こばとの独り言

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「千の刃濤、桃花染の皇姫」 体験版 あらすじ・感想

2016年05月04日 00時58分25秒 | 美少女ゲーム

2016年9月23日発売予定オーガスト最新作「千の刃濤、桃花染の皇姫」の体験版をプレイしてみました!

今年1番の期待作ということで体験版公開をずっと待っておりました!

千の刃濤、桃花染の皇姫 概要
百名近い巫女が維持する呪力障壁「呪壁」と巫女が作った「呪装刀」を扱い人外の力を発揮する武人達によって守られているため、周辺国家から「神に護られた国」と呼ばれ、2千年もの間一系の皇家によって統治されてきた「豊葦原瑞籬内皇国(とよあしはらのみずがきのうちのすめらみことのくに)」。3年前に国を守る呪壁が突如として機能停止したことで周辺国家への侵略を続けるオルブライト共和国の手に落ち、皇国を統治していた蘇芳帝は反逆者の宰相・小此木時彦によって暗殺され、以降は皇国従来の政治形態を温存し、皇家の血筋を引くとされている翡翠帝(実際は武人の娘)を傀儡として共和国の総督府が統治を行っています。
皇国が共和国の支配下に置かれたことにより、皇国人は共和国人を裁くことが出来なくなったため、共和国人によって好き勝手され放題。当然反感を抱く者は大勢いて、帝国を守る武人たちが反抗するために「奉刀会」を結成しますが、総督府に反感を抱く者は厳しい取り締まりを受け、2年前の“八月八日事件”により、奉刀会は壊滅状態。しかし、現在でも奉刀会は残っており、彼らは地下に潜伏し、武装蜂起するために準備しています。彼らの目的は翡翠帝を救うこと。翡翠帝を救い、一度天京を出て地方に臨時政府を作った後、独立を宣言し全国の有志に決起を呼び掛け、共和国を交渉の席に着かせることです。奉刀会と共和国の圧倒的な兵力差を覆すには武人にしか扱えない巫女が命を捧げて鍛造する呪術の結晶「呪装刀」が必要で、現在奉刀会はそれを集めるために活動をしています。
主人公の鴇田宗仁は武人でしたが、先の戦争時の戦闘中による負傷により戦争以前の記憶を失くしています。リハビリ後は表向きは学生として七割近くの生徒が共和国人である天京帝立学院に通って放課後は糀谷生花店という花屋で働き、裏では奉刀会の監察として会長の稲生滸のサポートをしています。
そして、ある日、小此木を暗殺するために天京へと戻ってきた蘇芳帝の娘・宮国朱璃と彼女の暗殺行為を阻止した宗仁が“再会”したことで物語は動き出します。

千の刃濤、桃花染の皇姫 体験版 あらすじ
宰相の小此木時彦の裏切りにより暗殺された蘇芳帝。蘇芳帝の娘は1人の武人に助けられ生き延びることが出来ましたが、皇国は裏切り者の小此木の手により共和国の手に落ちました。小此木は蘇芳帝から全権を託されたという嘘の遺言を公表し、名もなき少女を翡翠帝として即位させ後ろ盾となり実権を握ったのでした。
それから3年後。総督府に反抗を続ける奉刀会は会長の稲生滸の指導の下、武装蜂起の準備をしていました。会議が終わった後、宗仁は遅れてやってきた副会長の槇数馬と一悶着あったものの、自分が世話になっている花屋に帰ると、店長の乾鷹人から配達を頼まれたため、車で配達に向かいます。仕事が終わった後、呪装刀輸送の情報が入ったため、その輸送経路を実際に走っていると、要人を乗せていると思われる黒塗りの高級車が通ります。そのとき、悪寒が走ったため、空の方を見上げると、信号機の上に1人の少女が立っていました。
その少女の斬撃により先頭の車両は断ち切られます。すると、車からは護衛が数名出てきて「陛下をお護りしろ」と言ったため、宗仁は驚きます。自分たちの救うべき相手がすぐ近くにいたのです。少女は次に翡翠帝の乗る車を狙ったことから、宗仁はとっさに短刀の鞘を投げ、彼女を食い止めます。翡翠帝の車が走り去ったのを確認した宗仁は、負傷し逃げる少女を追いかけます。
少女に追いついた宗仁はその顔を見て、初対面のはずなのにそうではない何かを感じとります。少女の方は見覚えがあり宗仁が覚えてないと言うと「薄情者」と言いますが、宗仁が名乗ると彼女は「やっと名前が聞けた」と笑顔を浮かべ、自己紹介します。「宮国朱璃、蘇芳帝の第一皇女であり、ただ一人残された皇家の正当な後継者」と。朱璃は自分の首を取って翡翠帝への土産にすれば良いと言いますが、宗仁は身体が動きませんでした。殺してはいけないと本能が訴えたのです。少女を守れ、それがお前の使命だと。
宗仁は本能の赴くままに朱璃の持っていた呪装刀を借りて、彼女を追ってやってきた護衛たちの銃撃を全てはじきます。そして、朱璃を抱えてその場から逃げ、自分の部屋まで連れて行き治療します。翌日、目を覚ました朱璃は再び小此木を殺そうと外へ出ようとしますが、宗仁はその身体では無理だと止めます。宗仁は朱璃に血筋を証明できるものはないかと言うと、朱璃は「あなた」と答えます。戦争中に朱璃と会ったことがあると分かった宗仁は、彼女なら何か知ってるかもしれないと問い詰めると、朱璃は記憶が戻るかもしれないからその場所に連れて行ってほしいと宗仁にお願いします。
朱璃に頼まれ2人が向かった先は、代々の皇帝が埋葬されている陵墓でした。朱璃はそこで3年前に助けられたことや、血を拭ってくれたときに渡された手ぬぐいを見せたりもしましたが、宗仁は思い出すことは出来ませんでした。しかし、昨晩朱璃を助けたときの感覚と彼女を信じることにします。そして、血筋を証明する方法を一緒に探すことを約束。朱璃は宗仁が自分のことを信じてくれたことに喜び、早速小此木の暗殺に向かおうとしますが、宗仁はそれを止めます。独裁者である小此木を殺してしまえば皇国は無政府状態となり共和国によって皇国は潰される。ここで、小此木に復讐しようとする朱璃と、国の将来を考え手段を選ぶべきと主張する宗仁は対立します。話が平行線を辿る2人ですが、朱璃は3月20日・・・敗戦の日に小此木の暗殺命令をするから、そのときまでに自分が主にふさわしいと分からせると言い、宗仁もまた朱璃に暗殺を諦めさせると返します。こうして、2人の運命共同体は始まるのでした。
店長に事情を話して匿ってもらいつつ、店長の呪術で朱璃の治療をしてもらうことになったものの、問題は奉刀会への説明でした。朱璃の血筋を証明できるものがないため、滸たちの説得が難しいからです。しかし、滸はすぐ宗仁のところへやってきますが、10分ほど猶予をもらい、朱璃に滸のことで相談します。宗仁は朱璃の素性を隠して紹介しようと提案しますが、朱璃はその案を却下。武人の棟梁である稲生家の人間に信じてもらえないようではこの先が暗いからと。しかし、結局証明できるものがないという理由で信じてはもらえませんでした。翌日、勅神殿の道場で滸と稽古をした宗仁。滸はこれまでと剣筋が違う、記憶を失う前の宗仁に近いものがあったと驚き、その理由を問うと、宗仁は朱璃のおかげだと話します。滸は彼女のことを信じていませんでしたが、彼女が本物なら奉刀会にとってこれ以上ないほどの御旗になることから、宗仁の説得に応じ敗戦の日までは彼女を斬らないことを約束します。
朱璃が宗仁と同じ学園に通うことになり、その初日。宗仁は先ず共和国総督の娘エルザ・ヴァレンタイン上級大佐を紹介します。2年前の八月八日事件で奉刀会を壊滅状態まで追い込んだのが彼女でした。その後、同じく共和国人の軍人・ロシェルや、皇国を代表する財閥の総帥・来嶌紫乃と紹介されますが、特にエルザとは国のことで熱論を繰り広げることになり、宗仁は冷や汗をかくことになりました。その日の夜、配達の傍ら朱璃を連れて天京の案内をした宗仁。暴力にさらされる皇国人を見て、朱璃は助けに行こうとしますが、宗仁はそれを止めさせます。朱璃は宗仁を糾弾しますが、宗仁が“奉刀会”が残っていることを話すと、朱璃は喜び宗仁に臆病者呼ばわりしたことを謝ります。そして、帝京まで着くと、朱璃は三種の神器があれば血筋を証明できるのではないかと話します。神器は帝京の奥にある皇帝専用の神殿にあると朱璃は予想していましたが・・・。
呪装刀輸送日が決まり、その前日の夜。朱璃の記憶を頼りに帝京への侵入を試みようとした宗仁たちでしたが、小此木によってことごとく入口を塞がれていました。諦めて帰ろうとしたとき、輸送車らしき車が前を通ったため、呪装刀の輸送車ではと思った宗仁は追跡を開始。その後、滸からも呪装刀の輸送が1日早まったという連絡を受けたため、宗仁は助手席に乗る朱璃を下ろそうとしますが、朱璃は頑なに拒否。宗仁は仕方なく車から出ないことを条件に同行することを許可します。そして、作戦通りに輸送車を襲撃しますが・・・宗仁が担当した車両の中から1人の女の子が出てきます。彼女の名前は椎葉古杜音。巫女を束ねる斎巫女でした。彼女を車まで連れていくと、朱璃は驚きます。古杜音は朱璃が伊瀬野という皇家縁の土地で潜伏していた頃の友人でした。その後、彼女を安全な場所まで運んだ後、宗仁は名乗りますが、今度は古杜音が驚きます。それは宗仁のことを先代の斎巫女からよく話を聞いていたからで、戦争時に亡くなったとされる先代斎巫女について話を聞きたかったからでした。しかし、生憎宗仁は記憶を失くしているため何も知らず、古杜音は肩を落とすのでした。
斎巫女との繋がりが出来た奉刀会。滸は宗仁に斎巫女に呪装刀を研いで貰えないか交渉してほしいと頼まれます。宗仁は単身で神殿に行ったものの門前払いされてしまい、どうしようとか考えていたところ、古杜音の方が学院に通うことになり、アッサリと目的を達成。呪装刀を1本研いでもらいます。そのとき、古杜音はお礼の代わりに今は廃墟になって立入禁止区域になっている武人町に連れて行ってほしいと宗仁たちに依頼。先の戦争で亡くなった武人たちのために慰霊を行いたいということでした。宗仁たちは話を聞いてその依頼を引き受けることにします。その帰り、宗仁は朱璃が最初に着ていた衣装「呪装具」を古杜音に鑑定してもらったらどうかと提案。斎巫女のお墨付きならば滸たちも無視はできないだろうということでした。それから、宗仁は朱璃に何故暗殺に拘るのかと質問します。小此木を殺すだけでは変わらないのに。そもそも、朱璃は小此木を殺して国を変えようという意志はなく、母の仇を討ったら自分も死ぬつもりでした。皇国の安寧と豊穣を守れなかった時は、その身を以て大御神に赦しを請うべし・・・それが皇家に伝わる帝王学でした。命を賭して皇国を守れなかった責任を取ろうとする朱璃と、これからの皇国を変えて行こうとする宗仁。2人は根本的に考え方が違っていたのです。しかし、それでも宗仁は彼女を死なせないと誓うのでした。
古杜音との約束の日、宗仁と朱璃と古杜音の3人は武人町へと向かいます。そして、武人町に着いた後、滸の実家で慰霊の儀式を執り行うことになり、宗仁も実家に行ってみることに。そこへ義妹のものと思われる櫛を発見。持ち帰ることにします。その後、慰霊の儀式により多くの霊が成仏したのを見届けると、桃の花弁がどこからか降ってきて、宗仁は急に頭痛に襲われます。直後、魂の成仏を目撃した共和国軍に包囲されますが、朱璃は気絶した宗仁を抱えながら古杜音と一緒になんとか武人町を脱出。しかし、川に落ちてしまいますが、宗仁に頼まれて予め待機していた滸によって救出されます。朱璃は失った意識の中、皇家に仕え最期の最期まで自分を鍛錬してくれた里中との日々を思い出します。目を覚ました後は、宗仁を見捨てなかったことについて、2人で問答を繰り返すのでした。
翌日。この日は翡翠帝が学院に登校する日でした。翡翠帝はやってくるなり校舎から自分を見ている生徒たちに挨拶しますが、宗仁と目があったとき一瞬動きが止まります。宗仁は記憶を失う前に彼女と会ったことはあるのかと思いますが・・・。昼休み、翡翠帝が食堂で一般の生徒と同じように過ごそうとしていたところ、共和国人が勝手に翡翠帝の写真を撮り始めます。それでも翡翠帝はそれを受け入れていましたが、翡翠帝を侮辱されたと思った皇国人の生徒が共和国人の生徒に殴りかかり乱闘騒ぎに。宗仁は騒動になるやいなや、翡翠帝を救出しその場を離脱します。翡翠帝と話す機会を得られた宗仁はチャンスだと思い、自分が働く花屋の名刺を渡し、記憶がないことを説明した後、以前に会ったことがあったかを聞きますが、翡翠帝はありませんと答えるのでした。その日の内に帝京から注文があり、宗仁と朱璃は商品を届けるため帝京内に入りましたが、そこに待ち受けていたのは朱璃が命を狙う小此木でした。既に朱璃のことは知られていたのです。
皇国を売りとばし、今回の面談もただの暇つぶしと言う小此木を一喝する朱璃。そんな彼女の姿を見て宗仁は証明など不要だと感じます。朱璃は小此木と話したことで自分の考えを改め、小此木を暗殺したところで国は変えられない、大義ある戦いを経て社会を変革しないと・・・と語り、小此木のことを暗殺ではなく国民の前で裁かれるべきと言います。宗仁は彼女が考えを改めたことを嬉しく思い、約束通り彼女に忠誠を誓うのでした。
小此木の自白を録音していた朱璃と宗仁は、滸たちと行きつけの店で落ち合い、そこに古杜音を連れていきます。古杜音に朱璃の呪装具を鑑定してもらった結果、本物の皇家の呪装具であることが判明。更に小此木の自白を録音したものを滸に聴かせると、彼女もようやく朱璃を皇家の人間と認めます。その直後、店内がざわつきはじめます。テレビ画面を見ると、翡翠帝が共和国高官の結婚を敗戦の日に正式発表という速報が出ていたのです。もし、皇家と共和国の人間が結婚したら、皇国人は精神的に共和国と戦うことが出来なくなる上、生まれた子供が帝位を継ぐことになれば皇国と共和国は一体となってしまう・・・それこそ本当の敗北でした。
宗仁と滸は奉刀会の暴発を防ぐために本部に向かいます。本部には集合をかけてないにもかかわらず、既に大半のメンバーが集まっていました。滸は槇を筆頭とした血気盛んな者たちを必死に説得します。彼女がそこまで必死になっていたのは、3年前の戦争で自分と一緒に戦った明義隊(稲生家の明義館に通う若者を集めた舞台)が自分一人を遺して全滅したことが大きく関係していました。そんなとき、古杜音から連絡が入ります。朱璃が行方不明になったというのです。古杜音が朱璃の部屋にいるというので急いで戻った宗仁は、彼女と一緒に辺りを捜索しますが三時間も前の話だったため、見つけることは出来ませんでした。誘拐された可能性が高いとふんだ宗仁は、古杜音に呪術で探すことは出来ないかと聞くと、古杜音は朱璃の持っていた呪装具を辿れば分かるかもしれないと朱璃の部屋で儀式を始めます。そして、古杜音が見たのは宗仁にとって見覚えのある倉庫群でした。一方、朱璃は犯人から幻覚を見せられていて、宗仁を人質に取られ小此木の首を狙うことと宗仁の命、この2つを天秤にとられていました。そして、彼女が出した結論は宗仁でした。自分の使命よりも宗仁を取ってしまったのです。
宗仁と滸は2人でその倉庫に向かいます。すると、宗仁は朱璃の気配を察し、倉庫の場所を特定に突入します。倉庫の中には誰もおらず、朱璃が気を失っているだけでした。そして、外に連れ出そうとした瞬間、テロリストがいるという通報を受けたエルザたちによって包囲されてしまい、宗仁は滸に朱璃を連れて逃げるように指示したあと自分が囮になります。エルザ達共和国軍と一戦交える宗仁でしたが、呪装刀の力で共和国軍を一蹴。エルザとも“穏便に”話を付け、その場を去り滸たちと合流します。意識を取り戻した朱璃は何者かに小此木から手を引くよう脅迫されたと言いますが、記憶が混乱しているようでした。宗仁と滸は犯人の目的がはっきりしないと疑問に感じていましたが・・・。
夜が明け古杜音を勅神殿に送り届けた後、朱璃と稽古をした宗仁。稽古が終わってお店に戻ってくると滸から槇派の数名が奉刀会を脱会したという連絡が入ります。暴走させないために脱会した者を探す宗仁たち。夜になり、連絡が取れなかった槇を発見。彼と話している間に滸から間に合わなかったという連絡を受け、宗仁は肩を落とすのでした。
そして、迎えた3月19日。皇国がもっとも盛り上がるお祭り・桃花染祭。宗仁と朱璃、途中から古杜音も加わり花屋で仕事をしていましたが、それが終わったあと、学園に咲いている桃の花を見に行きます。そこで朱璃は急に皇家にしか伝わっていない伝統の桃花染の舞を見せると言い出します。その舞は以前彼女が見せるのを嫌がっていたものでした。誘拐されてからの朱璃の様子がおかしいと思っていた宗仁は妙な胸騒ぎがしましたが、その悪い予感は的中します。その日の夜、ふと目が覚めた宗仁は朱璃の部屋に行くともう彼女の姿はありませんでした。そこには手紙があり、一通は「皆へ」、もう一通は「鴇田殿」と書いてありました。手紙には宗仁のもとを去ることへの謝罪と自分が主には相応しくないことと主従関係の解消が書かれていました。宗仁は彼女が大人しく伊瀬野に戻るわけがないと思い、恐らく翡翠帝の婚約発表を止めるつもりだろうと考え、部屋を飛びだし朱璃を探します。一方、滸は朱璃がいなくなった報を受けてはいましたが、まったく別のことを考えていました。それは共和国から奪い取った呪装刀が関係していて・・・。
朱璃は陵墓で隠れていました。そして、母親に幻覚の中とはいえ国よりも想い人を取ってしまったことを謝罪し、せめて式典で翡翠帝と小此木の正体を明かそうと誓っていましたが、ふと背後に誰かいることに気付き咄嗟に飛びます。振り向くとそこには呪装刀を持った滸の姿がありました。その様子から朱璃はいつもの滸ではないと悟り、自分も呪装刀で応戦します。滸は『なぜ私から宗仁を奪うの?許せない』と呟き、再び襲い掛かります。朱璃は自分の死を覚悟しましたが、そこに駆けつけたのは宗仁でした。宗仁は古杜音からもらった情報で朱璃のもとへ駆けつけたのです。しかし、元々実力伯仲の2人の戦いにおいて、朱璃を庇ってできた肩の傷は宗仁にとって致命傷でした。徐々に押され始める宗仁ですが、朱璃を守る事ただそれだけを考え、戦い続けます。朱璃はもう主従関係は解消したのだから守らなくても良いと言っても宗仁は言うことを聞きませんでした。どんなに傷付いても滸に立ち向かう宗仁の姿に、朱璃は戦争にときの彼の姿を重ね、そんな宗仁の背中を見て、朱璃は宗仁が言っていたことの意味を理解します。主は臣下の覚悟を受け止め、自らの運命を臣下に委ね、自らの言葉で臣下を戦場に送り出し、全てを見届けること。自分のすべきことを理解した朱璃は、宗仁を止めるのではなく、私のために勝ちなさいと命じます。すると宗仁の力は解放され、一瞬で決着が付きます。宗仁は刀ごと滸を斬るつもりでしたが、刀が折れたと同時に滸の目に戸惑いの色が見えたため寸止め。滸はそのまま気を失うのでした。
滸との決着が付いた後、朱璃は宗仁の運命を見届ける勇気がなかったことを認め、これからは私も私の為すべきことをしてあなたに応えたいと誓います。そして、宗仁にその身とその命を今一度私に捧げなさいと命令。宗仁も朱璃に忠誠を誓います。すると、何もない中空から突然桃の花が舞い降りてきます。宗仁が驚いていると、朱璃はこう言います。「これは私の涙。物心ついた時から私は涙を流せないの」と。そして、これで泣くのは最後にすると誓い、宗仁もまた朱璃を泣かせるのは最後にしようと誓うのでした。
その後、古杜音がやってきて滸の治療を開始、宗仁と朱璃は遠くの式典を見ていましたが、突然会場が爆発。翡翠帝を含めた多くの要人がこの爆発に巻き込まれ・・・。

千の刃濤、桃花染の皇姫 体験版 感想
非常に長かった・・・けど、それ以上に面白かった!!自分にとって今年1番の期待作ですけど、その期待以上の面白さでした。エロゲーとは思えないほどの作り込みはさすがオーガストだなって思いましたね~。世界観も演出もシナリオもキャラクターも音楽もあらゆる面で高水準です。個人的に気に入ったのはやはり世界観かな。久しぶりに圧倒されました。前々作「穢翼のユースティア」の世界観も凄かったけど、今回はそれ以上かもしれません。主人公の声が入ってますが、こういうストーリー展開ならむしろ主人公の声があったほうが盛り上がるので個人的には全然OKです。Hシーンだけ無いっていう仕様なのかな?まぁ別にHシーンにあってもそのときだけ宗仁をボイスオフにすれば良いだけですけどw
途中の学園に通い始めた頃はまだエロゲっぽさがあったんですけど、その後は次から次へと事件が発生するので、次は何が起こるんだろうと予想しながら読み進めていましたが、だんだんエロゲーやってる感覚じゃなくなってて、ストーリーに夢中になっていました。体験版は主に朱璃の考え方の変化と宗仁と朱璃の主従関係についてがメインになっていて、その問題が解消したところで終わってましたが、その直後の展開がすごい気になるところで終わってますし、色々と気になる設定や伏線もあるので、早く製品版をやりたいです!奏海ちゃんはどうなっちゃうのー!?
ヒロインに関しては自分は発表当初からずっと古杜音ちゃん一択でしたが、体験版をプレイしてますます古杜音ちゃんに傾倒していくことになりました。何この天使!可愛すぎるんですけどwww 素直で良い子だし、おっぱい大きいし、小鳥居夕花さんの声がすごく合ってたし、オーバーリアクションとかダジャレとか巨乳(2回目)とか最高でしょ!シリアスなストーリーの中でプレイヤーを癒してくれる清涼剤!w オジさんもう1つ古杜音ちゃん特典付きを買っちゃうよ!(*´Д`*)b(ぁ
あとは朱璃。ツンデレっぽいところがあって可愛かったですね。戦争時という状況が状況とはいえ、惚れるの早いっていうかチョロすぎのような気がするw ただ、皇姫としての姿は格好良いと思います。エルザに関しては未知数なところはあるけど、巨乳+金髪には逆らえません(爆) ただ、服を着た状態だと、1番おっぱい大きいはずの古杜音ちゃんが巫女服のせいもあってか、古杜音ちゃんより朱璃やエルザの方が大きいように見えるのは気のせいかw 奏海ちゃんは1度だけ宗仁と会ったときの反応が可愛かったかなw ただ、彼女の立場から接触は難しいので、これからどう関わってくるのか気になりますね。あれからどうなったのかも含めて!滸は皆の前にいるときと宗仁と2人きりのときのギャップが激しいw 2人きりの滸は可愛いですねw あのアイドル姿のときは笑ったけどwww
ところで、ルート分岐はやはり「穢翼のユースティア」みたいにヒロインのフラグを立てたままで行くと個別ルート、折るとメインストーリーって感じなのかな?体験版やった感じだと選択肢がなくて分かりませんでしたが、これだけ作り込まれたストーリーだと普通のエロゲーみたいな分岐は難しいと思うので・・・。まぁ自分は古杜音ちゃんとエルザと朱璃のおっぱいが見られればそれで満足ですよ(爆) そういえば、睦美さんルートはないの?あの人めっちゃ好みなんですけどー!w
まぁそんな感じで・・・とにかく体験版の内容がすごく面白かったので、製品版の発売を楽しみにしています!!

「千の刃濤、桃花染の皇姫」の公式サイトはコチラから↓
http://august-soft.com/hatou/index.html

とにかく、古杜音ちゃん可愛い!!

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「ワガママハイスペック」 あらすじ・感想その4 鹿苑寺かおるこ編、感想まとめ

2016年05月04日 00時11分44秒 | 美少女ゲーム

最後は鹿苑寺かおるこです~。

鹿苑寺かおるこ キャラクター紹介
かおるこは生徒達から多大な支持を受ける生徒会長。しかし、その正体は人気イラストレーターの「しかくん先生」で、いもさらだ(幸樹)原作の漫画「デレデレスクランブル」の作画担当をしています。そして、いもさらだ先生の大ファン。ただし、幸樹がネタ帳を落とすまではお互い面識がありませんでした。
家が地元の名士で厳しいため、家を出て独り暮らしをしながらイラストレーターとして活動していますが、このことは秘密にしているため、彼女がイラストレーダーであることを知っているのは生徒会役員のみとなっています。
性格はほんわか癒し系で素直でピュアな心の持ち主。天然なところがあったり、無邪気で子どもっぽいところがあったり、年上なのに可愛いと思ってしまう部分が多く、皆に愛されています。ただし、計算高いところがあり、根に持つタイプw
下らないダジャレを言うのが好きで、たまにドヤ顔で言ったりしますが、周囲にまったくウケないため、幸樹たちはスルーするのがお約束になっていますw
味覚は超激辛党。いや、もう本当に・・・辛いの苦手な甘党の自分がコラボカフェでかおるこカレー食べたときは死ぬかと思っ(ry

鹿苑寺かおるこ 攻略情報
引き受けよう→来てくれて助かった。→やってやるです!→未尋が裸エプロン姿になる?→一口食べるか?→すげぇ可愛い→き、気持ちいい・・・→二手に別れる→みんなのためだ。→逆にベタ褒めする→みんな可愛いよ→フロアを手伝う

鹿苑寺かおるこ編 あらすじ
文化祭が終わった後、かおるこに誘われて担当編集者の千歳との打ち合わせに同行することになった幸樹。かおるこの目的は「いもさらだ先生」と「しかくん先生」が編集部で会ったという既成事実が欲しかったのと(編集部が年の近い異性であることから会せようとしなかったため、会っても問題ないというアピールをしたかった)、「デレデレスクランブル」のコアスタッフで親睦会がしたかったから。そして、もう1つ。
その親睦会の中で、幸樹はこれまでずっと疑問に思っていたことを口にします。何故出会った当時から自分に優しかったのかと。それこそ恋愛感情を疑ってしまうほどに。そんな幸樹の質問に、かおるこはこう答えました。「いもさらだ先生は、私の恩人なんだ」と。
かおるこの家はいわゆる地元の名士で家が厳しく、特に祖父が厳格な人でした。毎日のように習い事などを強制的にやらされる日々にかおるこは鬱屈な生活を強いられていましたが、ある日初めてTVアニメを観て衝撃を受けます。こんなにも楽しい世界があったのかと。そして、好きなあまり自分でも絵を描くようになっていました。これが「しかくん先生」誕生のルーツでした。
その後もアニメや漫画を見続けながら絵を描いていたかおるこでしたが、ある日これまで隠して集めていたアニメや漫画のグッズを全て捨てられてしまいます。かおるこはあまりの理不尽な出来事にショックを受け、心を閉ざすようになり、自分の好きなものを諦めようとしていました。いつか卒業しようと心を凍てつかせながらインターネットを巡回していると、小説投稿サイトを見つけます。それが3年前のことでした。
その当時、幸樹は「いもさらだ」としてその小説投稿サイトで上位ランキングに入るほどの人気作家になっており、かおるこはいもさらだ先生の作品を読んであまりの面白さに大笑いします。もう感情を動かさないと決めていた彼女の心を幸樹の小説が動かしたのです。その後、かおるこはいもさらだ先生の作品のファンになり、自分の好きなものを誤魔化したり見失わないように決め、彼女もまたイラスト投稿サイトで自分の絵をアップするようになり、次第に有名になっていきます。そして、自分の好きなものを続けるためにワガママを言って周囲を説得して家を出て(ただし、周囲も彼女のことを理解している節はあった)、桜翠学園に入学してきました。
それからしばらく経ち、人気イラストレーター「しかくん先生」となりいくつか仕事を請け負うようになったかおるこの元に連載漫画の作画依頼がやってきます。それが、いもさらだ先生原作の「デレデレスクランブル」でした。ただ、当初は新人作家の名前では不利と見た千歳が「いもさらだ先生」の名前を伏せて紹介していたため、漫画を描いたことのないかおるこは畑が違うという理由で断るか悩んでいました(実際は「いもさらだ先生」がラノベで連載をすると思っていて、そっちで一緒に仕事がしたいからという理由だった)。結果的に「いもさらだ先生」の名前が決め手となるという皮肉はあったものの、いもさらだ先生原作、しかくん先生作画の「デレデレスクランブル」は連載が開始されたのです。
これまでの経緯を全て話したかおるこ。千歳は「いもさらだ先生」に何を伝えたいのかと彼女に問います。すると話したいことがいっぱいあったのかなかなか言葉が出てきませんでしたが、大事なことを言えてなかったと言って姿勢を正し幸樹を見据えます。そして、「いもさらだ先生の作品に出会えて本当によかったです!」と満面の笑みでそう言います。かおるこが設定したこの日の打ち合わせの1番の目的は、いもさらだ先生への感謝の言葉でした。打ち合わせの帰り、幸樹はかおるこを途中まで送っていきますが、その途中で今日のことを色々と話しますが、幸樹もまた「しかくん先生」のファンだから片思いを気取らないでほしいと伝えるのでした。
アーシェから期末テストで現国の勝負を持ち込まれた幸樹。最初は受けるつもりはありませんでしたが、あまりにしつこいため、かおることのデート権を賭けて勝負を受けることにします。それからプールに侵入した(何故か教師陣の支持を受けてw)かおること一緒にプールで遊んだり、学園に侵入した子どもと打ち解けたり、かおること一緒の時間が増えていき、ある日、勉強に集中できない幸樹は図書室までやってきます。すると、漫画の資料探しに来ていたかおるこがいたため、隣に座ります。幸樹は勉強していたもの、いまいち集中できなかったため、漫画のネタを考えますが、次第に眠くなってしまい、絵の練習をしているかおるこの隣で眠ってしまいます。実際にはまだ寝ていませんでしたが、かおるこは幸樹が寝ていることに気付き、何気なく独り言を喋ります。「ご褒美デート、幸樹くんが頑張ってくれてもいいのかな」と。寝たフリを続ける幸樹は悪戯心に「今のはどういう意味ですか?」と言いながら起きます。すると、今まで見たことのない表情をしたかおるこの顔があり、その表情に驚いた幸樹は寝ぼけたフリをして再び寝ることにするのでした。
最初はあまり乗り気ではなかったアーシェとの勝負。しかし、かおるこが密かに応援してくれていたことを知った幸樹は、これまで1度も勉強したことがない現国を猛勉強します。そして、結果は幸樹が100点、アーシェは98点で幸樹の勝利に終わり、かおることのデート権は幸樹がもらうのでした。
そして、ご褒美デートの日。ショッピングモールまでやってきた2人ですが、幸樹は1番頑張ったのはアーシェなんだからアーシェも一緒に3人で遊ぼうとかおるこに提案。幸樹はかおるこなら二つ返事でOKすると思っていましたが、かおるこは一瞬沈黙した後、賛成します。幸樹はその沈黙が意味するものを考えますが、2人のデートを尾行していた兎亜や未尋、アーシェの3人が合流したことでお預けになってしまいます。そして、それはかおるこにとっても同じでした。その後喫茶店でお茶をした後、かおるこに気を遣ったアーシェたちは帰ることにし、再び2人きりに。かおるこは2人きりになると今日はずっと怒っていたかもしれないと話し、幸樹はあのときの沈黙はそういう意味だったのだと理解。かおるこは幸樹のことをデレスクの主人公みたいに優柔不断なのかなと拗ねましたが、幸樹はもう答えが出ていました。喫茶店を出ると雨が降ってきたため、幸樹が持っていた折り畳み傘で相合傘をして帰ることにしますが、幸樹はさりげなくかおるこに告白。しかし、かおるこがなかなか告白の返事をしなかったため、催促するとかおるこは幸樹が笑ってるから答えたくないと返事したため、幸樹はかおるこが泣きそうになっているのが嬉しいからと返します。すると、かおるこが拗ねて涙を優しく拭ってくれたら考えると言ったため、幸樹は涙を拭う代わりにキスをするのでした。
かおること恋人同士になってからというもの、幸樹の調子はうなぎ上り。かおることの関係も良好でしたが、ある日、千歳からしかくん先生に大御所の木林森先生からのオファーが来ているという話を聞きます。しかし、かおるこはいもさらだ先生のパートナーだからと断ります。その後、千歳から「デレデレスクランブル」をどういう作品にしたいのか・・・つまり目標は何かという質問をされ、幸樹はTVアニメ化と答えます。幸樹は当初はアニメ化のことは考えていませんでしたが、「しかくん先生」へのオファーの話を聞いて、もっと真剣にやってみようと考えます。それと、もう1つ目的もありました。それは、地元の名士の娘と付き合っている身として、社会的地位や肩書が必要だからでした。かおるこはそれを聞いてプロポーズだとはしゃぎ、それなら自分も何かお手伝いしたいと言い、木林森先生と組んでみようかと冗談交じりにいいますが、それが現実のものになろうとしていたとは、このときの幸樹は思いもしませんでした。
夏休みが終わろうというある日、原稿をあげた幸樹は千歳と電話で話をしますが、そこでしかくん先生が木林森先生を始めとした複数の先生との合作コンペを行うことに合意したという話を聞きます。当初は木林森先生だけでしたが、うっかり担当者が漏らしたことが原因で他の先生が一斉蜂起して収拾がつかない状態となり、編集長が直々に連絡したため、かおるこは断れなくなっていたのです。ただ、かおるこにも考えはありました。それは、このコンペには幸樹も参加できるから。それが引き受けた理由だったのです。幸樹が1番になると信じて。幸樹もかおるこのその考えを読み取り、後日コンペに参加することをかおるこに伝えると、かおるこは喜び抱きつくのでした。ただ、幸樹は強がっているだけで、自分のことを完全に信用しきっている彼女からのワガママをただの可愛いワガママにしようと生徒会の仕事を休んでまでコンペ用の企画を考えますが・・・。
通常の連載とは別にコンペ用の企画作りをする幸樹。しかし、状況は芳しくなく、何度も千歳からダメ出しをくらっていました。何日も寝ずに考え、その様子からさすがに周囲も心配し始めます。かおるこは自分が作った激辛料理に対して「辛い」と言わなかった幸樹の体調を心配して、しばらく幸樹のサポートをするべく密かに兎亜と交渉。しかし、最初のサポートであっさりとバレてしまいます。かおるこはお互い困ったら助けを呼ぶという約束をしていたのに呼ばなかったと拗ねたため幸樹も謝ります。幸樹は、これまでずっとかおるこに頼りっきりだったから1人で勝てる作品を作りたかったと話します。デレスクのギャラがかおるこの方が3:7の割合で多かったり、今回のコンペの話も、全て自分の力が周囲に認められていなかったからだと考えていました。幸樹は早く「しかくん先生」と対等だと胸を張って言いたかったのです。そして、今の自分の腕ではまだそれが無理だと悟り、周囲からも無理するな、もう辞めろと言われ続けても頑張ってたのは、かおるこから直々に「ごめんね、私のために。もう辞めて」と彼女を悪者にするワガママを言わせたくなかったからです。
そうは言っても自分の力不足は否めなかったため、幸樹はかおるこから「辞めて」と言われる覚悟を決めます。しかし、かおるこからの言葉は幸樹の予想とは正反対でした。「頑張って。私のために負けないで。一緒に戦おう?」。幸樹と一緒にいることを諦めたくない、幸樹じゃなきゃ嫌と。そんな彼女からのワガママを聞いて幸樹は笑って歓迎し、かおること一緒に企画を考えることにしたのでした。
幸樹はかおるこの協力を得てようやく企画を作り上げ、千歳からもようやくOKをもらいます。幸樹の企画は内容的には他の先生と大差はありませんでしたが、ネームに書き込まれた指示等、しかくん先生の使い方をよく理解したものになっていました。しかくん先生と組む先生を選ぶコンペのため、幸樹のそれはとても大きな武器でした。原作がネームで作画の実力を引き出させ、作画はそれ以上の出来で返す。幸樹の原稿が1番しかくん先生の魅力を最大限に発揮させるものでした。それは、しかくん先生といもさらだ先生のコンビをまだ見ていたいと思わせるほどの内容だったのです。そのことに気付いた幸樹を千歳は褒め、初めて幸樹のことを「先生」と呼ぶのでした。

鹿苑寺かおるこ編 感想
幸樹とかおるこは何があっても永久不滅のパートナーというお話。最初にかおるこの家庭事情の話をしてたから、家の問題とか出てくるのかと思ったらそっちは総スルーでひたすらに2人の話だけで進んでましたね。シリアス度は未尋編ほどではないものの低めになっており、イチャラブの方が多いと思ってもらって良いです。かおるこの可愛いところが思う存分見られたので個人的には満足しましたw
エピソードでは、アーシェに現国の勝負を持ち込まれたときの、幸樹とかおるこの即興劇が面白かったかなw アーシェの反応も含めてwww アーシェ感受性高すぎだろwww それから、かおるこが“ネームがラブレター”って言うラストのシーンは良かったですね。幸樹が良い企画を作ることが出来た理由がこれ以上ないっていうくらいハッキリしていて。あとはもう、かおるこ可愛すぎ!!かおるこ見てるとめっちゃ癒されるわ~(*´Д`*)b
子どもっぽいかと思ったら母性もあって天然かと思ったら計算高いところがあって(基本的には天然ですけどもw)、そんなかおるこさんに翻弄される日々は幸せでしたw 年上なのにめっちゃ可愛いので癒されまくりで萌えまくりだったなーw かおるこはブレずに本質を見抜く人なので、恋人になってからの変化があまりなく(他のヒロインと比べたら1番変化が少ない)、共通ルートから一貫しているのが大きな特徴ですね。つまり、かおるこさん、マジ天使!!(爆)
Hシーンは5回。本番は6回(4回目が連続)。おまけHだけおっぱい見せなかったくらいで、それまでのHシーンは全て本番でおっぱい見せてくれるので満足しました。唯一ちゃんとしたパ○ズ○フェ○がありますしね。4回目までの不満はメイドHのときの最初の本番Hのときの幸樹の手が邪魔だったくらいですかね。ただ、その直後の正面から見せるバックが良かったのでそれも帳消しですw ところで、おまけHがエピローグのチャイナ服じゃなかったのは何故?と疑問を感じずにはいられない。おまけHだけ唯一1度もおっぱい見せなかったので論外なのに、エピローグのチャイナ服でのHシーンがないのはすごい不満だったなー。てっきりオマケで見せてくれるのだと思ってた。なので、おまけHは自分の中ではなかったことにしたいw だいしゅきホールドはおっぱい見えないからイヤなんだよー!!そういえば、体操服Hもなかったね。ちなみに、Hシーンで印象に残ってたのはHシーン体験版でも見られた3回目のHシーンですかねw 「うすうすだからね!」と「きっと空気読んでくれるよ」は名言ですwww
一般シーンだと告白シーンかな。告白自体がアッサリしてて恋愛要素という意味では4人のヒロインの中では1番薄い印象でしたが(付き合うまでの過程で1番恋愛についての悩みが少ない)、キスしたときの顔が笠に隠れる描写が秀逸でした。あとは・・・もう全部ですかねw どのかおるこさんも可愛いのです!かおるこさんマジ天使!(2回目)

ワガママハイスペック 感想まとめ
これまでのまどそふと作品ではヒロインに1つのテーマを持たせて描かれていましたが、今回もそれは同じで、ワガママでハイスペックなヒロインというコンセプトは今回シナリオに大きく関わる部分でよく出ていたと思います。過去2作品はそのテーマが曖昧になってた部分がありましたが、今回はワガママな部分に焦点を当てられているので、その点は改善されていて良くなっていたと思います。
ただ、シナリオを凝ったものにしてしまった分、本来のまどそふと作品の良さ・・・個別ルートはイチャラブメインで明るいお話というのが薄れていた部分がありました。最初に未尋ルートをプレイしたときは、これまでのまどそふと作品を継承しているなと思いましたが、兎亜ルートやアーシェルートをプレイして、重い話なっていたので、別のブランドの作品かっていうくらい、これまでと違う印象を受けてしまいました。かおるこルートは後半若干シリアスになるものの、全体的には未尋ルート同様に明るい感じで良かったと思います。ぁ、兎亜ルートもアーシェルートもシナリオ自体は良かったですが、まどそふとらしくないなっていう印象だったという意味です。個人的にはまどそふとさんは、未尋ちゃんやかおるこさんのようなお話で良いと思うんですけどね。イチャラブ多目で。変にシリアスにしすぎる必要性はないと感じました(シリアスにしてはいけないと言ってない、あくまで分量の話)。せっかくキャラクターが可愛いのだから。
んー、あと気になるのは、未尋ちゃんのルート以外は主人公のことがメインになってることでしょうかね。ここを嫌う人もいるかもしれません。このパターンって得てして主人公がヘタレなパターンですから。それにヒロインの出番が少なくなりますし。別に主人公のことなんて見たくないんですけどって感じです。そういうのはあったとしても1人だけで良い気がします。結局、未尋ちゃん以外は主人公がヒロインに救われる形になってますしね(アーシェ編は他のヒロインがってことですけど)。主人公が頼りなくて情けないタイプでガッカリでした。未尋ちゃんのときはしっかりしてたんだけどなー。
ヒロインについてですが、これはもう文句無しに全員可愛い!!自分的にはこれまでのまどそふと作品の中で今回のヒロインが1番良かったと思います。特に未尋ちゃんとかおるこさん!!この2人はすごく気に入りました。未尋ちゃんのデレた後の可愛さは破壊力抜群でしたし、かおるこさんは最初から最後まで私を癒してくれました(*´Д`*)b もちろん、兎亜ちゃんもアーシェも良いですが、やはり未尋ちゃんとかおるこさんですねー。
Hシーンはシナリオに力を入れてしまった分、回数が少なかった印象があります。未尋ちゃんがやや不満だったものの、他は比較的満足。ただ、パ○ズ○フェ○が実質かおるこさんしかないのと(他はただのパ○ズ○)、ナマデレの汐里ちゃんのように全てのHCGでおっぱいを見せるという偉業を達成したヒロインがいなかったのが残念。かおるこさんのおまけHが本番でおっぱい見せてくれたらなー。まぁかおるこさんは前戯でおっぱい見せてないこともあるので準パーフェクトですがw とにかく、おっぱいヒロインのおっぱいは必ず見せること!そして、主人公の手は邪魔!!揉むならあくまでおっぱいが見えるような触り方にしてよ!って感じですかねw
そんなわけで、内容的には良かったし、ヒロイン最高なので、ヒロイン目当てだけでもやってみる価値はあるんじゃないでしょうか。恋人になった後の2人きりのイチャラブは少な目ですけどねw

さてさて、お次も2016年4月発売タイトルですよ~!

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宮瀬未尋編】【鳴海兎亜編】【桜木・R・アーシェ編】【鹿苑寺かおるこ編

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かおるこマジ天使!!!

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