2009、10、17 朝日新聞 b9
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「うれしがらず、悲しがらない」
自分の行動の結果として、何かいい
ことがあってもむやみに舞い上がり
すぎず、逆に、望まないことや嫌な
ことがあっても、やたらと悲しがりす
ぎないということです。この言葉を
唱えると、心が強くなり、トラブルのも
対処できるようになります。(中略)
その成功がタイミングや、周りの人
のサポートによる力添えの結果で
あっても、ついつい自分の能力を
過信し、周りへの感謝を忘れてしまい
ますからいい時にこそ、冷静になる
必要があるのです。(中略)
常に結果とそこにいたるプロセスをセ
ットで考え、自分自身でも納得がいく
プロセスと結果だったときに初めて
うれしさを味わい、自分をほめることを
お勧めします。
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▼うれしいことが続くとつい有頂天に
なってしまいます。人生もトータルに
考えるとほとんどそんなにいいことは
起こりません。たまにいいことがおこる
ぐらいです。そう思うと有頂天になるのも
解る気がしますが、感情の振幅の振れが
小さい方がより安定した生活がおくれます。
特に人生も後半になるとちょっとした悲しみ
が大きくなりがちです。そこはぐっとこらえて
悲しみすぎないことが大切ですね。