友人が社会人入試を受けて今年の春から広島大学
に通っています。
その友人から大学祭に誘われていってきました。
今年は創立60周年ということで、記念の行事がたくさんありました。
なかでも楽師の東儀秀樹さん、作家の五木寛之さんの話には大勢の人が集まり会場のメモリアルホールは満員。
会場前の
大型スクリーンや、他の会場に設置された大型スクリーンの前も大勢の人だかりが・・・
私たち女性4人組は前のほうの席に座ることが出来ました。
生東儀秀樹さん、とても50歳とは見えない若さといいスタイルで,演奏はもちろん音楽に関するお話にも洗練された優雅さを感じました。
「越天楽幻想曲」で始まりました。
笙(しょう)での演奏、笙は17本の竹で出来ていて、1400年前に大陸からやってきて音色は昔から変わっていないそうです。
天から差し込んで来る光を現していて、和音を奏でるのだそうです。
パイプオルガンのルーツだと言われているみたいです。
「三ツ星」は龍笛(りゅうてき)で演奏
「風のかたみ」はピアノの曲でした。
流暢なピアノの演奏にうっとりしました。
今回は一人での演奏会でしたので、自分でベースやピアノなど弾いた曲をバックに流しているそうです。
「枯葉」はモダンジャズ風にアレンジされて篳篥(ひちりき)で・・・
18cmの小さな笛です。ヨシの葉っぱが挟んであって木管楽器のルーツになったと話されました。
「千里の旅路」はシルクロードを思わす壮大な曲でした。
雅楽は大陸からやってきたのに、どこにも残っていなくて日本にしか残っていないのだそうです。
雅楽のルーツを辿る・・・そんな曲でした。
日本にしか残っていないってこと、すばらしいことですね。
「ツーランドット」はイナバウァを思い出しました
最後は日本人なら誰でもグッと来る「ふるさと」でした。
まだまだ、楽しい話がたくさんありました。
次回も東儀さん、衣笠さん、五木さんの話を書くことにします