今日でSRX250の分解整備も一週間となりました。
いままで雨が降る様子も無かったので屋外での作業でしたが、車輪を取り付けておかないといつ雨が降らないとも限りません。空模様が怪しくなったら車体を車庫に移動できるようにしておきます。
前後のホイールも塗装がところどころ剥げかかっており再塗装したほうが良いようですがとりあえず車体に装着。
フロントフォークもフォークオイルの状態も確認したいのですが、ここもとりあえずパス。とりあえず朝飯前の作業でした。ちょうど作業が完了する頃、孫が朝飯の準備が出来たと呼びに来ましたので、記念に写真をパチリ。
時々作業をのぞきに来たり手伝ってくれるなかなか役に立つ孫です。
ホイールにはアルミ特有の腐食が発生していますが、今はとりあえず眼をつむりましょう。
朝食をとり一服してからは本日のメインイベントのキャブレターの分解清掃に掛かります。
キャブの外観は、と見るとかなり汚れています。
おまけにホースのひび割れあります。
このキャブレターの機構は単気筒エンジンでありながらキャブを2個搭載している「YDIS」というキャブレターの形式です。プライマリーとセカンダリーの2個のキャブが連携して動作することにより全回転域でエンジンの要求する混合気をスムーズに供給できる機構のようです。ヤマハの単気筒エンジンには古くから採用されています。
さて、このキャブを分解してみました。
中の様子は、次の画像の通り。
かなり、ひどい状態ですね。フロート室の底にはヘドロ状のものが堆積しています。メインジェットのあたりには錆びも付着しています。
おそらく、燃料タンクに水が浸入し、キャブまで水と錆びが来て堆積したものと思われます。
うーん、先が思いやられますな。とにかく、出来るだけ錆と堆積物を除去しなければなりません。
灯油に漬け込みしばらく置くことにしました。
しばし放置して、その後洗浄スプレーとブラシを使いただひたすら清掃の作業です。
幸い、各ジェット類のノズルの目詰まりは無いようでした。
次の画像は、セカンダリーキャブを分解した部品類です。ピストンを引き上げるダイヤフラムのゴム幕にも亀裂は見当たりません。
右側画像はフロート室の底の様子。だいぶきれいになりました。
こんな作業の後、2個のキャブを組み上げたのが下の画像。
外観にはアルミ錆のくすみが残っていますが、機能には差し支えないのでここらで妥協。
その後、組みあがったキャブをエンジンに組み付け。
このようになりました。
キャブを洗浄液に漬け込んでいる間にエンジンオイルの交換もしました。オイルはそんなにひどく汚れてはいませんでした。オイルフィルターも再使用することにしました。(本音はフィルターを買うためバイク用品やに走ったり、もしなければ部品を注文するのが面倒なためなんですが)
フィルターエレメントの色はあめ色でした。これが真っ黒であれば間違いなく交換したでしょう。
本日はキャブレターの分解清掃が主な作業でした。
仕事の成果が眼に見えない作業ですので得意な分野ではありません。
さあて、明日はエンジンに火を入れてみますか。
おっといけない、問題がひとつあったのを忘れてはいけない。
上の画像はサイドスタンドをつけてみたところですが、スタンドのスプリングが掛けられません。スプリングフックがフレーム側に無いのです。前期型フレームはスプリングフックがスタンドアームの裏側についているのでした。新旧フレームを合体させた影響がこんなところにも現れています。これも宿題としておきます。
次に続く
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いままで雨が降る様子も無かったので屋外での作業でしたが、車輪を取り付けておかないといつ雨が降らないとも限りません。空模様が怪しくなったら車体を車庫に移動できるようにしておきます。
前後のホイールも塗装がところどころ剥げかかっており再塗装したほうが良いようですがとりあえず車体に装着。
フロントフォークもフォークオイルの状態も確認したいのですが、ここもとりあえずパス。とりあえず朝飯前の作業でした。ちょうど作業が完了する頃、孫が朝飯の準備が出来たと呼びに来ましたので、記念に写真をパチリ。
時々作業をのぞきに来たり手伝ってくれるなかなか役に立つ孫です。
ホイールにはアルミ特有の腐食が発生していますが、今はとりあえず眼をつむりましょう。
朝食をとり一服してからは本日のメインイベントのキャブレターの分解清掃に掛かります。
キャブの外観は、と見るとかなり汚れています。
おまけにホースのひび割れあります。
このキャブレターの機構は単気筒エンジンでありながらキャブを2個搭載している「YDIS」というキャブレターの形式です。プライマリーとセカンダリーの2個のキャブが連携して動作することにより全回転域でエンジンの要求する混合気をスムーズに供給できる機構のようです。ヤマハの単気筒エンジンには古くから採用されています。
さて、このキャブを分解してみました。
中の様子は、次の画像の通り。
かなり、ひどい状態ですね。フロート室の底にはヘドロ状のものが堆積しています。メインジェットのあたりには錆びも付着しています。
おそらく、燃料タンクに水が浸入し、キャブまで水と錆びが来て堆積したものと思われます。
うーん、先が思いやられますな。とにかく、出来るだけ錆と堆積物を除去しなければなりません。
灯油に漬け込みしばらく置くことにしました。
しばし放置して、その後洗浄スプレーとブラシを使いただひたすら清掃の作業です。
幸い、各ジェット類のノズルの目詰まりは無いようでした。
次の画像は、セカンダリーキャブを分解した部品類です。ピストンを引き上げるダイヤフラムのゴム幕にも亀裂は見当たりません。
右側画像はフロート室の底の様子。だいぶきれいになりました。
こんな作業の後、2個のキャブを組み上げたのが下の画像。
外観にはアルミ錆のくすみが残っていますが、機能には差し支えないのでここらで妥協。
その後、組みあがったキャブをエンジンに組み付け。
このようになりました。
キャブを洗浄液に漬け込んでいる間にエンジンオイルの交換もしました。オイルはそんなにひどく汚れてはいませんでした。オイルフィルターも再使用することにしました。(本音はフィルターを買うためバイク用品やに走ったり、もしなければ部品を注文するのが面倒なためなんですが)
フィルターエレメントの色はあめ色でした。これが真っ黒であれば間違いなく交換したでしょう。
本日はキャブレターの分解清掃が主な作業でした。
仕事の成果が眼に見えない作業ですので得意な分野ではありません。
さあて、明日はエンジンに火を入れてみますか。
おっといけない、問題がひとつあったのを忘れてはいけない。
上の画像はサイドスタンドをつけてみたところですが、スタンドのスプリングが掛けられません。スプリングフックがフレーム側に無いのです。前期型フレームはスプリングフックがスタンドアームの裏側についているのでした。新旧フレームを合体させた影響がこんなところにも現れています。これも宿題としておきます。
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