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中露首脳会談で習近平主席がウクライナ戦争の「仲介役」に 岸田首相のウクライナ訪問は中露の関係強化に拍車

2023年03月23日 05時37分37秒 | 日記

中露首脳会談で習近平主席がウクライナ戦争の「仲介役」に 岸田首相のウクライナ訪問は中露の関係強化に拍車

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2019年11月、ブラジルの首都ブラジリアで行われた歓迎セレモニーで手を振るプーチン露大統領と中国の習近平国家主席(画像:Salma Bashir Motiwala / Shutterstock.com)。

 

《ニュース》

ロシアの首都モスクワを公式訪問していた中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領は20~22日に会談を行い、ロシア―ウクライナ戦争やエネルギーを含めた経済、軍事技術の協力などについて協議し、両国の協力強化を確認しました。

 

《詳細》

20日の会談で両氏は、ウクライナ戦争をめぐる問題について集中的に協議し、習氏は2月に発表した仲裁案について説明しました。

 

習氏が示した仲裁案は、「各国の主権尊重、冷戦思考の放棄、停戦、和平交渉の開始、人道的危機の解決、民間人と捕虜の保護、原子力発電所の安全擁護、戦略的リスクの削減、食糧国外輸送の保障、一方的制裁の停止、産業・サプライチェーンの安定確保、戦後復興の推進」の12項目からなります。ウクライナ側が求める露軍の全面撤退や全領土の返還については言及がありません。

 

プーチン氏は21日の会談後に、「中国の和平計画は、欧米とウクライナが参加する用意を示した時、ウクライナ問題の平和的解決の基礎になりうる」「(だが欧米とウクライナには)そうした用意はまだ見えない」と指摘しました。

 

また、両氏は21日の会談後、「包括的パートナー関係と戦略的協力の深化」と「2030年までの中露経済協力計画」の2つの共同声明を発表。米欧中心ではない「多極的な世界秩序」の形成に向け、戦略的パートナーシップを強化し、貿易拡大や資源エネルギーなど、さまざまな分野で協力拡大を目指すことを確認しました。


コロナめぐる米下院公聴会 元CDC所長「パンデミック初期から研究所説を支持したが、ファウチ博士が議論を封殺した」

2023年03月23日 05時33分02秒 | 日記

コロナめぐる米下院公聴会 元CDC所長「パンデミック初期から研究所説を支持したが、ファウチ博士が議論を封殺した」

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公聴会で証言するレッドフィールド博士(画像は共和党下院監査委員会のYouTubeチャンネルより)。

《ニュース》

米下院議会の公聴会で、新型コロナウィルスの起源をめぐる新たな証言がなされ、注目を集めています。

 

トランプ政権時にCDC(米疾病対策センター)所長を務め、ウィルス学者でもあるロバート・レッドフィールド(Robert Redfield)博士が、感染対策を主導していたアンソニー・ファウチ博士によって「武漢研究所流出説」が黙殺された実態などを証言しました。米NBCや英BBCをはじめ、メディアが広く報じています。

 

レッドフィールド氏は政権交代と共に所長職を退いた後、2021年3月のCNNインタビューで、当時"陰謀論"とされていた「研究所流出説」を支持。それ以前の2019年9月にも武漢で感染が広がり始めていたと推定し、論争を呼びました。

 

《詳細》

共和党のブラッド・ウェンストラップ氏が委員長を務める特別小委員会「コロナ・パンデミックに関する特別小委員会」は3月8日、委員会として初めての公聴会を開催しました。

 

そこに証言者として登壇したレッドフィールド氏は、パンデミックの初期段階から、コロナが自然由来ではなく武漢のウィルス研究所から流出したと分析するも、米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のファウチ所長(当時)と意見が異なったため、「主力から外され(sidelined)」、会議からも除外されたことを明かしました。

 

レッドフィールド氏の証言に対し、ファウチ氏は自身にそのような権限はなかったとし、「私が彼を除外したとする彼の論は、明確に、完全に間違っている」と反論しています(9日付FOXニュース)。

 

公聴会ではレッドフィールド氏のほか、21年時点から「コロナ起源をめぐる全面的な調査」を求めてきた米シンクタンク「大西洋評議会(The Atlantic Council)」のジェイミー・メツル氏や、武漢研究所流出説の可能性を論じてきた元ニューヨーク・タイムズ紙の科学記者ニコラス・ウェイド氏なども、証言者として登壇しました。

 

20日には、上下両院で可決された、コロナの起源に関する情報開示を情報機関に義務付ける法案が、ジョー・バイデン大統領の署名を受けて成立。徹底的な原因追究を求める機運が高まっています。