皐月賞馬も日本ダービー馬も出走しなかった今年の菊花賞。
・・・本当にだんだんと長距離レースが寂しくなっていきますね。私は長距離レースの方が好きなんですけど・・・。
1番人気は皐月賞、ダービーともに2着で前哨戦の神戸新聞杯を圧勝したエピファネイア。母親が日米オークス馬シーザリオということで、デビュー前から注目を集めていて、常にクラシック戦線の中心にいた馬です。
折り合いに課題はあったものの、単勝1倍台の圧倒的な1番人気に支持されてました。・・・まぁこの面子では当然ですよね。他にいないしw
不良馬場で1000m通過が61秒という3000m級レースではハイペースで進む中、エピファネイアは3番手。正直、折り合いに不安があったので前に馬を置けない状態で大丈夫か?と思ったんですが、ペースが速かったのが幸いだったのか、結構折り合ってましたね。
直線に入ると馬なりで抜け出してあとは後続を引き離す一方。5馬身差の圧勝でした。タイムも不良馬場を考えれば優秀だと思います。菊花賞で2着以降をここまで引き離したのは三冠馬ナリタブライアン以来くらいなのかな?そういや、エピファネイア同様に皐月賞・ダービーともに2着だったビワハヤヒデも同じく5馬身だったな。
まぁこのメンバーなら勝って当たり前という感じでしたが、不安が常に付きまとう馬だったので、正直ここまで圧勝するとは思いませんでした。すいませんw 実力は世代トップなのは誰も疑っていないのでこの結果は当然なんでしょうけどね~。鞍上と合せて不安が多かったんですよねw
これで皐月賞:ロゴタイプ、ダービー:キズナ、菊花賞:エピファネイアと3歳3強が仲良く3冠を分け合った形になりましたね。93年クラシックみたいですねw あのときは菊花賞を勝ったビワハヤヒデが強くなりすぎて以降は一強状態になったけど、今回はどうでしょうね?
エピファネイアは気性面の問題を解消すれば、キズナ以上になる可能性は高いので、今後が楽しみですね~。福永騎手もようやく牡馬クラシック制覇ですし、これまではG1では牝馬か短距離でしか勝てないというジンクスを破りましたし、今後ますます活躍することでしょうね。
ところで、エピファネイアの次走はどこだろう?有馬記念でオルフェーヴルと最初で最後の勝負になるのかな?