クッキングこめぞうの井戸端日記

こめぞう長屋の井戸端で縁台に腰掛けながら、暫し四方山話に花を咲かせましょう!
美味しいコーヒー入りましたよ

忘却の力

2009-11-12 23:06:30 | 読書(書評)(新)読書会


創造の再発見   P17
外山滋比古著 みすず書房

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「二本脚」

昔の人は60前でもう腰が曲がっていた
が、いまのようには転倒しなかったよう
だ。このごろ腰の曲がる人は比較的すく

ないが、転ぶ人が多い。もとはきいたこ
ともなかった大腿骨骨折というのが、珍
しくない。(中略)

同じように安定をのぞむならば、人間も
脚は4本ほしいところだ。イヌやネコは
人間のように転倒して骨を折るのは難し

いだろう。二本脚でひっくりかえらない
で、いられるにはバランス感覚のはたら
きを必要とする。子どもが生後しばらく

立つことができないわけである。大きく
なると二本脚で立てる。歩けるのが、曲
芸のようなものであることを忘れてしま
う。

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▼私の趣味に壬申の乱ウォーキングがあ
りますが、平地ばかりではなくて、結構
な坂道を登ることもあります。そんなと

き折りたたみ式の杖をついている人がか
なりみえます。文字通り転ばぬ先の杖で
しょうか。本書を読むと三つの支点があ

ってはじめて、ころばなくなるが、なお
不安定はまぬがれないとある。そしてつ
くなら二本杖。これはちょっと歩きにく

いのではないでしょうか。人は二本脚だ
から思考も右か左、白か黒に陥りやすい
年老いてくると二本脚ではなんともここ

ろもとない。
コメント (4)
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カレンダーの季節

2009-11-12 19:55:11 | 読書(書評)(新)読書会


この季節になるとカレンダーを
あちこちからもらう。今日も知り合い
からメモの書ける数字のカレンダーを

いただいた。行事が書けるのでありが
たい。この頃日にちが定かでなくなっ
て来たので、日めくりがあると日にち

を間違えずに済む。1冊、欲しいな~。

↑面白いジョークをみつけました。↓

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ジャパニーズジョーク辞典

吉川スミス著  大和書房  P60

「このカレンダーの子、可憐だ~」

年頃の息子の部屋に貼られている清純派
アイドルのカレンダーを見た際に使う。
その昔、自分が憧れていたアイドルの

話を派生させるなどして、親子の会話に
使いたい。

類 「このカレンダー、彼んだ~」

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