先日のテレビ番組で地震予知に関するものを見ました。
地震予知が可能であると考えたことに生涯を掛けた学者のことなどが紹介されていました。
今仮に、「東海沖地震が30年以内に発生する確率が50%」と考えてみましょう。
この確率は、一般には低くない確率と考えられます。
30年以内にその地震が起きるか起きないかは、半分半分だという事なのです。
確率的には低い確率ではないと考えることが、出来ます。
です . . . 本文を読む
今や近い将来、自動車はその多くがが動力源を電気にとって代わると予想されています。
実際、身の回りでも電気自動車を見かけることが多くなりました。
確かに電気自動車の普及はこれから増大してゆくものと思われます。
一般家庭で使用される「自家用車」には、電気を原動力とする自動車が普及することは、炭素排出量の削減や、化石燃料の有効活用の観点に立てば、良いことずくめのように思われます。
だがちょっと思い出 . . . 本文を読む
私たちの身の回りでは、自分たちが気がつかないようで居ながら、たえず「変化」をしていると考えることが出来ます。
例えば株価や為替の変動です。
一日の「変化」がそれほどでもないのに、数年たつとかなりの変化になっている事があります。
数年、いやもっと短い期間で変化が急激に起きることを「〇〇革命」などと言っております。
これは何も社会体制の変化にとどまらず、様々な分野での急激な進歩を「〇〇革命」と言って . . . 本文を読む
パラリンピックでの日本選手の活躍には、目覚ましいものがありました。
そして、もう直ぐ4月ですね。
4月には入社式や入学式が待っています。フレッシュマンたちの季節なのです。
ところで4月になれば新年度なので、何か新しいことが起こるのでしょうか?
何かが起こるような予感がするのです。
その予感とは、朝鮮半島を巡る「米朝対話」後での変化です。
北朝鮮首脳部の対応いかんでは、一波乱起きそうな気がしま . . . 本文を読む
古典的な物理学(アルキメデスの原理やニュートン力学など)では、自然界での出来事は、すべての運動法則が定量的に予測され観測できるとされています。
アインシュタインの唱えた「一般相対性理論」でもそのように記述されています。
これに対して、量子力学を唱えたハイゼンベルクやボーアの立場は異なっていました。
物質の根幹をなす「原子の中の量子」の運動は観察者がそれを観察することにより、「量とエネルギー」が変 . . . 本文を読む
昨今の技術革新には目覚ましいものがあります。
工場の生産工程における自動化は今や当たり前です。
介護などの補助を行うロボットも近いうちに実現されるでしょう。
数年後には物量の基幹路線では自動運転によるトラック輸送が実現されるでしょう。
さて、そのようになったら、私たちはそれを喜んでいいのでしょうか?
人が労働する代わりにロボットがそれを行うのです。人はそのロボットを管理するだけで良いことになりま . . . 本文を読む
世間で何かを決めなければならない時に、評決を取ることがあります。
全員一致の意見の同意が得られない時に、それでは多数決で決めましょうなどという事があるかと思います。
それは何も政治の分野に限らず、町内会などの小規模な組織でも普通に起こり得ることです。
賛成意見の多い方を採用するというのが多数決の原理と私たちは思い、それが「民主主義」だと思っていますが、はたしてそれが民主的なのでしょうか。
私た . . . 本文を読む
わたくしが好きな映画の事を、きょうは書こうと思います。
任侠映画の代表作と言えば、高倉健氏の「昭和残侠伝」のシリーズがあります。
その中でも、わたくしが気に入っているのが」唐獅子牡丹」です。
きょうはそこでの主題歌を任侠の世界ではない方面から読み解こうという、時代錯誤な話題なのです。
まずは其の主題歌の歌詞を見てみましょう。
1 義理と人情を 秤(はかり)にかけりゃ
義理が重たい 男の . . . 本文を読む
先日、愛知県の大府市で公演された「オイデイップス王」を観てきました。
開演に先立ち大府市長の挨拶がありました。
それによると、今回の「「オイデイップス王」の公演は大府市芸術祭の一環として行われたとの事です。
そこで述べられた大府市長の言葉の最初に、その日が3月11日である事に触れられておりました。
3月11日は、忘れもしない東日本大震災が起こった日です。
被災地から遠く離れた大府市の市長様からそ . . . 本文を読む
人にはいろいろな性格の人がおります。
それらを表すのに、几帳面、責任感、完璧さ、そしてこれ等の対極の、いいかげんさ、ずぼら、無責任さなどが挙げられます。
これ等は人が持つ「性格」と一般には考えられております。
ですが、人はあるときには几帳面であったり、またあるときにはそうでなかったりする時があります。
私などは自分の「性格」はずぼらで「その時、間に合えばよい」と考えることが多いほうに、属している . . . 本文を読む