クライマックス直前の第8巻!
メインはガルナスタン共和国で発生したクーデターの話でした。元々ASのバリエーションを紹介するくらいのストーリーが一気にシリアスな方向に向かっていったような・・・。しかも、リアルでのウクライナの情勢と妙にマッチングしちゃってるのも・・・色々と危険な気がしますw
まぁ個人的には、今回の一件でソラヤとオルカンの関係がどうなってしまうのかが非常に気になりますね。クーデターに参加しても幼馴染のオルカンには「嘘は付けない」って言ったソラヤには生きて幸せになってもらいたいですし・・・あの一言に彼女の本心が詰め込まれていると思いますから。もしも、ソラヤが直接オルカンの説得をしていたなら違う展開になっていたでしょうし。
今回の新AS、ロシアの「シャドウ」本国仕様・・・正真正銘の正統機体が登場しますが、今回注目すべきは「トゥリヌス」ですね。操縦者の意思のみで操縦するという前代未聞のシステムを搭載したものなので扱える人は限られてますが、比喩ではなく本当に“自分の意思の通り動く”のでかなり強力な機体になります。そのぶん相当な精神力とか必要そうですけど。
ロシア軍の介入やミハイロフの「レガトゥス」に“アジャイル・スラスタ”が搭載されたこと(ここまでくるとなんかもうレイヴンの利点がなくなってきたw)、そして新型機「トゥリヌス」の登場により、クーデターは失敗、クーデターに協力していた達哉たちも追い込まれてしまいます。
遂にはリーナのレイヴン2号機が撃墜され・・・どうやらリーナは生きてたようですけど、このヒロインが敵方に捕まってクライマックスを迎えるっていうのはフルメタのお約束なんだろうか・・・w 今回は菊乃がメインヒロインっぽい立ち位置を半ば強引にやってましたし、リーナは良いところが全然なかったですね。達哉とも少し微妙な雰囲気になってましたし。
まぁ私としては久しぶりに由加里ちゃんが出てきて嬉しかったけどw しかも挿絵付きで・・・オノDが邪魔だったがw 由加里ちゃんのゲテモノ料理が出ていた頃は良かったなぁ・・・(遠い目)。
そういや、裏表紙の作品解説、“達哉”の漢字間違ってませんか?“達也”になってるんですがw