最後は秋吉ねここでした~。
秋吉ねここ キャラクター紹介
ねここは直の幼馴染。直のことを「ぼっちゃん」と呼んで慕っています。琴城旅館で義父の鉄と一緒に長いこと働いていて、家は鉄と二人暮らしで、しっかり家事をしているため家庭的な女の子です。本当の両親は不明でしたが・・・。
直や美穂乃と同い年に見えないくらい幼く見えますが、明るく元気いっぱいで人懐っこい性格から琴城旅館のムードメーカーになっており、その子どもにしか見えない可愛い容姿と相成って特にお年寄りのお客から人気があります。
直のことが大好きで常日頃からアプローチをかけていますが、傍から見ると漫才をしているようにしか見えませんw でも、直の幸せを誰よりも願っていて、他のヒロインのルートで直に恋人が出来てもちゃんと祝福して(最初は驚きますがw)その後は愛人の座を狙ったり、自分の恋が実らなくても常に前向きに物事を考えます。ただ、自分からアプローチを仕掛ける割には直から迫られると照れて逃げてしまうというちょっとヘタレなところがありますね。
学校の成績はあまり良くなく、直に教えてもらってばかりですが、仲居の仕事は一人前にこなし、1度来たお客の顔と名前は絶対に忘れません。要するに興味あることにはすごい集中力を発揮しますが、それ以外のことは疎かになってしまうという見たまんまの子どもっぽいところがあります。
喋るとき語尾に「~じゃねーですよ」と付けることが多く、丁寧語なのかそうでないのかよく分からない口調ですねw それと、何かに失敗したときに「しまったぁ!」から始まる何故失敗したかを自分で説明するセリフをよく言いますw そして、決して本人がトラブルメーカーというわけじゃないですが、大抵のトラブルはねここの「大変です、大変ですよ、ぼっちゃん!!」みたいなセリフから始まることも多いですねw あと、直の2枚目なセリフ(ねここの中で美化されているw)でハートを射抜かれてしまうことも多いですw 他には、自分の名前が「ねここ」だからなのか猫の鳴き声が上手く、久遠が猫だと思い込んでしまうほどw まぁ久遠は猫が苦手だから過剰に反応しただけかもしれませんがw
そんな感じで、ヒロイン4人の中では1番個性的な女の子で印象に残りやすい子ですね。
秋吉ねここ編 あらすじ
第七話『それは二人のプロローグ』
ある日、猫脱走事件のときの老夫婦である和倉夫妻が旅館を訪れてきます。宿泊ではなく女将と鉄に用があってきた・・・ということで直は不思議に思いましたが、その日の夜、女将に呼び出され、ねここの祖父母が健在であることを聞かされるのでした。
和倉夫妻が孫娘であるねここを引き取りたいと言っているという話を聞いた直は激しく動揺しますが、女将からは直にねここのことを見守ってほしいと言われます。それからすぐにねここが相談しに来たので、直は相談に乗りますが、ねここから「ぼっちゃんにとってはどっちがいいか」と質問されて、直は「寂しい」と伝えます。
直からの気持ちを聞いて嬉しくなったねここ。直にとっては幼馴染がいなくなることが寂しいと思う気持ちは当たり前のことでしたが、ねここはそうではないと自分の心情を吐露します。美穂乃が婚約者になったことで、自分は要らなくなったのではないかと。そして、直の言葉を聞いて安心したねここは、直にお礼を言って今度は鉄のところへ相談しに行きますが、緊張して鉄のいる板場に近づくにつれ少しずつ歩みが遅くなってしまいます。直に支えられてなんとか鉄のところまで辿り着き、鉄と話をしますが・・・。
ねここと鉄の2人で話が済んだ頃合いを見て様子を見に行った直でしたが、そこには涙を浮かべたねここが去っていく姿がありました。彼女の後を追いかけて行き、浜辺でねここを見つけます。直にいつものように頭を撫でられたねここは泣きだしますが、落ち着き始めるとポツポツと鉄との会話の内容を話します。ねここは直の言葉で残ることに決めていましたが、鉄からは反対され2人のところに戻れと言われて喧嘩してしまったと。
本当は父親に引き止めてほしかったのに、そうされなかったのは嫌いになってしまったからなのかと不安になるねここ。直は何か理由があるだろうとねここを励まし、ねここもその言葉を信じて納得します。その後、旅館に帰り直が温泉に浸かっていると、ねここが入ってきて驚きます。ねここは、突然直に抱いてほしいと言い出し、直はそれが旅館に残るための行動だと思い、拒否しようとします。しかし、ねここは本当は父親の他にもう1人引き止めてほしかった人がいると話し、それが直であり、異性として好きだと告白するのでした。
第八話『揺れる心のモノグラム』
幼馴染からの突然の告白。それを聞いてしまったらこれまでのような関係ではいられなくなると思った直は戸惑いますが、ねここは更に積極的に攻めキスすることで自分の言葉を証明します。しかし、そこにねここの大きな声を聞きつけて美穂乃が温泉に駆けつけてきて、現場を目撃されてしまいますw
何とか美穂乃を納得させたものの、ねここの告白への返事は曖昧なままだったため、ねここのことをどう思っているのか考える直。幼い頃、両親を亡くして独りでいた直に対し『家族』といってくれたねここのことを思い出しますが・・・。
翌朝、ねここは告白のこともあり照れて直のことを避けるようになります。直もねここのことで頭が一杯になり、小さいミスをいくつもしてしまいました。そして、ねここが直に告白したことが間接的に皆に知られ、美穂乃はある答えを出します。
その日の夜、女将から呼び出され、ねここの件について見守れなかったのかと問われます。直はちゃんと見守っていたつもりと答えますが、女将から直も自分の答えを出さなきゃいけないと言われ、何に対しての答えを出せばいいか考えます。しかし、その答えが出ないまま部屋に戻ると、美穂乃が待ち構えていました。
美穂乃は、ねここの告白の話を聞き、ある決断をします。それは婚約を解消することでした。その言葉に少なからずショックを受けた直は、その理由を聞き出します。美穂乃は、何故突然やってきた自分と一緒にいられるのかと問い、その問いに答えた直の上辺だけの言葉を否定します。更に直に対してもっと素直になるように言い、その答えが分かれば婚約解消の理由も分かると伝えます。美穂乃からいくつかのヒントを貰った直は自分の何が問題なのか再び考えることに。
翌日、美穂乃は婚約解消宣言した通り部屋から出ていき別居状態に、ねここにも避けられているため、1人で学校から帰る直。その帰り、和倉夫妻と会ったため挨拶しましたが、夫妻は直が琴城旅館の次期当主だと知ると、ねここの両親が亡くなった事故の話を始めます。そして、夫婦から「君がねここを幸せにしてくれたら安心する」という言葉に、直は胸がざわめきます。これまで琴城旅館の次期当主として“自分”を排除してきた直は、“自分がねここを幸せにする”という選択肢がなかったからです。
その後、ルリアとも会い相談に乗ってもらい、彼女からも「素直になったほうがいい」と言われます。ルリアと別れた後、再び旅館に帰ろうとすると、ねこことも会います。ねここと帰る途中、ねここが告白の真意を話します。ねここは、ずっと直のことが好きだったけど、変わるのが怖かったこと、でも、もしも和倉夫妻に引き取られてしまったら今度は一緒にいるとすら出来なくなること、それを考えたら気持ちが爆発して告白してしまったこと。
そんなねここの言葉を聞いた直は、実際にねここが傍にいなくなったらどうなるだろう・・・と想像してみます。すると胸にポッカリ穴が開いたような感覚に陥り、ねここが自分にとって大切な存在であることに気付きます。そして、ようやく皆が言っていた「素直になれ」の意味を理解します。そして、「ねここの事が好き」という自分の本当の気持ちに気付いた途端、抑えられなくなりその場で告白。こうして2人は恋人同士になるのでした。
第九話『近づく二人のコンフュージョン』
美穂乃に付き合い始めたことを説明した2人。美穂乃は婚約解消になったものの、元々予定されていた期間までは従業員として働くと言い、自分たちのせいで美穂乃が居なくなってしまうのではと思っていた直とねここは一安心。
その後、他の従業員たちからも祝福され、将来の女将と言われてねここの表情が一瞬だけ陰ったものの、恋人生活を満喫する2人。友矢を始めとするクラスメイトたちからも祝福され、友矢から貰った遊園地のペアチケットを使いデートもします。
しかし、少しハメを外し過ぎてしまい、ところ構わずイチャついていたため女将に咎められてしまい、2人の様子を見た女将はこのままで大丈夫かと心配し始めますが・・・。
第十話『迷い道のセレクション』
女将に呼び出された直とねここ。女将はそろそろ和倉夫妻へ回答した方が良いと咎めます。直と付き合う以上、次期女将として琴城旅館に残るか、それとも、和倉夫妻のもとへ行くか・・・恋人同士になって浮かれていた2人は、これまで避けていた問題に再び直面することになります。
ねここは1人で悩んでいましたが、直から誰かに相談してみようと言われ、同年代の友達である美穂乃に相談に乗ってもらうことにします。すると、美穂乃は「どっちかだけなんてねここさんらしくない、美味しいとこ取りをするのがねここさん」と言い、それを聞いたねここも、すんなり自分の答えが出るのでした。
一方、鉄に呼び出された直は、ねここと付き合っているかどうかの確認と、何故そこまでねここのことに深く踏み込むのかと聞かれます。直は、恋人だから力になりたいと答えると、鉄はおもむろにねここを引き取ったときの話を始めます。ねここは孤児で施設から養子として引き取ったこと、鉄には妻がいたけど身体が弱くて子供が作れなかったこと、自分たちの子どもに憧れていた鉄と奥さんが施設に行き猫みたいな鳴き声をしていた子どもを見て引き取ることを決めたこと、ずっと本当の肉親の方が良いのではと悩んでいたこと、それでもねここには幸せになってほしい気持ちはずっと変わらないこと。鉄も本当の肉親に引き取られることと、好きな人と一緒にいさせること、どっちが幸せなのか葛藤していたのです。
その話をこっそり聞いていたねここは会話に飛び入り参加し、鉄の本心を聞き出します。娘に問われて鉄も「子どもにいなくなってほしいと思う親はいない」と不器用ながらも本心を語り、その言葉を聞いて安心したねここは、ようやくどうするか決意したのでした。
それから2日後、和倉夫妻に旅館まで来てもらい、その日1日夫妻を連れて街案内をすることにした2人。その真意は、自分たちが育った掛け替えのない街で息子夫婦を亡くし辛い思い出しかない祖父母に、辛い思い出だけ残してほしくない、少しでもこの街を好きになってもらいたいという願いからでした。
最後に息子夫婦が最後に両親に出した絵葉書の場所に案内した直とねここ。その景色に感動し感謝する和倉夫妻。そこでねここは和倉夫妻に対し、自分の答えを言います。今すぐ引き取られるのではなく、学園を卒業するまでは旅館にいさせてほしいと。それは、卒業したら和倉夫妻のもとへ行くということでした。
最終話『そして二人のエピローグ』
卒業までの残り少ない時間を全力で楽しむことにしたねここ。一分一秒も無駄にしないように仕事もプライベートも直と一緒にいることが多くなります。
そんなある日の放課後、ねここは赤い糸を信じるか直に問います。ねここの両親が街へやってきてねここを生み、その後は鉄が引き取って直と出会ったこと。そして、祖父母にも会えて直とも気持ちを通じ合えたこと。いくつもの偶然が重なって今があるなら赤い糸を信じたいとねここは言います。そんなねここの言葉に、直も赤い糸はあると答えるのでした。
エピローグ。2人で買い物途中にはしゃぎすぎてねここが疲れてしまい、ふと見つけたラブホでH。それからも日常は続きますが、いよいよ卒業の日を迎えます。約束通り、ねここは和倉家に引き取られることになり旅館を去っていきました。しかし、その直後から直が友矢の力を借りて和倉夫妻と話を付けて2人がすぐ直たちの街に引っ越してきたため、ねここはすぐ旅館に戻ってきたのでした。
サイドストーリーは2人で海水浴デートしてHして終わりです(爆)
秋吉ねここ編 感想
元気いっぱいのねここが、恋人になると少し大人っぽい雰囲気になって甘えてきます。とにかくちっちゃい子だけに可愛いのは間違いないw イケない気分になりますw そんな感じで、ねここは恋人になる前となった後で少し印象は変わりますが、それでも両方とも魅力的かなって思います。恋人になる前のねここの方が“らしい”ですが、恋人になってからのベッタベタに甘えるねここも可愛くて好きです!それと、声が御苑生メイさんだったので、幼い容姿と色気のある声のギャップが個人的には良かったですね。これでロリ巨乳だったら最高だったのになぁ~その点が残念でしたw
シナリオはねここの家族のことがテーマになっていて、シナリオだけなら4人の中で1番良かったと思います(作品のテーマからはブレますけど)。直や父親のことは好きだけどようやく会えた肉親の祖父母とも一緒にいたいって揺れ動くねここの気持ちとずっと父親として育ててきた鉄の複雑な気持ち、この2人のお互いを思う気持ちが伝わってきて良かったと思います。まぁその分、直はねここの傍にいただけで特に何かしたってわけじゃないんですけどねヽ(´ー`)ノ
Hシーンは6回。貧乳だったのが残念ですが、おっぱい見せる率が高いですねw 声優的にエロくて可愛くて良かったので・・・本当にロリ巨乳だったら美穂乃以上のヒロインになれたのになぁって思いますw 1番良かったのは、ラブホHかな。ねここが猫語になって『御主人様』って呼んでくれるのでw 個人的には1度くらい『ぼっちゃん』のままでHしてほしかったなぁって思いますが。あと、おもらしも1回だけじゃなく何度もあれば良かったのに・・・貧乳ヒロインのHシーンでの楽しみはもはやお漏らしと言っても過言ではない(爆)
一般シーンは、鉄さんが心境を直に話してそれをねここに聞かれたシーンと、あとは通常会話の直との漫才かなw ハートを射抜かれるSD絵と「しまったぁ!」が気に入ってますしw 残念だったのは、ねここだけ結婚にまつわるエピローグになってなかったこと。花嫁修業云々はあったけど、エピローグにCGがない唯一のパターンになってました・・・。結婚式で花嫁姿を見せるか、プロポーズされて指輪をはめるシーンか、どちらか見せてほしかったです。他のヒロインのように。
恋色マリアージュ 感想まとめ
久遠編を除けば概ね明るい雰囲気で進みます(ヒロインの心情はさておき)。ストーリーもそんなに長くはなく、気軽に楽しめる範疇かと思います。学園も出てきますが、基本的には旅館でのエピソードが中心になってて、学園はオマケです。パッケージでは制服姿ですが、実は制服姿の方がレアというオチですねw
まぁ何はともあれ、共通ルートは美穂乃が中心となるので、美穂乃を好きになれるかどうかでハッキリと評価が分かれるかなぁ。美穂乃を見て好きになれないって人はよほど特殊な人だとは思いますがw あのデレっぷりは可愛いです!
他に元気いっぱいな幼馴染のねここ、病弱で守ってあげたいオーラが出てる妹分のルリアの2人も可愛くて良かったと思います。2人とも、御苑生メイさんと遠野そよぎさんという折角の色気満点な声優だったのだから巨乳なら良かったのにって感じですw その点は本当に惜しかったなぁ。好きな順は、美穂乃>ルリア>ねここ・・・かなぁ。この3人が飛びぬけて好きです!
主人公の直に関しては序盤は軽い男のように見えてちゃんとするところはするって感じでしたが、基本的に上辺を取り繕うのが上手い人間なので恋愛面に関してはヘタレです。その点で少しイラッとすることがあるかもしれません。ねここ編は傍にいるだけで何もしてないので空気に近いですがw
Hシーンに関しては割とエロエロでしたし概ね良かったと思います。おっぱい見せる率は高いですし。パ○ズ○フェ○に関しては残念に思いますが。あと、カットインがありますが、個人的にはこれくらいなら邪魔にはならないかなって思います。元のCGを殺さず上手く活かしていると思いました。あまり頻繁にカットインが入ると元のCGが意味なくなっちゃいますからね。個人的にはカットインなんかよりも差分CGにしてくれた方がいいです。おっぱいが隠れるカットインだけは許可できないので!
あとはエピローグが結婚にまつわるものが多かったのは良かったですね。ねここもそうしてほしかったんですけど、何故ねここ編だけあんな終わり方にしたのか疑問です。本編は家族の話になってて良かったのに、最後だけ不満でした。あとは久遠編の三角関係がなぁ・・・。まぁその2点ですね。
とりあえず、美穂乃がめっちゃ可愛いし、他のヒロインも結構良いので、見た目で気に入ったらオススメしたいと思います!
さてさて、これであとは「PRIMAL×HEARTS2」の発売を待つのみとなりました。楽しみだにゃ~(*´Д`*)
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みほのんとねここんの友情が気になってるですよw