ゴールドシップやフェノーメノなどが回避してなんとなく面子が小粒だった気がしないでもない今年の天皇賞・秋。
１番人気は昨年の年度代表馬ジェンティルドンナ。宝塚記念から直行ですが、今回のメンバーでは１番人気になるのは仕方ないのかな。
２番人気は２０００ｍの重賞３連勝した逃げ馬トウケイヘイロー。札幌記念以来の出走ですが、そのときの圧勝ぶりが評価されたのかな。サイレンススズカとは違うタイプの逃げ馬ですけど。
３番人気は昨年の覇者エイシンフラッシュ。かつて最強世代のダービー馬と呼ばれてしましたが、この馬はなかなか難しい扱いの馬ですね。ただ、前哨戦の毎日王冠を勝ったし、まだまだ実力上位ですね。
好スタートを見せたのはトウケイヘイローとジェンティルドンナ。人気２頭がレースを引っ張るという形でどうなるかと思ったんですが・・・１０００ｍ通過が５８秒台だったので、トウケイヘイローはジェンティルドンナにマークされる形になってペースが速くなっちゃったのかな。
直線に入って半ばでトウケイヘイローは脱落。ジェンティルドンナが先頭になったけど、外から一気に来たのはジャスタウェイ。ジェンティルドンナを一瞬で置き去りにしてそのまま突き抜けましたねぇ。強かったです。
ジャスタウェイは善戦マンっていうイメージでしたが、１年数か月ぶりの勝利を天皇賞制覇で飾りましたねぇ。そして、福永騎手は先週の菊花賞に引き続き２周連続でＧ１制覇。かつて、牝馬かマイル以下のＧ１しか勝てないと言われてたのに、ここにきて中長距離Ｇ１を連覇して殻を破りましたねぇ。
・・・つか、「ジャスタウェイ」って聞くとどうしても「銀魂」が思い浮かんでしまう・・・と思ったら、アニメ版「銀魂」の脚本家（シリーズ構成？）の人が馬主なんですね？ｗ 今回初めて知ったｗｗｗ
ジェンティルドンナは今回は完敗でしたが、休み明けだったのとトウケイヘイローを意識しすぎたのが敗因かなぁ。次のジャパンカップでの巻き返しに期待です。岩田ックルが無ければいいですがｗ
トウケイヘイローはさすがに楽には逃げさせてもらえませんでしたね。やっぱ逃げ馬で勝ち続けるのは難しいんだろうなぁ。そう思うとサイレンススズカがいかに凄かったかがよく分かります。あの天皇賞の続きが見られる日はいつなんだろう・・・。