茂木健一郎著 PHP P130
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「45 他人とのかかわりは脳の
栄養源である」
人とのつきあいほど脳に栄養になる
ものはありません。もうお分かりの
ようにそれは常に予測がつかないも
のだからです。他人とのかかわりと
は、いわば悲喜こもごもの栄養源で
あり、望みさえすれば生涯を通して
の供給源です。(中略)
電車内でのちょっとした出来事が他
人同士のいざこざを生んだり、隣人
間の些細なトラブルが深刻な事件に
発展したりと、人とのつながりに臆
病にならざるを得ないニュースがあ
とを絶たないにもかかわらず、人間
はひとりでは生きていけない動物です。
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▼冒頭にある「人とのつきあいほど
脳にとって栄養になるものはありま
せん」こいう言葉にはじめて出会い
ました。驚きです。こういった刺激
が実は脳にとっても良いのでしょう
ね。やはり人との遭遇が脳の栄養
になるのでしょう。人類が言葉のな
い頃にお互いのコミュニケーション
はいったいどのようになされていた
のでしょうか。そこには壮絶はドラ
マが幾たびか展開されていたことと
思います。
ところでブログは脳にとっては最適
な栄養の供給減だと思います。コミ
ュニケーションのいわゆる「間」が
とても良いです。実に穏やかで、濃
密な時間を過ごすことができます。
また瞬時にまだ見たこともないよう
な場所に連れていってくれます。
ありがたい時代になったものです。