ヒマジンの独白録(美術、読書、写真、ときには錯覚)

田舎オジサンの書くブログです。様々な分野で目に付いた事柄を書いていこうと思っています。

旅のお供にGPS (GPS-CS1Kの使い方)

2010年10月27日 15時56分24秒 | バイクカスタム
バイクにGPSをつけているのを多く見かけるようになってきました。小生もメモリーナビを使用していますが、その使用感などを紹介してみようと思います。
小生が今まで使用しているのは、Mio C-311 というもの。いわゆるメモリーナビと称される物。
画面サイズが3.5インチで、地図データーが2007年版のためやや旧いということを除けばおおむね満足しています。
カーナビのように至れりつくせりという機能はありませんが、現在位置の表示ができれば良いので価格相応の物です。




旧型ということもあり、何より購入価格が安かったことと移動の軌跡がNMEAデーターとして残せる事が魅力で購入しました。

C-311の軌跡保存機能を使用して地図上に走行記録を表示させる方法については当ブログの6月頃の記事を参照願います。
だが C-311でNMEAデーターとして残せるような使い方はメーカーが正式にサポートしてはいない為、言わば裏メニュー的な使い方なのです。その為ではないのかも知れませんが軌跡を残すように設定してもNMEAデーターとして残らなかったりしたこともありました。
元々、このC-311はWindows CEをOSとするPDAがその先祖なのです。GPSの機能に特化してポケットナビとした物のようです。
その為もあってか、時々フリーズしたりしていました。
走行軌跡だけでも確実に残したいので、専用のGPSログを記録できる物を探しました。

そこで、それまでのMio C311に加えてSONYのGPS-CS1Kと言うGPSロガーを入手しました。
この製品はGPS衛星からの電波を受信し一定時間ごとに緯度経度などを記録するという物です。



一般のカーナビ等のように受信した位置情報をにもとづいてその位置を地図上に表示するという機能はありません。
緯度経度の座標を数値で表示することさえ出来ません。
この道具に付いているのは電源のオンオフスイッチと動作の状態を点滅の仕方で知らせるLEDランプが数個付いているのみです。
かれの仕事はただひたすらGPSの座標データーを記録することのみです。この記録モードも15秒ごとの保存の単独モードのみです。
電源スイッチを入れて少し待つとLEDの点灯が衛星を補足したことを表示しますので、人が行うことはただこのGPS-CS1Kを持って出かける事だけです。後は電源スイッチが切られるまで、又は電池の容量がなくなるまでただひたすら座標データーを記録し続けます。
電源は単三のアルカリ乾電池又は充電式のニッケル水素電池が1本です。この電池で約8時間ほど連続して使用できます。



この機器には「GPS Image Tracker」というソフトが付属してきますが、これが優れものなんです。
どんなことをするソフトかと言いますと、デジカメで撮影した画像の日付けと時間からその写真が撮られた緯度経度の情報と照合してくれるという物です。
すなわち写真が撮られた場所を特定してくれて、その情報をExifデーターとして写真データーに書き込んでくれます。
撮影場所などのメモする必要などいりません。

Exifデーターがどんなものか一例を次にあげます。

この写真は自宅付近のお寺の門です。撮影日時やシャッタースピードや絞りなどの情報が表示されています。

「GPS Image Tracker」を起動し画像ファイルを追加すると次の画像になります。

先ほどの写真にGPSからの位置情報を埋め込んで保存します。
埋め込まれたExifデーターは次のようになっています。


この写真が撮られた場所の緯度、経度などのデーターがExifデーターとして書き込まれているのが解ると思います。


緯度、経度などのデーターが書き込まれた写真ファイルを対応する地図ソフト(ここではグーグルアース)にドロップすると、その場所に写真が落とし込まれて、どこで撮った写真であるのかが一目瞭然に解ります。いちいち写真のデーターのメモをとる必要はありません。クリックすると拡大します。
旅先で大量に写真を撮ったりするときには重宝するのでは無いでしょうか。


Exifデーターを表示するソフトとしては「Exif読み取り君」を使いました。フリーで使えます。作者の方にこの場を借りて感謝します。


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