1月16日の昼食は、嵐山湯豆腐の名店「嵯峨野」の北側にある"パンとエスプレッソと嵐山庭園」に来ました。
東京・表参道発の人気ベーカリーカフェ【パンとエスプレッソと】の新店が、2019年7月7日、京都・嵐山に誕生しました。
江戸時代後期の1809年の建築で、こうした建築年代含め小林家所蔵の「小林九兵衛日記」など確かな史料が残されていることからも文化財としての価値が高いとされている建物です。
これまでの明るく開放的なカフェとは一転、江戸時代後期に建築された邸宅をリノベーションした風情ある空間と、美しい庭園も楽しめます。
元々は江戸時代後期、現在の南丹市に豪農の大庄屋として建てられたもので、昭和54年に嵐山に移築されました。
長年、博物館として親しまれてきましたが、閉館に伴い、京都市の重要文化財でもあるこの建物を、ほぼそのまま生かす形で再生したのが、【パンとエスプレッソと嵐山庭園】です。
内部も随分とリノベーションされていますが、江戸時代の庄屋の雰囲気がたっぷりと残っています。
敷地内には、ベーカリーである「パンと」と、カフェ「エスプレッソと」の2棟の建物があり、庭園を通じて自由に行き来できるようになっています。
まずは母屋である「エスプレッソと」に一歩足を踏み入れると、そこは、重厚な梁や月日を経た土壁がありし日の姿を思わせる、情緒あふれる空間が広がっています。
注文したのは「パニーニセット」。
自慢のエスプレッソが付いています。
とにかくこのハード系のパンが凄く美味しいです。
中の具材との相性もよく、美味しく頂きました。
パンとしては割高感はありますが、人気があるお店なのもうなずけます。
ただ、待ち時間が長くもう少し店内の回転を早くして少しでも待ち時間を減らして欲しいものです。
他店舗展開をされていて、嵐山地区にも福田美術館内にも「パンとエスプレッソと福田美術館」として出店されています。