先月の中頃、三種町に住む友人から突然電話が来ました。
彼が、どうだい、忙しくしているかと尋ねるので、わたくしは次のように返事をしました。
「お金と時間はいくらあっても足りないくらいだ」と言いました。
お金も足りていませんが、時間はもっと足りません。
古希を過ぎてからというもの、時間の過ぎるのがとても速いと感じるのです。
社会の中で活動できる残りの時間が少なくなってきているのを感じるのです。
. . . 本文を読む
いきなり、マリリン・モンローが出てきてしまいました。
これは現代美術を代表するアンディ・ウォーホルの作品です。
これについては後ほど、触れます。
さて、芸術家が作品を造り出すことを文学や美術に限らず創作活動と言っています。
文学者が小説を書く時、自分の体験をほぼ忠実に書かれたものを私小説と呼んでいます。
太宰治の初期の作品は「私小説」と言って良いでしょう。
一方、自分の体験に基づかない小説な . . . 本文を読む