小彼岸桜のズクなし写真ブログ

デジタタルカメラで小旅行や近場の被写体を自分流で写し止めたものを不定期に更新していきます。

石山寺(滋賀県)(2011年12月05日 月 曇 EOS5D)

2011年12月22日 | EF24-105mmF4ISLCPL
             今年最後の紅葉をシブトク観に行こうと連休を利用して、再び滋賀県の琵琶湖の南と東のお寺へ出かけました。

             やはり天気が芳しく無く、こうもり傘は必須であった。

             朝一は昨年も参拝した「石山寺」。一、二軒の出店がやっとシャッターを開けただけの朝の時間です。

             


             平安時代には、宮廷の女人たちのあいだで、観音堂に参籠し読経しながら一夜を過ごすのが流行りました。

             


             紫式部はここに参籠して「源氏物語」の想を練りました。

             


             また、清少納言、和泉式部、『蜻蛉日記』の藤原道綱の母、『更級日記』の菅原孝標の女なども石山寺のことを日記や随筆に記しています。
             公風園

             


             石山寺は、芸術家や文人たちに深い感応を引き起こし、女流文学の開花の舞台となりました。公風園の中です。

             


             その後も、松尾芭蕉や島崎藤村をはじめ、石山寺を慕う文人たちを多く集めています。

             


             参拝者も季節も外れてしまっているのでホントにパラパラでした。

             

             石山寺、次回で終わります。




          




         
コメント
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