ヒマジンの独白録(美術、読書、写真、ときには錯覚)

田舎オジサンの書くブログです。様々な分野で目に付いた事柄を書いていこうと思っています。

外付けHDDの故障

2019年08月03日 07時06分51秒 | 雑仕事
今まで不具合なく使ってた外付けHDDが、ある日突然壊れてしまいました。
製品名はHD-LS2.0TU2Jと言うもの。バッファローの製品です。わたくしはこれをデーターの保存場所として使っていました。今までPCにウイルスの侵入によりOSがクラッシュした経験がありますので、データーだけは残すようにとOSが入っているHDDとは別のHDDにデーターを残すようにしていたのです。
ところがそのHDDが壊れてしまったのです。あせりました。何しろほぼすべてのデーターが消えてしまったのです。
バッファローはパソコンの周辺機器を製造販売している会社ですがHDDそのものを作っているわけではないのです。HD-LS2.0TU2Jに収められているHDDはWestern Digitalのものでした。WD20EARXがそのHDDの型番です。容量が2テラバイトのものです。途方にくれててもしょうがないのでWD20EARXが生きているのか死んでいるのかを調べなければなりません。そこで使ったのがこれ。
HDDをUSBに変換するものです。HDDをこれでPCのUSBポートに繋ぐとデーターの書き込みや閲覧などの作業が出来ると言うものです。ですがこのツールを使ってもPCはWD20EARXを認識してくれません。ちなみに今は使ってないHDDを繋ぐとちゃんと認識しますので、<HDD、USB変喚器>は正常に動作しています。次にやったことは正常動作しているHDDにHD-LS2.0TU2Jからとりはずした<HDD、USB変喚基盤>を接続してPCから認識できるのかを確かめてみました。そうすると正常に認識できましたので、この<HDD、USB変喚基盤>は故障してないことになります。ちなみに<HDD、USB変喚基盤>とはこれです。
HDDの裏側に留められているいる基盤です。

HDD故障で残る最後はWD20EARXそのモノが壊れていないかどうかです。実はこれを確認する方法はないのです。PCは起動するときに自分自身に接続されている主要な機器を自動で認識することをBIOSで行っています。BIOSが起動すときにこのWD20EARXを認識してないのです。WD20EARXが死んでいることになります。
さて電源を接続するとWD20EARXの回転音がしますので、一応は円盤は正常に回転しているものと見なせば、あとは円盤に書き込みや読み出しを制御する機能に問題がないかを調べなければなりません。そこで調達したのが次のもの。正常動作しているWD20EARXの中古品です。それから制御基板を取り外します。取り外した制御基板を故障しているWD20EARXのそれと交換して動作するようであれば、制御基板の不具合がHDD故障の原因だったことになるわけです。動作確認済みのHDDから取り外した制御基板を故障しているHDDのそれと交換して電源とUSBケーブルを繋いでみました。
この作業を行うに当たりわたくしは次のものを使いました。
AOMEI Partition Assistanntと言うソフトウエアです。
このソフトウエアは物理的に接続されているHDDならば、たとえOSで認識できない状態のものであっても認識できるのです。
結論を言うとAOMEI Partition Assistannで認識はするもののその時間はわずかなもので、その後は認識しなくなりました。どうやらHDDのモーターの回転が持続しないようなのです。
こんなわけでWD20EARXの復旧はあえなく頓挫したのでした。

さてこのたびの出来事の遠因はOSの損傷を防止することのみにとらわれて、データー保護という基本がおろそかになっていたことに尽きますね。OSは仮にだめになってもまた入れなおせば良いのですが、データーを入れなおすことはそもそも不可能なので、基本中の基本がなってなかったことになります。30年近くもパソコンを使ってきて、こんなことになるなんてまったくな泣きたい気持ちです。
それにしても何の前触れもなくHDDは壊れるものなんですね。

今回の教訓;「別れは突然にやってくる」でしょうか。

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1 コメント

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Unknown (macwin)
2022-11-05 15:16:06
正常動作しているWD20EARXの中古品です。それから制御基板を取り外します。取り外した制御基板を故障しているWD20EARXのそれと交換して動作するようであれば、制御基板の不具合がHDD故障の原因だったことになるわけです。壊れた基盤のROMをHDD側取り替えました?ディスクが回りカッチンカッチンヘッダー音がないならば多分データは生きてます。
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