ヒマジンの独白録(美術、読書、写真、ときには錯覚)

田舎オジサンの書くブログです。様々な分野で目に付いた事柄を書いていこうと思っています。

今、世界で最も「ヤバイ」国家指導者はだれ?

2018年02月28日 18時55分05秒 | 歴史と風土
先日の新聞報道では、中国の習近平は憲法を改正して、国家主席のこれまでの任期を変えようとしていると伝えられております。 これまでの国家主席の任期は5年の任期で2期までと憲法に定められているそうです。 これの任期の期限と再任の規定を撤廃しようとしているのです。 これは事実上の無期限に国家主席を続けることが出来ることを意味します。 事実上の共産党一党独裁国家である中国がその様な体制になることは、何を意 . . . 本文を読む

唐十郎「特権的肉体論」について

2018年02月26日 19時51分04秒 | なぜ?どうして?
まず初めにお断りしておきますが、唐十郎「特権的肉体論」を読んでいるのだが、はっきり言えば私などには理解の範囲を超えるものであった。 言葉が語られているのはわかるのだが、比喩の多さとそれが何を意味してるのかが、まずわからない。 解らなさという点で言えば、ロートレアモンの「マルドロールの歌」にも匹敵するものといえばよいだろうか。 解ろうとして読むと、なおさらわからない。 そこで、この「特権的肉体論 . . . 本文を読む

「任侠映画、国の政治、英国BBC」

2018年02月21日 13時42分03秒 | 歴史と風土
きょうの表題を見られた方は、かなり奇異に思われる事でしょう。 「任侠映画」が政治に何の関係があるのか、そしてBBCという英国の放送局」との関連などあるのか?と思われる事でしょう。 まずは「任侠映画」から行ってみましょうか。 任侠映画の作り方の基本は次のような様式です。 ある主人公が、世間の他の人や団体にお世話になっていると自覚をしていると、します。 その世話になっている人や団体が苦境に陥ってい . . . 本文を読む

「ユニオンジャック」について

2018年02月21日 10時37分53秒 | 歴史と風土
英国の国旗の事を「ユニオンジャック」と呼んでおりますが、その由来はどうなのかを調べてみました。 現在の英国国旗は表記のものですが、これが今のものになったいきさつがよくわかるののがありました。 次のものです。 これによるとイングランドとスコットランドがまず一緒になり初代のユニオンジャック旗が定められた。 その後に、北アイルランドが加わる事で、現在のユニオンジャック旗になった事が解ります。 こ . . . 本文を読む

日本の未来を救うのは「戸籍法」をまず変えよう。

2018年02月20日 21時08分12秒 | 歴史と風土
わが国の人口減少をどの様にしたら食い止めることが出来るのを真剣に考えざるを得ない事態にある事は、言うまでもない事です。 わが国の人口減対策として考えられているものに、出生率の低下を防ごうとする対策があります。 女性一人が生涯に出生する人数を増やしていこうとする考えです。 そのため、自治体などにより何人以上の子供のいる家庭への補助金の交付だとかが考えられており、実際に「子供手当」を支給している市町 . . . 本文を読む

ドイツの国旗について

2018年02月20日 15時03分34秒 | 歴史と風土
ドイツ国旗をすぐ思い浮かべることが出来る人は、ドイツ文学者や欧州に行ったことがある人を除けば、少ないと思います。 あまりな馴染みのない国旗です。 かってのヒトラーの支配下でのドイツ第三帝国の国旗は良く知られている逆さ卍のマークです。これは「ハーケンクロイツ」と呼ばれています。 この旗は、様々な戦争映画やドラマなどでお馴染みですね。 今ではヨーロッパはいうに及ばず、世界各国で歴史などの学問領域を除け . . . 本文を読む

「どこでもない場所といつでもない時、誰でもない者」について

2018年02月19日 21時42分38秒 | ことば
かってサミュエル・ベケットは、どこでもない場所といつでもない時で「ゴドー」という誰でもない人物の出現を待つ戯曲を書きました。 これが書かれた戯曲である限りにおいては、情景や登場人物のしぐさを描写するのには適した方法と言って良いでしょう。 しかし、この戯曲が舞台上やその他の空間で実際に役者により演じられると、それはたちまち「どこでもない場所といつでもない時」ではなくなってしまいます。 演じられる場 . . . 本文を読む

戯曲「るつぼ」について

2018年02月19日 14時44分32秒 | 歴史と風土
アメリカの著名な劇作家であるアーサーミラーの戯曲に「るつぼ」と題された作品があります。 この「るつぼ」については私のブログで以前に取り上げたことがあります。 以前の記事ではこの戯曲が書かれた背景などについて、触れておりますので今回は省略をします。 きょうの話題は彼の書いた戯曲の題名が何故「るつぼ」なのだったのかの考察です。 先日、アメリカ合衆国の国名が何故か「合衆」になっており、正確な呼び名では . . . 本文を読む

「日章旗」と「旭日旗」について

2018年02月19日 11時18分16秒 | 歴史と風土
きょうの国旗シリーズは、わが国の国旗についてです。 日本政府の公式な見解を発表する場において、官房長官がその時に壇上に掲げられている「日の丸」に向い一礼をしてから会見を始めるのを目にします。 日本国旗である「日章旗」が国民統合の象徴であることを明示することに、その意味が込められていると思われます。 国の祝日には、かっては日の丸を玄関先に掲げた光景がありましたが、現在ではそれを見かけることは極めて . . . 本文を読む

「星条旗」について

2018年02月18日 20時37分40秒 | 歴史と風土
アメリカの国旗は「星条旗」と呼ばれていることは誰でもが知ってる事ですね。 複数の星と横じまの筋がその特徴です。 アメリカの正式国名は「United States of America」であり、日本語では「アメリカ合衆国」と呼ばれていますが正確には「合衆国」は「合州国」と呼ぶべきでしょう。 「States」はそもそも「国」を意味する言葉です。複数の「States」が一つの連合体として機能する仕組み . . . 本文を読む