最終章のグランドルートを見ました~。
最終章は、ヒロイン5人を攻略して魔法陣が完成した後、プロローグから始めて最初の選択肢で「カルマルカ接続ポイントへ」を選択すればスタートします。奈月編でも出てきた魔法陣の描かれた鏡により、7月7日の儀式で本来なら失敗するはずだったカルマルカへの接続に成功します。
まぁ最初のうちはいつもと同じですが(キャンプからスタートなんですが)、奈月との会話の部分だけ少し変化して、鏡を持ち出すところからが違う展開になりました。カルマルカへの接続が成功した直後に2ndオープニングテーマ「find a piece」が流れます。
儀式が終わった直後に蓮が倒れて入院したものの、カルマルカへ接続が成功してしまったことから、元々自分の目的のために集まった星渡り同好会のメンバーは互いの意見が食い違い(主にカルマルカ反対派の海人&奈月&暦、賛成派の晴&ニコル、中立の夕姫羽で)、バラバラになってしまいます。でも、それを良しとしなかった海人が行動を起こし、徐々にメンバーが復帰します。その間にも同好会から離れなかった暦がカルマルカの調査を続け、復帰したメンバーも加わり、徐々にカルマルカの真実が見えてきます。
晴シナリオでは重要な話だった7年前の“事故”の真相、これまで同好会に良い感情を持っていなかった笹倉未来の真意、理事の目的、カルマルカへの接続に必要な鏡を持っていた奈月の母親の事、徐々に明らかになっていく“カルマルカ”や時羽神社の真実・・・本当、最後まで目が離せませんでしたね。
とりあえず、カルマルカに最後まで執着していた理事の最後の姿は同情したくなるくらい哀れでしたね。ただ自分の想い人に振り向いてほしかっただけで・・・顔に似合わず純情すぎますけどw
まぁ、こういう「なんでも願いが叶う」的な話の結末って「過去の出来事や自分の過ちを受け止めて、そういう超常的なものに頼らずに、自分の未来は自分で切り開く」で終わりますね。この作品もそんな感じです。ただ、こういうのは結果が大事じゃなく過程が大事なんですよね。その結論に達するまでの過程が。だから結末は分かってても感動するんです。実際最後はちょっと感動しました。
ところで、最終的に海人の恋人になったのは奈月なんですが・・・グランドフィナーレは「大図書館の羊飼い」みたいに他のヒロインのパターンもあってほしかったなぁ。奈月好きには良いかもだけど、ヒロインの中ではニコルが1番好きなのでニコルがヒロインで終わりを迎えるエンディングも見たかったです。
そういやさ、奈月が攫われそうになって、更に奈月の母親の事が判明したのに、誰も奈月も巫女だってことに気付かなかったんだろうか?少し考えれば分かる事だと思うんだけど・・・鏡や未来の存在がその考えを妨げてたのかな?理事の方が先にそのことに気付いてましたしねぇ。まぁどうでもいいことですけどw
ヒロインですが、最終的には、ニコル>暦=杏>夕姫羽>晴>奈月って感じですかね。
結局ニコルが1番なのはプレイ前からずっと変化なかったですね。2番手の暦は貧乳っ子だったのでプレイ前はそうでもなかったんですが、彼女のシナリオを見てからは急上昇したなぁ。
3番手の杏はプレイ前も少し気になってはいたけど・・・CGが2枚と少ない割にその2枚がめちゃめちゃ良かったので、逆に欲求不満になってしまったw 彼女が恋に落ちたところが見てみたい!!!
シナリオ的には、グランドルート>暦>ニコル>晴>奈月>夕姫羽って感じかな。やっぱ最終章が1番良かったのは当然といえば当然ですが、個別ヒロインルートでは暦が1番良かったです。
他のヒロインは同じくらいかな。どれも好きだったので、甲乙は付け難いですね。やっぱ、杏のシナリオが(ry
さて、これで「カルマルカ*サークル」も終了です。前作「はつゆきさくら」ほど泣けるわけじゃないけど感動しますし、ちゃんと伏線が1つに繋がっていくし(ニコル編だけ浮いてる気はするけどw)、大まかなストーリーの流れは結構良かったと思います。1人1人のシナリオも長すぎず短すぎず丁度いい長さでしたし。
ただ、何度も言っておりますが杏のシナリオが無かったのは非常に不満です(あったけどほとんど大吾との会話で終わってたしw)。結構気に入ってただけに残念です!!まぁ最終章では濡れ透け披露してくれたのでそれで満足することにしましょうw ・・・リメイクされるようなら今度は彼女のシナリオ追加をお願いしますね?w
あとは~グッズが出たら買わないとねw 今までグッズ購入を最小限に抑えられてたサガプラの作品をついにプレイしてしまったので、来年のVA購買部出張所が怖いですよw