第2回にがごい会フォト狂句最優秀賞(課題吟/鯉幟)をいただきました。
4月に続いて2回目です。
嬉しいです。
皆さんに手直ししていただいたり、教えてもらったりしていただいた賞です。
ちょうど5月に初孫が誕生し、その嬉しい気持ちを詠みました。

初孫(はっまご)い 空(そ)れ届(とじ)っよな 鯉幟(こ)よ立てっ みーたん
選評:
孫の句はこれまでも非常に多く詠まれていますが、ほとんどが発想・着想、表現などが
似通っていて新鮮味がなく、狂句味も薄い傾向があります。
この句は、初孫の誕生を喜び、健やかな成長を祈る作者の気持ちが読み手に素直に
伝わってくる句だと思います。
中七の「空(そ)れ届(とじ)っよな」という表現がその気持ちをよく表しているのではないでしょうか。
一見何でもなさそうな表現ですが、読み手に作者の感動を共有させる力のある句だと思います。
特に技巧を凝らすこともなく、自然に口をついて出てきたのではないでしょうか。
そこが叉素晴らしいところでもあります。
塚田 黒柱
塚田先生、素晴らしい選評ありがとうございました。
4月に続いて2回目です。
嬉しいです。

皆さんに手直ししていただいたり、教えてもらったりしていただいた賞です。
ちょうど5月に初孫が誕生し、その嬉しい気持ちを詠みました。


初孫(はっまご)い 空(そ)れ届(とじ)っよな 鯉幟(こ)よ立てっ みーたん
選評:
孫の句はこれまでも非常に多く詠まれていますが、ほとんどが発想・着想、表現などが
似通っていて新鮮味がなく、狂句味も薄い傾向があります。
この句は、初孫の誕生を喜び、健やかな成長を祈る作者の気持ちが読み手に素直に
伝わってくる句だと思います。
中七の「空(そ)れ届(とじ)っよな」という表現がその気持ちをよく表しているのではないでしょうか。
一見何でもなさそうな表現ですが、読み手に作者の感動を共有させる力のある句だと思います。
特に技巧を凝らすこともなく、自然に口をついて出てきたのではないでしょうか。
そこが叉素晴らしいところでもあります。
塚田 黒柱
塚田先生、素晴らしい選評ありがとうございました。