ヒマジンの独白録(美術、読書、写真、ときには錯覚)

田舎オジサンの書くブログです。様々な分野で目に付いた事柄を書いていこうと思っています。

古いPCでも工夫すればまだ使える

2025年03月10日 10時57分20秒 | ものずき
私には古いデスクトップ機が2台ある。1台は2014年製造のマザーボードを使った自作PCである。


以下にその仕様を記す。
マザーボード:MAXIMUS VII FORMULA
CPU:Corei7
メモリー:16GB
ストレージ:HDD→SATA接続のSSD→PCIeを介してNvme SSD 256GB
グラフィックボード:GEFORCE GTX TITANX 12GB
電源:CORSAIR 860W
CPUクーラー:水冷
PCケース:クーラーマスター(型番不明)
この構成をみてわかるように当時としてはハイスペックなPCである。これは前所有者がゲーミングPCとして作ったものである。しかしメンテナンスを怠ったことで起動不能になり長らく放置され廃棄予定のものを私が引き取ったものであった。
入手した時のこのPCの状態はケース内のあらゆるところにホコリが付着していた。この状態では仮に起動したとしても冷却が不全になり正常に動作はできないだろうと想像できる。私はまずは部品を全て取り外しそれらの清掃を行い再組み立てをしてみた。そしてマザボのCMOSクリアーを行った。その結果、BIOSが出るようになった。こうなればしめたものである。手持ちのWindowsが入っているSSDを接続したら難なくPCが起動したのである。ただ時々突然電源が落ちる症状が出ていた。長年に渡り酷使されてきたのでおそらくは電源の能力が著しく低下しているものと推察した。
いろんな経緯があったが現在はこのPCは次の構成で使っている。

OSを軽く動くとされているChrom OS Flexを導入すると共に SATA接続のSSDをより高速なNvme SSDに交換した。そのためにマザボのファームウェアをグレードアップした。2014年のBiosを2018年のものにアップしたらPCIeを介してNvme SSD を起動ディスクとして使えるようになったのである。その結果、PCの起動時間も大幅に短縮できた。電源ボタンを押してOSのパスワード入力画面までの時間は10秒ほどであった。

さて次に紹介するのはもっと古いPCである。それはMacPro の2009である。
表題画像の右側のものがそれである。銀色筐体のPCのスペックは次の通り。
CPU:Intel Xeon X5670 3.06GH2,プロセッサー数2、コアの総数12、
メモリー:96GB(ECCメモリー)16gbが6枚
ストレージ:SSD 1TB 1台、SSD 500GBが1台、3TBのHDDが2台、合計7TB
グラフィック:NVIDIA Gefoce GT120(512MB)
という構成であった。

CPU:12コア、24スレッド。メモリー:96GB, ストレージの合計が7TBなどという構成のPCを今まで見たこともない無ければ使ったことももちろん無い。96GBものメモリーを積んだPCは一体なんに使われたのあろうか。動画編集などの用途に使われいたのかもしれない。私はこのMacProにOCLPを導入してMacOSを最新のSequoiaにグレードアップして使っているのである。BlueToothのスピーカーがうまく作動しないことを除けばこの Macは不具合なく動いている。
以上2台のビンテージPCは工夫すれば現役で動くことができた。

人間も同じで体力の衰えた私などの「後期高齢者」でも工夫すれば社会の片隅でも活動できる場所がまだあるのでは無いかと思っている次第なのである。


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