを明らかにしています。

 

その教えのポイントは、「神を信じ、敬う心」や「両親に孝を尽くして、家を築く大切さ」などだと語りました。また、日本に降臨した天御祖神の姿は、相撲の力士か金剛力士像のようだったそうで、おそらく日本古来の「武の心」を体現していたのではないかと考えられます。

 

 

「平成後」の30年を希望の時代に

残念なことに戦後の日本ほど、「神を信じ、敬う心」が軽んじられている時代はありません。

また、社会保障を充実させ、年金や介護を政府が丸抱えすればするほど、日本のGDPは停滞するとともに、「両親に孝を尽くして、家を築く大切さ」が忘れ去られてきています。アメリカに敗戦して「武装解除」され、憲法9条を与えられてから、日本の「武の心」が失われました。

 

天御祖神の現代日本へのメッセージは、私たちが「日本人としての魂」を呼び覚まし、再び繁栄を取り戻し、他国の侵略を跳ね返せる国防を築くことを求めているようです。

 

幸福の科学を支持母体とする幸福実現党の釈量子党首は、昨年夏ごろから支持者の集会で相撲の「四股」を踏み、支援者を鼓舞しているとのうわさです。

 

古代日本から伝わる相撲はもともと神事です。四股は、邪霊を踏み鎮めるとともに、大地を揺り動かせて人々を目覚めさせるという意味があるそうです。

 

2019年は、私たち一人ひとりが「大和心」「大和魂」に目覚める年にしたいものです。そして、天変地異を起こし、日本経済を抑えつけ、日本への侵略を図る「邪霊」を吹き飛ばしていかなければなりません。

 

「平成後」の30年を希望に満ちた時代としていくことを「ザ・リバティ」の目標としたいと思います。

「ザ・リバティ」編集長 綾織次郎

 

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一年の計は元旦にあり 「透明な心」を徳目の一つに加えよう

2019年01月01日 06時45分11秒 | 日記

一年の計は元旦にあり 「透明な心」を徳目の一つに加えよう

 

一年の計は元旦にあり。輝かしい元旦を迎え、「心機一転、新たな自分をつくっていこう」と、新年の誓いを立てた方も多いのではないでしょうか。

 

著名な経営学者ピーター・ドラッカーは、「未来は予測できないが、未来を切り開くことはできる。そのためには、目標設定が必要だ」という趣旨のことを述べています。「未来を切り開きたい」と願うならば、強い意志を持ち、目標を設定し、それをなし遂げようと努力せよということです。

 

「そうはいっても、目標が思い浮かばない」という方もいるかもしれません。その場合、米政治家ベンジャミン・フランクリンの如く、自分に足りない徳目を考え、1年を通して実践してみてはどうでしょうか。

 

お勧めしたい徳目の一つが、「透明な心」です。