最近、仕事の現場に下見に行かねばならない事があった。
大の大人の作業員に頼むまでのない作業なので、知り合いの若い人に一緒に行って呉れないかとお願いをしたのだが、その人は快諾をしてくれて、一緒の作業に従事して貰えました。
その人を今仮にRくんと呼びましょうか。
Rくんは現場での作業などはそれまでおそらく経験をしたことがないかと思われるのですが、言われたことをすぐに理解して、てきぱきと作業が終わり . . . 本文を読む
先回は画像がありませんでしたが、今回は具体的な画像を添えて、色彩と明暗について考えてみましょう。
まずは次の二つの画像を見ていただきましょう。
これ等の写真は田沢湖畔にあるかっての分校の校舎内の画像です。
上の物はごく普通にカラーで、下の物はその同じ画像の彩度を極限まで落とした時の画像です。
彩度を極限まで落とすと画像の色彩は失われて、明暗だけが表示されます。
これ等の画像処理をどの . . . 本文を読む
最近、写真を撮るときに白黒で撮ることが多くなりました。
私たちは世界を見るときには色付きで対象物を見ています。
世界に色がある事が自然なことであるのを疑う人はいません。
ですが、もし世界に色が無かったならばどのように世界は人の目に映るのかを考えてみようと思ったのです。
ですから、手当たり次第にカメラで白黒写真を撮ってみようと思ったのです。
動物の中には色彩を感じる能力がなく、単に明暗だけを感 . . . 本文を読む
今日の午後、知り合いの方が枝豆を持ってきました。
その量たるや、持ってきたというより運んできたというのが適切なぐらいの量なのでした。
軽トラックに一杯分はありました。
運んできてくれた方は農家なのですが、稲刈りの準備のため、畔や農道の脇に植えておいた枝豆が繁茂していて稲刈り作業の妨げになるとの事でそれを撤去した結果が、軽トラ一杯になってしまったのが実情なようです。
枝豆を撤去しないと、稲刈りが . . . 本文を読む
人の生き方は、様々であるのは言うまでもない。
言葉を変えれば、個々人の人格が同じという事はあり得ないのである。
しかし、共同の生活を長くしたり同じ考えのもとで活動をしたりすると、何となく意思を同じくする仲間だと思ってしまう。
それはある一面で気が合うだけなのであって、全く一緒ではない。
この当たり前の事を人は忘れがちである。
長く一緒に暮らした人や、それこそ生死を共にした戦友を自分の仲間だと思 . . . 本文を読む
昨日、湯沢市にある建築物を2カ所観てきました。
一つは白井晟一の設計の「湯沢酒造会館」です。
表題の画像の建物です。この建物が白井晨一氏の作品であるのが一目でわかる特徴は次の画像にあります。
玄関上部のバルコニーとそこに施された丸穴状の面格子です。
この面格子のデザインは白井作品には採用されている特徴的な様式です。
今は取り壊されてしまった「旧雄勝町役場庁舎」のバルコニーにもありました。
ま . . . 本文を読む
9月10日に酒田市に行ったついでに、日本海に沈む夕日を写真に撮ってみました。
日本海沿いの海沿いであればどこでも海に沈む夕日は見られます。
ただ、漠然と陽が沈むのを待っているよりは特定の場所での日没の時刻がわかれば、撮影には都合が良いわけです。
昔は理科年表を開き。各地の日の出、日の入りの時刻を調べたものです。
今では、わざわざそのために理科年表を開かないでも、便利なツールがあります。
私が今 . . . 本文を読む
今年の夏は、写真を撮りに出掛けたのが数カ所と美術展に2カ所出かけました。
初夏のころには鳥海高原の菜の花畑に、8月の初旬には湯沢市の絵灯籠祭り、8月下旬には岩手県の松尾鉱山跡の写真、そして8月末には群馬県に出掛けて写真を撮ってきました。
独りで行った所もあり、友人と出掛けたところもあります。
ぼくは写真は独りで撮るべきものだと思っているので、いわゆる写真同好会には入っておりません。
同好の士と . . . 本文を読む
西条八十が創った「帽子」という詩があります。
ぼくの帽子 西条八十
母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね?
ええ、夏、碓氷から霧積へゆくみちで、
谷底へ落としたあの麦わら帽子ですよ。
母さん、あれは好きな帽子でしたよ、
僕はあのときずいぶんくやしかった、
だけど、いきなり風が吹いてきたもんだから。
母さん、あのとき、向こうから若い薬売りが来ましたっけね、
紺の脚絆に手甲をした。
そし . . . 本文を読む