建設委員会の仕事として大きなウエイトを占めるのが、市道
の認定と廃止です。一言で道路と言っても様々あります。
国道、都道、市道、町道、村道、里道、農道、赤道、青道‥
道路法上の道路、建築基準法上の道路など、法律により
道路の定義や位置づけがそれぞれ変わって来ます。
また、法定外道路というのもあります。
▼里道(りどう)、赤道(あかみち)などとと呼ばれる
法定外道路が小平市内にも残っています
例えば建築基準法上の道路は、幅員が4m以上とされ、
建築物を建てる場合、4m以上の道路に2m以上接して
いなければ原則として建物を建てる事が禁止されています。
したがって、現状が道路に2m以上接していない場合、再建
築つまり、建て替えができないと規定され、その建物は改築
または修繕しかできないこととなっています。
私道だったものが市道に認定されると、その後の管理は
小平市が行うこととなり、路面の修復、道路標識の設置、
外灯の設置管理などすべて市が責任を持って行うこと
になります。
しかし無制限に受け入れられるわけではなく、道幅や排水溝
の整備など基準が設けられており、前提として全地権者の
同意が必要なことは当然です。
そんなこんなで約2時間の市内現地視察が終了し、市庁舎に
戻り、下水道補正予算関連と自転車放置防止の条例の一部
改正審査を行い、全会一致で可決すべきものとなりました。
自転車の放置問題については、一般質問でも取り上げており
また後日書きますが、有料化と機械化ばかりが進み、高齢者
や女性などへの配慮にかける状況が見受けられます。
短い時間、お店の前に自転車を停めて買い物したり用を足す
事まで排除されると、買い物のしづらい街になってしまいます。
最低限必要な配慮を求めて行きたいと思います。
今後スイカなどでの支払い機能や読み取り機能を活用した買
い物客への駐車券の発行や、それに対応したショートタイム
の駐車スペースの設置などが実現するといいですね。
あぶかわひろしは今日も行く
あぶかわ浩(虻川浩)・小平市議会議員のホームページ
ワカモノのミカタ